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2014年9月11日 (木)

ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2014(その1)

この日の最終目的地であるCOREDO室町に到着しました。同行者は日本橋ふくしま館で買い求めたものがたっぷり入ったピンク色の手提(てさ)げ袋を持っています。
 
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7月11日から9月23日までCOREDO室町の5階にある日本橋三井ホールで開催されている展覧会「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2014」に参加することが訪れた目的です。ちなみに、「ECO EDO」とは江戸時代に育まれた「共生のこころ」と「循環の仕組み」を現代に取り入れ、新しいライフスタイルとして日本橋から発信する取り組みとのこと。

 

アクアリウムは水生生物の飼育設備を指す言葉ですが、単なる水槽(すいそう)あるいは水族館ではなく芸術性を持たせたことで「アートアクアリウム」と呼んでいるようです。アクアリストである木村英智(ひでとも)氏がプロデューサーを務(つと)めるこの展示会は、「江戸・金魚の涼&ナイトアクアリウム」をキャッチコピーにしているように、日本の伝統美である粋(いき)を現代アートとして発展させたようです。ちなみに、午後7時から開催されるナイトアクアリウムは大人向けの演出(音楽・照明の演出とカクテルなどのドリンク)がなされています。

 

2011年から開催されている「アートアクアリウム」(累計入場者300万人超)には以前から興味をもっていました。先に訪れた友人が絶賛する一方、過密さ・強い光照明・きれいすぎる水によるストレスが金魚を虐待(ぎゃくたい)するという意見がネット上で散見され、その当否(とうひ)を見極(みきわ)めたいとの思いを持って訪れたのです。

 

COREDO室町内のエレベーターで「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2014」のエントランスがある4階へ上がりました。日本橋三井ホールの入り口に混雑の表示がありますから、入場制限があるかもしれません。
 
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当日券(大人1000円)を購入。私と同行者が訪れた12時半過ぎには幸運なことに入場制限がありませんでした。
 
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エスカレーターで5階の会場へ向かいました。
 
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関連グッズを販売するショップを抜けて展覧会場に入りました。照明を落とした薄暗い会場の入口付近には約1000年前、金魚が中国で人工的に(突然変異で)生み出されてからの歴史、および室町時代に伝わった日本で大きな進化を遂げて、江戸時代後期には金魚が多くの人々に愛されるようになった経緯が詳しく解説されています。

 

そして、アートアクアリウムでは金魚の飼育にあたって栄養価の高い食事・水質浄化・生体管理に十分注意を払っており、展覧会が終わると金魚たちは金魚市場の池や問屋さんに戻され、珍しく手に入りにくい種類だけは手元に残して大事に世話することにしていることも付記されていました。

 

『イタリア・ヴェネツィアの世界最高峯ガラスアートブランドの“VENINI”との共同作品「金魚」は、土佐錦魚(とさきん)のゆらめく尾びれを象徴的に表現し、見た目にも金魚を感じさせるガラス製の金魚鉢。これは建築家・安藤忠雄氏に次いでアジアでは2人目である』とアートアクアリウムのhpに説明されています。ちなみに、木村英智氏は2012年に、同社のデザイナーとして、世界的なアーティストとして本格デビューを果たしたそうです。会場内はフラッシュが使えませんので不鮮明な写真が含まれていることをご容赦(ようしゃ)ください。
 
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最初のエリア「ボンボリウム」(雪洞)はアクアリウムを証明に見立てたシリーズで、江戸時代から現代に至るまで親しまれている雪洞(ぼんぼり、せつどう、せっとう)をイメージした作品群です。
 
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続く「金魚品評」(A show of Kingyo)エリアは水面が波立たない円形の水盤の中を優雅に泳ぐ金魚を上から楽しむ作品群を展示しています。その最初は「頂天眼」(ちょうてんがん)。出目金(でめきん)より体形は長めで、色は赤味を帯びた黄、背びれがなく、目は上方を向いていることが特徴。望天魚(ぼうてんぎょ)とも呼ばれるようです。
 
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次は「マーブルらんちゅう」。らんちゅう(蘭鋳)は、体つきが丸く、頭部に肉こぶが発達し、背びれがなく、尾が小さい金魚で、丸子(まるこ)あるいは蘭虫(らんちゅう)とも呼ばれるそうです。
 
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「黒らんちゅう」
 
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三尾和金(みつおわきん)は、名前通りに尾鰭(おひれ)が3つに分かれている、フナに似た流線型の金魚です。ちなみに、和金は中国から日本へ最初に入ってきた品種を指(さ)し、そのあとに輸入された他の金魚と区別するため和金と呼ばれています。「金魚すくい」には小赤(こあか)と呼ばれる小さな和金、あるいは少し大きい小赤である姉金(あねきん)が使われることが多いようです。
 
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(続く) 

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