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2014年12月 2日 (火)

臺灣縦断超速美食紀行 日月潭へのバス旅(その1)

中山高速公路(第一高速公路、国道1号)を北上します。この日は長いバス旅になりますから、バスの車窓から見る景色(スポット)を中心に紹介することにします。麻豆(まどう)は台南市の北約25kmにある区ですが、その手前の台南JCTで省道である快速公路8号に反れるようです。ちなみに、新化(しんふぁ、しんか)は台南市新化区のことです。強い日差しと大きなフロントガラスで路面付近に写り込みが生じてしまいました。
   
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見晴らしの良い場所で高速道路の車を追い抜いて行く台湾新幹線が見えました。
 
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新化(しんふぁ)JCTで高速公路3号(第二高速公路、国道3号)に反れます。ちなみに、高速公路3号は台湾北部の都市、基隆(きーるん)市と南端の屏東(ぴんとぅん、へいとう)県に至る長さが430kmと台湾で一番長い高速道路です。
 
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南方向の屏東市は台湾の最南部に位置する屏東県の県庁所在地で、北方向の斗六市(とろくし)は台湾雲林県の都市ですが、なぜか前者方向に向かうように見えます・・。しかし、すぐ左の車線に移動しました。
 
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江南渡暇村」は台南市新榮(しんいん)区の北東部にある尖山埤ダム湖畔に造られた風景遊楽区(リゾート)で、西拉雅風景区は台南市白河(ばいへ)区の白川水庫(貯水池)にある国定公園のようです。ちなみに、快速公路(自動車専用道路)が向かう白河は台南市の最北部にある白河区のことです。
 
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快速公路(Expressway)は自動車専用省道(県間あるいは市間を結ぶ高規格道路)です。同じく高規格道路である高速公路(国道)は2輪車が通行禁止ですが、快速公路は250cc以上の2輪車が通行できます。ちなみに、赤地の標識は省道快速公路を、「82」の数字は「台82号」を指します。「台82号」は台湾新幹線の嘉義(かぎ)駅がある嘉義(かーぎー、かぎ)県内の地域間(高速公路3号水上JCT-東石郷)を結ぶ台湾の東西向快速公路で、「東石嘉義快速公路(とうせきかぎかいそくこうろ)」とも呼ばれるようです。
 
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「阿里山(ありしゃん、ありさん)国家風景区」は嘉義県にある15の山々から成る国定公園で、「高雄市の壽山国家自然公園」の記事で紹介したように高級茶の産地としてもしられます。台湾を代表する観光地です。「玉山国家公園」(台湾における7つの国立公園のひとつ)の中心である玉山(ゆうしゃん、ぎょくさん、標高3952m)は阿里山の近くにある台湾でもっとも標高が高い山で、戦前は富士山より高い山として新高山(にいたかやま)と呼ばれました。年配者にはよく知られていることですが、1941年12月2日に発令された日米開戦の日時を告げる海軍の暗号電文「ニイタカヤマノボレ一二〇八」のニイタカヤマとはこの新高山のことです。
 
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剣湖山(じゃんふさん)世界」は嘉義県の北に位置する雲林(ゆんりん)県にある台湾中部で最も規模の大きいレジャーランド(遊園地)です。
 
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嘉義と雲林の中間地点にある「古杭服務区」は古杭(ぐけん)サービスエリアです。
 
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丘の上で金色に輝く布袋(ほてい)大仏が見えました。
 
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高速道路を跨(また)ぐ横断橋にも中国(台湾)らしい装飾が施されています。台湾新幹線の車窓から見た高架歩道に似ていますから、恐らく竜をイメージしたのでしょう。
 
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「渓頭 杉林渓谷」の「渓頭」は南投県鹿谷郷の鳳凰山麓に位置する、標高1000m以上の高地(避暑地)です。名前は北勢渓の源にあることが命名の理由だそうです。「杉林渓谷」(森林遊樂区)は南投竹山鎮に位置し、地理的に自然な山、林、丘などがあり、一年中色々な花が咲く、お花見の名所です。そして、「九族文化村」は台湾中部で最大のアミューズメント施設で、戸外と室内の遊園地があり、原住民エリアでは台湾の各原住民の生活様式を見たり美食を味わったりすることができるようです。
 
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この文化村が作られた1980年代後半のころ、台湾の原住民は9つの民族に分けられていたためこの名前が付けられましたが、その後に原住民族が5つ追加承認され、現在は14民族を指すそうです。しかい、まだに政府に承認されていない原住民も多数いるため、今後はさらに増える可能性があるようです。

 

椰子のような背の高い木が林立しています。ガイドさんの説明によると「ビンロウ」というヤシ科の植物で、その種子は嗜好品として、噛みタバコに似た使われ方をされるのだそうです。
 
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「ビンロウ」の林の奥、丘の中腹に「LAMUNGAN」と大きな看板が見えました。HOLLYWOODの看板に似ています。この意味をガイドさんに尋ねると、台湾語(中国語)ではなく、意味は分からないとのこと。ネット検索で調べると、この場所は南投服務區で、布農(ぶぬん)族の言葉で「埡口」は峰と峰の間の人が通行できる細長い所の入口(関所)を意味することを知りました。台南市から北東へ約80kmにある関山(くあんしゃん、標高3715m)の近くの高原(玉山国家公園内、標高2731m)には埡口」という地名がありその地域には布農族が住んでいるそうですから、「LAMUNGAN」は地名のようです。ちなみに、左上の建物はお寺のようです。
 
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南投(なんとう)服務区」(南投サービスエリア)に入るようです。「小心駕駛」と難しい漢字が目に入りました。中国語辞典で確認すると、「駕駛」は「運転する」を意味する言葉ですから、「運転に注意」の看板でした。
 
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トイレ休憩時間を利用してサービスエリア内を散策することにしました。「歓迎光臨」の言葉が迎えてくれます。「光臨(こうりん)」は日本でも式典において年配者が挨拶(あいさつ)の中で賓客(ひんきゃく)に向かって「ご光臨を賜りまして~」(お出席いただきまして~)と述べるのが普通でした。その横には「源民豊年休憩区」があります。
 
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その内部には「布農族の射耳祭」が説明されていました。4月~5月初旬に狩猟の成功などを祈願し、あらかじめ狩猟で獲たシカやキョンの耳を切り取り、男性たちが弓や銃で射る宗教行事であり、もともと父系親族集団を基礎として行われていたそうです。「八部合音」は毎年2月の「粟の種まき祭」(播種祭)などの際に唱われる豊作祈願の歌で、男性数人から十数人が円陣を組んで少しずつ違った音階を載(の)せていく世界的にも稀有な合唱法です。
 
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通路の反対側にはいかにも原住民らしいカラフルな彩色を施したモニュメントがありました。
 
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「布農埡口」(LAMUNGAN)を説明石碑には布農族の居住地(山岳地域)と布農族を象徴すると思われるモニュメントが描かれています。近くで説明を読みたくなりましたが、出発する時間が近づきましたので、バスへ戻ることにしました。
 
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(続く)

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