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2013年12月 5日 (木)

珠玉のクロアチア旅行(その2) オパティアの朝

翌朝は時差にもかかわらずいつもの通り午前6時前に起床してしまいました。そこで、朝食までの時間を利用して旅先での恒例としている早朝散歩に出かけることに。クロアチアでは10月末まで夏時間を採用しているため、夜が明け始めていました。昨夜、チェックインした時には照明が暗くて様子がよく分からなかった宿泊先ホテル“Hotel Agava”(ホテル・アガヴァ)のエントランスもはっきり確認できます。
 
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歩道に出るとホテルが厚い雲越しの明け方の弱い光に照らし出されていました。客室数が約80と思ったより小さなホテルでしたが、地中海風で重厚感にある外観は十分魅力的です。
 
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道路の反対側にもプチホテルが並んでいます。オーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)のようです。
 
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このエリアはホテルやレストランなどが立ち並んでいて、クロアチアの代表的な保養地らしい佇(たたず)まいです。観光案内によれば、イストラ半島の付け根、クヴァネル湾沿いに広がるオパティアは「クロアチアの貴婦人」とも称される高級リゾートとのこと。
 
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ホテル脇の階段を下りてみることにしました。右手の木立はアドリア海に面したアンジョリーナ公園です。
 
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ホテルの裏手に出ました。こちら側がオーシャン(あるいはシー)ビューの部屋です。
 
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右手のホテルも同じ系列のホテルのようで、プールなどの施設を共通して利用できるようです。
 
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オパティア湾に出ました。アドリア海(地中海)のリゾート地らしく、ヨットやクルーザーが多数停泊していました。
 
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アドレア海に突き出した小さな半島側から見たオパティア湾です。後方にホテル群が立ち並んでいるのが見えます。
 
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その半島にあるカフェバーGalija(ガリヤ)です。ガリヤと言えば私はシーザー(カエサル)のガリア戦記を連想しますが、古代におけるガリアは現在のフランスとその周辺地域を指すはずです。気になって調べてみました。シーザーが遠征したガリアは”Gallia”であり、このGalijaはセルヴィアとユーゴスラビアの有名なロックバンドの名前でした。80年代から90年代にかけて活躍したようです。実は、クロアチアではレストランやホテルの名前としても”Galija"がよく使われるようです。ちなみに、クロアチア語の"Galija"を英語にすると"Galley"(ガレー船)となります。つまり、古代ギリシャやローマでオールを主とし帆を従とした軍船のことで、私が大好きなスペクタル映画「ベン・ハー」では主人公が奴隷としてガレー船のオールを漕ぐシーンがありました。
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こちらの店にはヘミングウェイ・バーの看板が掛かっています。フロリダ半島南端の島にあるキーウェストでアーネスト・ヘミングウェイが晩年を過ごした住宅を家族旅行で訪れたことがありますが、クロアチアでなぜへミングウェイなのかが疑問でした。海をこよなく愛したヘミングウェイの名をアドリア海に面したオパティアのバーに使ったのかと考えましたが・・。そして思い出しました。ヘミングウェイの代表作「武器よさらば」の舞台(カポレットの戦いの地)はイタリア国境に近いコバリードでした。ヘミングウェイ自身も従軍記者としてこの戦線に参加しています。
 
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第一次世界大戦中に連合国側のイタリア軍と同盟国側のオーストリア・ハンガリー帝国(スロべニアとクロアチアなどはその領土)軍がスロヴェニアとクロアチアの領有権を奪い合った局地戦にイタリア軍兵士として参加したアメリカ人を描いた小説で、1957年には映画化されています。写真はその映画でヒロインのキャサリーンを演じた女優ジェニファー・ジョーンズになりきった(私が合成した)同行者です。
 
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桟橋(さんばし)からオパティア湾に面したホテル街を望むと、5つ星のアンバサドールホテルが一際大きく見えました。
 
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アンジョリーナ公園の案内看板(現在地は右下の角)には1844年に豪商が別荘として建設したヴィラ・アンジョリーナがほぼ中央に示されています。現在は博物館として内部が公開されているようです。
 
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表通りに戻って左手方向(アンジョリーナ公園寄り)に少し歩くと一際目立つ外観をしたブリストルホテル・オパティアがありました。客室が約80あるこのホテルは名前からみてイギリス系のホテルかもしれません。
 
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朝食がサーブされる時間が近づいているのでホテルへ戻ることにしました。エントランスの上に飾られた3本の旗のうち、中央にあるものがクロアチアの国旗です。汎スラヴ色の赤、白、青の横縞3色に分かれており、中央に位置するのは国章だそうです。赤と白のチェック柄(市松模様)はサッカーのクロアチア代表が着ているホームカラーのユニフォームと同じです。また、その上に並ぶ5つの紋章は左から、中央クロアチア(イタリアと接する地域)、ドゥブロヴニク(東端の飛び地)、ダルマチア(アドリア海沿岸地域)、イストラ(西端の半島地域)、スラヴォニア(北東地域)の5地域を表していることを知りました。
 
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(続く)

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