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2014年11月 8日 (土)

臺灣縦断超速美食紀行 高雄市の六合夜市(前編)

中華四路と中華三路を北進したバスが六合二路との交差点を右折する時に、2階建てのバスから六合夜市(りうほーいえしー)の全景を撮影しました。果てしなく続いているように見えます。ここで、プチ情報です。台湾では市街地の長い道路は主要道路との交差点を境界として、いくつかの区間に分け、北あるいは東から追番を付けられています。つまり、中華三路は中華路の北から3番目の区間で、六合二路は六号路の東から2番目の区間です。また、市街地で東西に延びる道路には南から順に追番(1-10)が振られています。つまり、六合は南から六番目の主要道路と言えるでしょう。
 
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交差点の脇に立つ案内看板です。夕食を済ませたばかりですから、見物するだけにしました。ちなみに、この六合夜市の長さは約380m。

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六合二路を通行止めにして、明々と照明された屋台が左右に計2列並んでいるようです。
 
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さっそく、六合夜市に足を踏み入れました。2列並ぶ屋台の中央にはテーブルとイスがぎっしり並べられ、飲食を楽しむ人たちが座っています。屋台の後方に看板が確認できる通常の飲食店が出す本格的な料理と、屋台が提供する手軽な料理である小吃(しゃおち)とはうまく共存しているのでしょう。右手前の屋台に「檸檬愛玉冰」の文字が見えます。「檸檬」はレモンで、「愛玉」は愛玉子という植物の種から作るゼリーですから、それらに氷を入れたものでしょう。その「愛玉冰」および疲労を取ると言われている薬草「仙草」をゼリーにしたものに氷を入れた「仙草冰」はいずれもNT$20(約70円)であると表示されています。
 
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この屋台には生の蛤(はまぐり)・小海老(こえび)・牡蠣(かき)などが並んでいます。好きなものを選んで調理あるいは茹(ゆ)でてもらうのでしょう。ところで、左端の食材は貝とスライスされた蛸(たこ)のように見えますが、何であるかは確認できませんでした。
 
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これは鰡(ぼら)の卵巣で作られた高雄名産の唐墨(からすみ)で、台湾語で「烏魚子」(おーひーじー)と表示されています。これも屋台で焼いてもらって食べるのでしょう。ちなみに、唐墨はもともとギリシャやエジプトで作られていたものが、中国を経由して日本へ伝わったそうです。名前の由来は唐(中国)の墨に形が似ていたことに因(よ)ります。
 
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粽(ぞん、日本語ではちまき)を売る屋台の看板には日本語風に「六十年老店 祖傳の好滋味 老牌」「焼肉粽・花生粽」と大きく表示されています。老牌(らおはい)は「古くから名の知れた」という意味です。また、「焼肉粽」は豚の焼肉を、「花生粽」は落花性(ピーナッツ)を、それぞれ入れた粽です。もち米を使った料理である粽は1000年ほど前に日本へ伝わりましたが、もち米の形を留(とど)めた原型(日本の赤飯と同様)とは違い、もち米の形が分からないものが日本では一般的になりました。
 
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烤」は火で焼く、つまりバーベキュー(串焼き)のことで、「野生」とは養殖ではない、つまり天然産であるという意味です。手前には鮑魚(あわび)と干貝と並んで蝦(えび)の遠い親戚である蝦蛄(しゃこ)も売られています。中段には大きな海老(えび)、上段には牡蠣(かき)や小さな蟹(かに)などが並んでいます。ちなみに、蝦は泳ぐエビで、海老は海の中を歩くエビとして、漢字を使い分けているようです。
 
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六合夜市の混雑はどこまで進んでも絶えません。
 
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この屋台では大きな「野生金眼鯛」(天然産金目鯛)と「野生紅點石斑」(赤い点が特徴である天然産キジハタ)が一両(尾)NT$65(約230円)およびNT$60(210円)と信じられない安さで売られています。「野生帝王蟹」(天然産タラバ蟹)もわずかNT$75(約270円)。
 
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大きな生牡蛎(なまかき)が屋台に並べられています。奥には龍蝦(伊勢海老のこと)の刺身も。
 
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飯と麺を売る屋台にはNT$40(約140円)からNT$100(約360円)まで様々なメニューがあります。漢字を見るだけでだいたい想像できますが、「什」の「什」はいろいろな食材を使うことで、「錦」は良いもの、を意味しますから五目チャーハンです。「腰子」は食用の腎臓(じんぞう)で、「麺線」は想像できるように細い麺(台湾の素麺)です。しかし、「魚偏に過と書く漢字」は何と読むのでしょうか?
 
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お茶を売る屋台には阿里山(ありさん)の高山茶が大量にありました。中央の高山茶は600克(グラム)でNT$600(約2160円)、左端の高山茶は「極品」(最高級品)ですから600克(グラム)でNT$1500(約5400円)と表示されています。そして、凍頂烏龍茶は台湾中央部(山岳地帯)の凍頂(とんてぃん)周辺に産するウーロン茶です。
 
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この屋台では野菜と果物を専門に扱っているようです。「白玉苦瓜」(しらたまにがうり)は白いゴーヤ・「石蓮花水果」(石蓮花はサボテンの一種で水果はフルーツ、つまり食べられるサボテンのグラパラリーフ)、「蘋果鳳梨」は台湾で栽培されているパイナップル、「芒果水果」(まんぐぉすいぐぉ)はマンゴーフルーツと多彩です。
 
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「台灣厳選 国宝級 白玉甘蔗汁」と大仰(おうぎょう、大げさ)な看板がある屋台は砂糖黍(さとうきび)のジュース専門店です。ちなみに、日本でも「砂糖黍」から作った砂糖を「甘蔗糖」(かんしょとう)と呼んでいます。その横には小さな椰子(やし)も並んでいますから、ココナツミルクジュースとして飲むのでしょう。
 
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(続く)

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