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2014年4月24日 (木)

九州を横断するドライブ旅 宇佐神宮(その2)

ひときわ大きな鳥居は宇佐鳥居
 
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階段参道の脇にはきれいな苔(こけ)が生えています。傘を差しながら撮影したため、手振れ写真になってしまいました。
 
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新緑のトンネルを抜けるような参道
 
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タコの足のように根を張った大木
 
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上宮の西大門(さいだいもん)を入ります。文禄年間(1592年~)に桃山風の華麗な構造に改築され、屋根は切妻(きりづま)および向唐破風(むこうからはふ)造りで桧皮葺、内部はとくに極彩色が多用されています。ちなみに、向唐破風は唐破風の一種で、葺(ふ)き下ろしの屋根の上に千鳥(ちどり)破風のようにして造られます。大分県の重要文化財に指定されています。
 
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正面に工事用の覆(おおい)いを被(かぶ)せられた建物が見えました。回廊(かいろう)に囲まれた上宮の本殿(国宝)のようです。
 
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左手には西大門の外からも一部が見えた神井(しんい)です。
 
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祭神である第15代応神天皇が崩御(ほうぎょ)されて1700年を迎えた式年大祭だけでなく、例祭にも天皇陛下が幣帛料(へいはくりょう、神への奉献)を奉(まつ)られことが表示されています。
 
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宇佐神宮の本殿には三神が祀(まつ)られています。一之御殿には第15代応神天皇(八幡大神)が、二之御殿には比売(ひめ)大神、三之御殿には神功(じんぐう)皇后が祭神です。八幡大神は応神(おうじん)天皇のご神霊(しんれい)であり、宇佐神宮は全国4万社を超える八幡宮の総本社です。神代に比売大神が宇佐嶋(宇佐神宮の南にそびえる御許山)に降臨されたと日本書紀には記されているそうです。神功皇后は応神天皇の御母です。このため、皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として崇敬(すうけい)されているそうです。
 
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第15代応神(おうじん)天皇は大和武尊の父である第13代景行(けいこう)天皇の三代あとの天皇とされますが、その実在性についてはいまだ諸説があるようです。神功(じんぐう)皇后は三韓征伐(朝鮮半島へ出兵しての新羅を降伏させ、百済と高句麗あるいは弁韓も支配下に置いた戦い)を行ったことで知られますが、朝鮮半島からの帰途に筑紫の宇瀰(うみ、福岡県糟屋郡宇美町)で応神天皇を生んだと伝えられます。応神朝の天皇が11代続いたあと、第14代武烈(ぶれつ)天皇に後嗣(こうし、跡継ぎ)がなかったため、応神天皇五世の子孫とされる第26代継体(けいたい)天皇が登場したことが古事記と日本書記に書かれています。現在の皇室は継体天皇を初代とする王朝であるとの説が有力です。私が強い関心を持つ継体天皇とその縁(ゆかり)の地についても、「大和路」「近江・湖西ドライブ」「河内ドライブ」「西国街道巡り」「最近読んだ本」の各記事で紹介しています。 

 

上宮の前に出ました。左手が上宮で、前方は樹齢約800年のご神木と祈祷殿(きとうでん)・絵画館、そして右手には社務所が配されています。
 
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まず、一之御殿にお参りします。通常の神社のように二拝二拍手一拝(礼)ではなく、伊勢神宮・出雲大社・熊野神社といった古社と同様に、二拝四拍手一拝をするのが正しい作法です。その基本動作だけではなく、お参りする前に軽く頭を下げ、しっかり鈴を鳴らし、賽銭(さいせん)を賽銭箱に静かに(丁重に)入れ、深く二度お辞儀(じぎ)をして、拍手するときには掌(てのひら)を少しずらして両手の指がそろわないようにすると良いと思います。そして、最後にもう一度お辞儀をします。お参りは、神様にお願い事をするのではなく、神様に感謝の気持ちを伝えることが目的なのです。
 
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次は上宮南楼門(なんちゅうろうもん)と回廊の奥にある二之御殿です。
 
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そして、三之御殿にもお参りしました。
 
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お参りをすませたあとは絵画館へ向かいます。
 
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階段を下りた地下1階にその入り口がありました。注)館内は撮影不可
 
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絵画館は地下1階に宇佐神宮の歴史(神代から江戸時代まで)についての絵画が15枚の絵と文、地下2階には和気清麻呂公のご事情(弓削道鏡事件と宇佐宮)関連が16枚の絵と文で解説されていました。数年前に弓削道鏡に興味を持った私は、それ以来宇佐神宮に参拝したいと思っていましたが、今回の旅でやっとそれが叶(かな)いました。「奈良仏教」「悪人列伝」「河内ドライブ」などの記事で弓削道鏡と宇佐八幡宮神託(しんたく)事件を解説していますので、ここでは説明を省略します。

 

絵画館から出た同行者は御神木からエネルギーをいただいているようです。
 
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絵画館の近くにある宇佐神宮奥宮大元(おおもと)神社遥拝所(ようはいじょ)
 
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宇佐神宮から4kmほど南東の御許山山頂(標高647m)にある奥宮方面は、残念なことに雨と雲で霞(かす)んでいました。
 
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(続く)

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