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2014年3月10日 (月)

今年も高松市へ 峰山公園の古墳群Ⅵ

脇道は遊歩道と呼んでも良いような幅員(ふくいん)になりました。右手に木も切り株がいくつもあります。松くい虫に冒(おか)された松の木かもしれません。
 
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いよいよ1番「北大塚古墳」が現れました。全長40mの前方後円墳で隣接したいずれも小型の北大塚東古墳と北大塚西古墳を従えて、ほぼ東西(4時-10時)方向に伸びる極端に長いともいえる古墳です。います。『摺鉢谷(するばちだに)を取り巻く稜線(りょうせん)の北端に位置しており、接近して造られた前方後円墳2基と方墳1基の3基(いずれも積石塚)からなる。中央部の前方後円墳は全長約40mの規模を持ち、一部が崩壊しているものの形状をよく残している。東側に存在する古墳は石清尾山古墳群中でただ一基、確認されている方墳である』と説明されていました。
 
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前方に見えてきたのは北大塚東古墳(方墳)のようです。
 
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その上部に上がってみると縦方向に細長く伸びる石積みが確認できました。
 
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前方に一段と高くなった場所があります。北大塚古墳の後円部のようです。
 
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そこに上がってみると、その先にはまた低い場所が続きます。
 
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少し上方を見ると石清尾山方面が良く見えました。
 
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石清尾山の稜線を左に移動した場所に建物のようなものが見えます。気になってズームアップすると、やっと分かりました。マイクロ波の反射板(リフレクター)を組み合わせた無給電中継装置のようです。合わせ鏡のようにマイクロ波の進行方向を自在に変えられる仕組みで、中継器用の電源が要らない利点から山間地でよく利用されます。
 
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女木島と男木島方面
 
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高松駅と屋島方面
 
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歩いてきた東方向を振り返ってみました。立ち木の横当りが前方部でしょう。
 
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北大塚古墳の案内看板の場所まで戻って、古墳の左手に伸びる脇道を歩くと、北大塚古墳の後円部の先に出ました。北大塚西古墳のようです。上部の様子を確認したいところですが、この写真で十分でしょう。ここまで2時間あまりをかけて石清尾山古墳群にある9カ所(計11基)の古墳を無事に回り終えることができました。
 
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後先になりましたが、ここで石清尾山古墳群を俯瞰(ふかん)することにします。石清尾山古墳群は4世紀から7世紀にかけて造られた20基あまりの古墳があるそうです。4-5世紀にかけて造られた積石塚は全国的にも珍しく、形状が特異である双方中円古墳もある貴重な文化財といえます。積石塚古墳が出現した理由は、石清尾山では石(安山岩)を得やすかったためとする説と、積石塚は多く所在する朝鮮半島から渡来したとする説があるようですが、多数の古墳が築造された背景には大豪族(秦氏・綾氏などの渡来人を含む)がいたことは確かでしょう。5世紀の中頃になると積石塚は規模が縮小され、形状も円墳となって、さらに5世紀の終わりごろになると、もはや積石塚古墳は造られなくなる石清尾山の豪族が衰退したことを示していると思われます。

脇道は左方向へ緩(ゆる)やかにカーブしながら下方に下って行くようです。
 
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脇道を下りる降りる前に思い立って少しだけ右手へ入ってみることにすると、するととつぜん視界が広がました。見覚えのある自動車道と滝不動がある摺鉢谷(すりばちだに)です。往きに自動車道を歩きながら見上げた小山(8枚目の写真)の頂上部が今いる場所だったようです。
 
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積石が顔を出す脇道を下りはじめました。
 
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振り返ると木の根道でもありました。写真では分かりづらいかもしれませんが、かなりの急勾配(きゅうこうばい)です。街歩き専用の靴(くつ)ではなく、ハイキングにも使えるウォーキングシューズを履(は)いてきたことは正解でした。
 
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脇道はいつのまにか獣道(けものみち)のようになって下方へと続いています。
 
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(続く)

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