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2014年6月20日 (金)

九州を横断するドライブ旅(最終回) ハウステンボスを後にして、帰路に就く

宮殿のバロック式庭園に出てみました。オランダの宮殿のために設計されたものを現代になって実現したものと説明されています。緑色の庭園に置かれた純白の大理石で作られた彫像がひときわ目立ちます。ギリシャ神話に登場するオリンポスの神々が繰り広げるストーリーをベースにしているようです。中央に細長く伸びる噴水池の先には大きな噴水が唯一ダイナミックな動きを見せています。そして、庭園の一番奥にはドリス風石柱神殿の間があります。ちなみに、冬季(11月初旬~4月初旬)には音楽に合わせてイルミネーションが変化する「光の宮殿」のアトラクションが開催されるようです。
 
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このバロック式庭園などの平面幾何学式庭園(へいめんきかがくしきていえん)はフランスが発祥の地ですが、後に西洋全体に広がりました。通常は館を中心とする軸線上に伸びる道の両側にシンメトリー(左右対称)にレイアウトされます。フランスのヴェルサイユ宮殿の庭園がその代表例です。
 
 

私は両側にあるこの緑のトンネルが気になりました。
 
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さらに左手にあるエリアはシンプルなデザインです。この庭園を見ているとイタリアとづランスの合作映画、「去年マリエンバードで」(1961年)のロケ地となったミュンヘンにあるニンフェンブルグ城のフランス庭園を想起してしまいました。ちなみに、ノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世はこのニンフェンブルグ城は産まれました。
 
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美しいバロック庭園を楽しんだあと、宮殿内に戻りました。右手にある部屋では「自動演奏楽器フィオリーナ」のアトラクション(午後の部)が始まったばかりでした。ハウステンボスのhpで調べると、約100年前にドイツで作られたというフォオリーナはピアノと3台のバイオリンで構成され、曲が記録されたロールペーパーの穴情報にしたがってピアノが自動演奏し、「ふいご」で作られた風を送り込まれたバイオリンはまるで人間が弾くようにみごとに指(レバー)を使って演奏するそうです。残念ですが先へ進みます。
 
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ハウステンボス美術館(入館料600円)はオランダ宮殿内の美術館が忠実に再現されているそうです。世界の美術品を集めたさまざまな企画展が開催されますが、ハウステンボス美術館が所蔵する9000点のコレクションから、油彩画やガラス、陶磁器に花を描いた作品を「百科繚乱(りょうらん) 花咲くアートの世界」(4月12日~7月14日)として紹介していました。ヨーロッパの王侯貴族に愛された花のアート作品の中でも、最大のハイライトは1873年のウィーン万国博覧会に出品された、貴重な有田焼の大皿(写真左手のポスター参照)でした。
 
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午後4時近くになりましたので、荷物を預けているホテルへ向かうことにして、「パレス ハウステンボス」の門へ向かって歩きました。
 
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門を出てなだらかな坂道をしばらく下りると、「フラワーパレード」の行列と偶然行き交(か)いました。衣装の色が違いますから、朝のメンバーとは入れ替わっているようです。
 
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フォレストヴィラのフロントに到着したのは、次のホテル受付行きバスまで約10分の余裕がある、午後4時5分です。フロントで荷物を受け取り、停留所の番地に腰かけて午後4時17分発のバスを待ちました。
 
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長崎空港で乗るフライトは午後7時発です。私の計画では、佐世保市のハウステンボスから大村市にある長崎空港まで約30kmのドライブは1時間弱が必要で、タイムズレンタカー長崎空港店は空港外にあるため料金清算と連絡橋である箕島(みのしま)大橋(約1km)を渡る時間を計30分と見積もりました。1時間前に長崎空港へ到着するためには、遅くとも午後4時半にホテル専用駐車場を出発する必要があると逆算しました。
 

予定した通りに午後4時半にホテル専用駐車場を出発することができました。長崎空港へ向かう海岸沿いの国道205号はところどころで軽い渋滞が発生しましたが、レンタカーの事務所では5分足らずで返却手続きが終わり、すぐ空港までマイクロバスで送ってもらいましたから、余裕をもって長崎空港のカウンターでチェックインできました。

 

1時間以上ある待ち時間を利用してターミナルビル内で軽く夕食を摂(と)ることにしました。長崎と言えば、チャンポンと皿うどんが有名です。1階を探すと五島うどんの「つばき」がまず目に入りました。心惹かれますがその奥にあって「チャンポン」の看板が目立った中華レストラン「牡丹(ぼたん)」に入ることにしました。
 
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単品の長崎ちゃんぽん(1030円)や長崎皿うどん(1030円)はボリュームがありすぎますから避けて、Aセット:ミニちゃんぽんと餃子(ぎょうざ、4個)(1130円)にミニ炒飯(ちゃーはん)を追加して注文しました。これで同行者と私の2人分としてちょうど良いのです。撮影前に同行者が餃子を一個つまんでしまいました。ミニちゃんぽんはそれほどでもありませんが、控え目に味付けをされた炒飯と皮の柔らかい餃子を美味しく食べました。同じAセットでもミニ皿うどんにすれば良かったかもしれません。
 
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復路は往路と同じ全日空を選びました。19:00発のANA670便です。
 
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すでにタラップに横付けされています。後方の主滑走路を日本航空(JAL)機が滑走しているのが見えます。その先の小高くなった場所には植栽(しょくさい)でNAHASAKIと描かれています。
 
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斜め前方からも撮影しました。ANA670便の機体はボーイング社製ワイドボディ双発ジェット機のB777-200で、全幅60.9m、全長63.7m、航続距離9649km、乗客数405です。往きに乗ったB737-800よりもかなり大型機です。
 
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B777-200のエンジンはロールスロイス、P&W、ゼネラルエネリックの3社の製品が採用されていますが、全日空の場合はP&W4074とP&W4077の2種類です。機体には双発機による長距離運航安全基準であるETOPS(Extended-range Twin-engine Operational Performance Standards)の表示がありませんから前者の方でしょう。
 
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ANA670便の近くに駐機するJ-AIR機は午後6時45分初の伊丹空港行きと思われます。同社は大阪・伊丹空港をベースにする日本航空グループの会社で、使用する機体はブラジル製のエンブラエル170(E170)のはずです。イタリアでローマからトリエステまで乗ったアリタリア航空の機体であるエンブラエルE175の弟分に当たります。
 
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定刻に搭乗が始まりました。機内持ち込み手荷物の少ない私と同行者はほぼ最後に機内へ入りました。夕方の便ですから満席に近い状態です。
 
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ANA670便は定刻より約5分遅れでターミナルを離れました。そして離陸するとあっという間に機体は暗闇に吸い込まれ。

 

<同行者のコメント> 今回もずいぶん長いブログ記事になりましたね。事前に細かい予定を立てた上に、現地でも熱心にアイフォーンを使ってメモを書いていると思いましたが、ずいぶんいろんなことを書き込んでいたことが今になって分かりました。訪れた場所のなかには退屈なとこともありましたが、宿泊したホテルの部屋や食事も十分満足できるものでした。そして1泊したハウステンボスではたっぷり楽しめたことがとても良かったと思います。

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