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2014年5月14日 (水)

九州を横断するドライブ旅 黒川温泉を経由して杖立温泉へ(前編)

県道40号から県道11号(やまなみハイウェイ)に入ります。「ぐるっとくじゅう周遊道路」は九重連山を大きく周回する延長約70kmの道路です。県道40号、県道11号(やまなみハイウェイ、約2km)、国道442号(旧小国街道)、県道669号、県道30号(豊後街道)、竹田市道、由布市道、県道621号、そして県道40号に戻るルートには興味がありますが、今回は県道621号と県道40号、県道11号の区間(計約17km)だけを走行することで我慢(がまん)することにしました。
 
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九重連山の西方を通過すると、前方に阿蘇盆地の雄大な景観が広がりました。道路の右手にある「阿蘇ジオパーク」の看板が目に留まりました。
 
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阿蘇ジオパーク(ASO GeoPARK」は、阿蘇山および周辺地域において「阿蘇火山の大地と人間生活」をテーマとして、資源の保護と活用の両方を重視する活動であり、主に保護を目的とする世界遺産とはことなるのだそうです。日本ジオパークが認定した地域は阿蘇を含めて25地域、世界ジオパークが認定した地域は国内6か所(洞爺湖有珠山・糸魚川・山陰海岸・島原半島・室戸・隠岐)を含めて26か国に90地域あるそうです。
 
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国道442号へと右折しました。この先の442号は「ぐるっとくじゅう周遊道路」に含まれません。右手の山は九重連山の一峰、猟師山(標高1423m)のようです。
 
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前回(10年前に)の旅行で宿泊した黒川温泉を通過します。木立の先に見える建物が宿泊した「瀬の本館 夢竜胆(ゆめりんどう)」です。
 
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国道442号から国道387、さらに国道212号のルートを約20km走って熊本県阿蘇郡小国町(おぐにまち)にある杖立(つえたて)温泉に到着。広い駐車場(無料)に車を停めました。この日も午後5時半でした。宿泊するのは観光ホテルの肥前屋(ひぜんや)です。様々な旅館が22軒存在するなかで一番大きな宿泊施設のようです。
 
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杖立温泉にまつわる伝説によると、応神天皇の産湯として使われたとされることから約1800年の歴史があるそうです。また、「杖立」の名前の由来は、『平安時代の初めの頃、旅の途中で訪れた弘法大師空海は温泉の効能にいたく感銘され、持っていた竹の杖を立ててみたところ、節々から枝や葉が生えてきた』、あるいは『杖の助けを借りてやってきた人が、湯治により健康を取り戻し、帰る時には杖なしで済む(効能がある)こと』から名づけられたと伝えられるようです。『湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立おいて 変える諸人(もろびと)』という弘法大師の歌が引用されています。じつは、私が尊敬する弘法大師に所縁(ゆかり)があると知ってこの温泉地を選んだのです。
 
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『天然欅(けやき)大巨根は推定年齢約300歳でホテル館主が所有する山林にありましたが、平成5年の大豪雨で一本立ちしたまま国道に押し出された。それを館主が先頭になって磨き上げて、フロントとロビーがある新館「数奇屋丸」のオープンを記念するモニュメントとして置かれた』と説明されています。
 
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豊後国(大分県)と肥後国(熊本県)の県境にあるホテルで、館内の廊下に県境の表示がありました。ところで、肥後国にあるのにホテルの名前がなぜ「肥前屋」なのでしょうか。
 
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我われの部屋は熊本県側でした。
 
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広めのエントランスの先には10畳の和室と3畳ほどの洋室がついた部屋に案内されました。窓の外には杖立川の清流とその上で泳ぐ無数の鯉(こい)のぼりが見えます。鯉のぼりの先に見える屋根つきの橋は「もみじ橋」です。
 
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杖立温泉観光協会のhpによると、『もみじ橋の屋根には「絵馬(えま)」のような形をした小国杉で作られた「絵鯉(えこい)」がたくさん飾られている。もみじ橋のたもとの「ふるや工房」で鯉のかたちをした杉板を販売したところ、願い事を描き、もみじ橋に吊すと、願い事が叶うといつの間にやら言われ始めた。特に「恋(こい)」が叶(かな)うと評判になっており、今ではほんとうにたくさんの絵鯉がかかっている』と説明されています。

 

夜は団体客で混(こ)むので宿泊者が無料で利用できる「五湯めぐり」のなかでも「吉祥(きっしょう)の湯」は食事の前に利用した方が良いとのフロントのアドバイスにしたがいました。「ひぜんや」から専用のマイクロバスによる送迎サービスがありました。入り口(玄関)に「ひぜんや 吉祥の湯」とありますから、ホテルが経営している立ち寄り湯のようです。ちなみに、宿泊者は無料ですが、外来入浴の料金は大人850円。
 
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下足所を過ぎると、ホテルと同じ足元照明の行灯が置かれた階段状の廊下がコの字型に折れ曲がって続き、階下に受け付けとロビーがありました。ロビーに続く脱衣場は十分な広さがあります。
 
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その奥には大きな洗面台がありました。
 
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東屋のある大きな岩風呂を独占して湯を楽しむことができました。泉質は単純温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)、湯温は44~98度(温度の異なる三つの源泉で温度調整されている)。
 
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岩風呂の先には行灯が並ぶ散策路が続いていますが、よく見るとその両脇に東屋のある浴槽が4つ並んでいました。左手には真四角の溶岩風呂と、その先には壺湯(つぼゆ)に似た丸太風呂(巨木を丸々一本くり抜いて作った浴槽)が3つ並んでいます。
 
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右手には木風呂と
 
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やや小さめの岩風呂があり、双六(すごろく)のようにすべての風呂を梯子(はしご)してしまいました。
 
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(続く)

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