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2014年2月17日 (月)

救缶鳥

今日(2月17日)から「平成25年分の所得税の確定申告書」の受付が始まりましたので、朝一番に家を出て、路傍(ろぼう)の残雪に注意しながら、最寄りの税務署へと車を走らせました。いつもは駐車場に入るために車列を作って待たなければいけませんが、午前9時に到着した時には並ぶ車はなく、すぐ駐車場へ車を停めることができたのは幸運でした。そして、署内の申告受付にはすでに人の行列ができていたものの、約20分後には確定申告書を受領してもらえたことも。

例年、私は申告書を手書きで作成しています。国税庁のhpにある申告書の作成コーナーを利用しても良いのですが、アナログ人間である私は電卓を駆使(くし)しながら手計算で作成するのが性(しょう)に合っているのです。ましてや、電子証明書を取得し、かつ専用のICカードリーダライタ(約3000円)を購入する必要がある国税電子申告・納税システム(e-Tax)は敬遠しています。今年も還付金が期待できそうで、お嬢吉三(じょうきちざ)ではありませんが、『こいっあ春から縁起が良いわい!』の心境(しんきょう)です。

しかし、「好事魔多し」の諺(ことわざ)通りに、午後からは自動車ディーラーへ出掛けなければならないのです。某社製ハイブリッド車のリコール通知が先週末にわが家に届いたからです。早速、電話で予約を申し込みました。雪が融けるのを待って今日の午後を選びました。今週末には遠出を予定していますから、その前に修理(ハイブリッドシステムの制御ソフトを修正)してもらえば安心して出掛けられます。前口上(まえこうじょう)が長くなってしまいました。本題に入ります。

                             ☆

2月14日のお昼前、わが家に大きなダンボール箱が宅急便(ヤマト運輸)で送られてきました。箱の表面には奇妙な「救缶鳥」(きゅうかんちょう)の文字が大きく表示されています。8日前(2月6日)の午後9:54から放送されたテレビ東京の人気番組「カンブリア宮殿」を見て同居者が興味を持ったものです。他(ほか)ごとをしていたため番組の終盤しか観られなかった私に向かって同居者が、「世界に貢献できるパンの缶詰だって!防災にも役立つのよ!」と捲(まく)し立てました。さっそくネット検索で見つけたサイトにアクセスして「救缶鳥」なるパンの缶詰を申込みました。賞味期間は3年と十分長いのですが、15缶のセットが12,000円と決して安くはないのです。しかも、パンそのものが美味しいのかどうかも分かりません。しかし、防災対策にうるさい同居者の言うことに逆らうことができない私は、高い買い物にならないことを願いながら、試しにと1セットだけ申し込みました。

ダンボール箱を開けると、「オレンジ」「レーズン」「いちご」と表示された3種類の缶詰(直径約10cm、高さ約12cm)が計15缶入っていました。1缶の中味は200gで菓子パンの約3個分、通常の缶パン(保存パン)の2個分のボリュームがあるようです。
 
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同居者はさっそく「レーズン」の缶を開けました。プルトップ付きですから缶切りは不要です。しかも、「ダブルセイフティ」タイプが採用されていますから安全な構造です。
 
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試食した同居者は、「焼きたてのように柔らかくて美味しい」と満足しています。「防腐剤も入っていないんだって」と付け加えるのは、まるで救缶鳥のセールスマンになったようです。
 
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私もお裾分(すそわ)けに預かりました。しっとりした食感は非常食とは思えず、十分満足できるもので、ほんのりした甘味があり食べやすくする配慮がなされています。
 
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通常の非常食とは違い、2年が経過して使用しなかった場合は無償で回収してくれる仕組みがあります。つまり、2年後には世界の飢餓を救う義援物資として活用されるのです。しかも、次回の購入価格から1缶当たり100円がディスカウントされるそうです。ちなみに、「救缶鳥」を販売している株式会社パン・アキモトは昭和22年に創業したJR那須塩原駅の近くの「焼き立てパン屋」で、パンの缶詰のみのメーカーではないとのこと。そして、この「救缶鳥」は同社による国際義援事業の一環ですが、わが家のように個人客だけではなく、今や「救缶鳥」は全国の企業・自治体など約300の団体が備蓄しているそうです。

同社のhpによれば、インドネシアのスマトラ島沖で大地震が発生した時に同社が現地の知人から売れ残りのパンの缶詰を送ってほしいと頼まれたことがきっかけとなって考え付いたのが賞味期限前に回収する「救缶鳥」プロジェクトだったそうです。新しい救缶鳥を届けた帰りに缶詰を回収することで輸送コストを抑えることができるメリットもあるようです。つまり、ウイン・ウインの関係が成立するビジネスモデルなのです。

このプロジェクトに興味を持った方は参加されることをお勧めします。なお、価格(12,000円)に抵抗がある方は、例えば3人による共同購入(5缶ずつ)、あるいはやや割高ですが「カンブリア宮殿」の放映を記念した5缶セット(4980円)、のいずれかを選択できます。

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