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2014年5月 2日 (金)

九州を横断するドライブ旅 別府を経て湯布院の東匠庵へ(その1)

宇佐市で寄り道をしたため、予定したスケジュールよりかなり遅れてしまいましたので、国道10号ではなく宇佐別府道路を使って別府へ向かうことにしました。「双葉の里」のすぐ先にある下庄交差点を左折、定規で線を引いたような一般道を走って国道10号(国道213号)に出て、宇佐別府道路の宇佐ICへ向かいました。別府ICまで約33km(約30分)ですからスケジュールをかなり挽回(ばんかい)できそうです。しかし、何ということか別府ICの2つ手前の大分農業文化公園ICから先は濃霧のため通行止めになっていました。ここまでの割引料金は260円です。

 

県道42号に出て、さらに県道24号で別府を目指すことになりました。宇佐別府道路の速水(はやみ)IC脇を通過、曲がりくねった山道を走って小浦交差点で国道10号に行き当たりました。混雑する国道10号をなんとか抜け、県道645号にそれて、さらに日豊本線の亀川駅付近で県道642号に入りました。血の池地獄、かまど地獄、山地獄など40年前に訪れた場所が続きますが、雨による渋滞が続くため、立ち寄らずに通過しました。鉄輪温泉交差点で国道500号に出ました。写真は交差点のすぐ先にある海地獄の入り口です。周囲の山が煙っている様子が写真に写っています。
 
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坊主地獄先交差点で国道500号から県道11号(九州横断道路)にそれて、その急坂を上ると霧がだんだん濃くなってきました。
 
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大分自動車道の別府ICを通過すると、右手に鶴見岳(標高1375m)が見えるはずですが残念なことに濃い霧に包まれています。峠のような場所を過ぎた城島(きじま)高原付近で霧が少し薄くなりはじめ、路面の視界が良くなりました。 

 

由布(ゆふ)市に入ってすぐに到着した見覚(みおぼ)えのある狭霧台(さぎりだい)から由布岳(ゆふだけ、標高1583m)を望みました。豊後(ぶんご)富士とも呼ばれるようです。
 
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休憩しながら眺(なが)めていると靄(もや)が晴れてきました。
 
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金鱗湖(きんりんこ)には前回立ち寄っていますからパスしてその日の宿泊先へ向かいました。念のためにとカーナビに入力しにも関わらず少し行き過ぎてしまいUターン、小さな看板を確認して民家の脇に伸びる路地に入りました。「こんなところに本当に旅館があるの?」と同行者は心配します。なんとか午後5時半に東匠庵(とうしょうあん)を見つけました。門の前にある6台で一杯となる小さな駐車場(無料)には幸運なことにまだ空きスペースがありました。

 

前回湯布院を訪れたときには、県道11号で少し由布院駅寄りの彩岳館(さいがくかん)に宿泊して、高台から由布岳を背景とする湯布院の町並みを楽しんだことをよく覚えています。ほぼ同じ景色を期待して予約した東匠庵は、すべてがコンバクトで、年配者が落ち着いて滞在できる隠れ宿の雰囲気もあります。そして、ロビーの大きな窓から見る景色には、眼下を通過する久大線の真っ赤な電車が加わりました。植栽(しょくさい)の先にその線路が見え隠れしています。
 
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渡り廊下を通って、離れにある部屋に通されました。
 
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和室には大きめの櫓炬燵(やぐらごたつ)が置かれており、
 
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天井は古民家風に鴨居がむき出しになっています。
 
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部屋付いている半露店岩風呂
 
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一段高くなった寝室も余裕を感じさせる広さです。
 
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寝室からロフトへ上がる階段がありました。アメリカのコンドミニアム形式のホテルのようですが、かなり狭いようです。
 
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ロフトに上がってみました。狭い場所に座椅子が2つ並べて置かれていました。小さな障子が目の前に・・。
 
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その障子を開けるとすべてが理解できました。由布岳を自室から眺(なが)められる趣向(しゅこう)なのです。旅館の別棟が眼下に見えるのは残念ですが、由布岳の景色を楽しむにはまったく問題ありません。菜の花が植えられた田圃(たんぼ)が色彩のアクセントになっています。
 
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テレビ朝日系列で放送されている人気番組「建物探訪」のように部屋を見て回った時に夕食の時間になりました。一風呂浴びてからにしたかったのですが、チェックインが5時半と遅かったため、我われは夕食の一番早い時間帯(午後6時から)を割り当てられたのです。渡り廊下を本館まで戻ると、食事処の個室へ案内されました。会話が軽妙な支配人さん自らが細かく説明しながら一品ずつ配膳(はいぜん)してくれました。

 

先付けは、タコ、ゴマ豆腐、木の芽ソース、うるい、タケノコ、花弁ユリ根が春らしい器に少量ずつ盛られています。そして、小鉢(写真右)は、タケノコ、ウド、イカ、こごみ(クサソテツの若芽)、梅肉和(ばいにくあ)えが上品に。
 
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椀物(わんもの)は、鮎魚女(あいなめ)、蛤黄身揚(はまぐりきみあ)げ、シイタケ、アスパラ、ワラビ、木の芽がすまし汁から浮き出て見えます。
 
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造りは、ヒラメ、本マグロ、イカが少量ずつ生け花のように涼しげな器と大根の桂むきを使って盛られていました。
 
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同行者は大根の桂(かつら)むきで作られた花がいたく気に入ったようで、そのできばえに何度も感心しています。ベージュ色の花弁で変化を持たせるとともにニラを使って茎(くき)を表現しています。
 
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(続く)

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