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2014年3月 7日 (金)

今年も高松市へ 峰山公園の古墳群Ⅲ

峰山公園の補正異端にある「はにわっ子広場」に到着しました。この施設は平成22年4月に宝くじの普及宣伝事業として設置されましたが、峰山公園の周辺が国の史跡に指定されている石清尾山古墳群であることから、古墳をモチーフとしているそうです。馬型埴輪(はにわ)、人型埴輪のハニ太郎、高床式家型埴輪などが並んでいるのが確認できます。
 
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全長58mのローラースライダーはハニ子(人型埴輪)と中心部の馬の埴輪(はにわ)を経て滑り降りる迫力満点の滑り台とのこと。たしかに、馬形の埴輪(はにわ)の中を通り抜けてループ状に長く伸びた滑り台です。
 
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「はにわっ子広場」とその奥にあるアスレチックコースとキャンプ場を通り抜けた場所で見つけた9番「石清尾山13号墳」は、横穴式石室を有する直径約9m、高さ約1.5mの小円墳(盛土墳)で、現在は天井石が取り除かれています。
 
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この石室からは須恵器の壷、坏(はい)、坏蓋(つきぶた)、土師器(はじき)の壺、皿、刀子(とうす)、鉄鏃(てつぞく、鉄製のやじり)など多くの副葬品が出土したそうです。
 
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石室の規模は全長4.2m以上で、埋葬が主に行われる石玄は長さ2.1m、幅1.5m、高さ1.2m以上、入口にあたる羨道部は長さ2.1m、幅0.9m、高さ1.3m以上と説明されています。
 
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両側に潅木(かんぼく)が多い茂る小道を抜けると石清尾山(標高232m)の頂上にある展望台に出ました。2階建ての施設です。
 
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展望台の最上部から西方を望みました。イオンモールがある本津川河口付近と瀬戸内海に浮かぶ大槌島(おおづちじま)方面です。
 
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余談になりますが大槌島で思い出したことがあります。同島は本州(岡山県)と四国(香川県)のほぼ中間に位置する小さな無人島ですが、珍しいことに両県の県境が島の中心を横切っているのです。海における県境は島と島の間に設定されるのは常ですが・・。調べてみると、江戸時代中期(1700年代初頭)に2つの県(当時は国)の漁師の間で漁場争いが起こり、幕府の裁定で現在の境界(同じく国境)が決定したそうです。同じことが岡山県玉野市の近くにある井島(いしま)でも発生して、同じ裁定が行われたとのこと。他県にも県境が横断する島が計5カ所あるようですから、興味のある方は探してみると良いでしょう。ちなみに、ヒントは四国(+3島)・赤穂・岩国です。
 
香東川(こうとうがわ)の河口付近と郷東大橋、瀬戸内海の対岸は玉野市の直島など直島諸島でしょう。ちなみに、上記の井島はこの直島諸島に属しています。
 
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女木島(めぎしま)とその影にある男木島(おぎしま)は合わせて雌雄島(しゆうじま)とも呼ばれるようです。両島と向かい合う高松市街地には高松駅から乗車した市民病院循環バス(西回り)で通過した高松中央卸売場が確認できます。さらに手前は四国旅客鉄道高松運転所と予讃線も。よく見ると、海岸線に近い場所にブイのようなものが並んでいました。あとで確認すると、冬季だけ設置されるのり網施設と浮標灯でした。
 
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高松駅周辺と屋島の遠望です。屋島は源平の合戦で知られます。名前の由来になったように屋根のような平坦な頂部と急な崖に囲まれた形状は地理的に表現すれば浸食によって生じたテーブル状の台地(メサ)で、国内では群馬県の荒船山など数例が見られるだけですが、アメリカの西部(テキサス州北部、ニューメキシコ州、アリゾナ州、コロラド州、ユタ州、ワイオミング州など)で多く見られる乾燥地形です。メサがさらに浸食された孤立丘(ビュート)であるモニュメントバレーや大渓谷のグランドキャニオンが代表格です。
 
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西側にある散策路にはいりました。峰山ハイキングコースの標識には『猫塚まであと1.4km』と表示されています。
 
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第3駐車場まで戻って、おぼろげな記憶を頼りに梅園へ向う脇道に入り、車止めの先にある梅林のスロープを上がりました。次の目的地はこの梅園内にあるはずです。
 
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右手に見えるのは先ほど通過した東石清尾地区のようです。見覚えのある休憩所が確認できました。
 
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中央部に東屋風の休憩所がある園内ではさまざまな種類の梅の花がほころび始めていました。
 
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梅園の奥にある8番「石清尾山古墳9号墳」は前方部を西方に向ける前後円墳(長さ約27mの規模、積石塚)です。
 
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石清尾山古墳群の中では他の主要古墳と離れています。
 
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前方部の高みから高松駅付近が見えます。
 
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梅園の隣にある畑の境界にそって石積みが伸びています。遺跡ではなく、後の時代の人が石を利用(流用?)して作ったものなのでしょう。アスレチックコース付近にも似た石積みがありました。
 
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(続く)

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