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2014年12月 4日 (木)

臺灣縦断超速美食紀行 日月潭へのバス旅(その3)

「苧留」は「からむし」というイラクサ科の植物を材料とする織物で、「杵動」は漢字が示すように杵(きね)を使って食料を潰(つぶ)す作業のようですが、いずれも原住民の生活・習慣を紹介しているのでしょう。
 
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これは原住民の伝統的な衣服のようです。中国本土の少数民族やミャンマー(旧ビルマ)の山岳民族の衣装と色遣(いろづか)いが似ているように思われます。右端の白っぽい服は日本における縄文時代の貫頭衣(かんとうい)を連想させます。
 
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「壺に入った酒と対話するエリア」に入ります。
 
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「酒甕隧道」(酒が入った壺を補完するトンネル)です。ちなみに、「甕」は酒の醸造に使う大きな瓶(かめ)を指します。
 
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両側に酒甕が所狭しと並んでいます。中には紹興酒がたっぷり入っているとのこと。急ぎ足で歩く同行者を撮影したため、期せずしてスピード感が出ましたが、実は手振れ写真です。
 
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紹興酒の材料となる各種の米・麦・豆・とうもろこし(玉蜀黍)が展示されていました。
 
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「小米発酵」は字の通りに砕(くだ)けた米(くず米)を発酵させた麹(こうじ)です。
 
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「女児紅」とは、女児が誕生した際に仕込んだ紹興酒をその子が嫁ぐまで寝かし、結婚の際に嫁ぎ先に持参するという浙江省の習慣を示す名称です。右端の「状元紅」は、その男性版で、息子が結婚する時や出世した時に飲む紹興酒です。ちなみに、「状元」は中国の官僚登用試験である科挙(かきょ)の最高位合格者のことを指します。
 
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「酔酒體驗(体験の旧字)屋」は紹興酒を飲まないで酩酊(めいてい)状態を体験できる施設です。その種明かしをすると、床が斜めになっているだけの部屋でした。
 
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様々な形をした紹興酒の容器
 
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「原住民酒文化」のコーナーでは原住民(先住民)による酒造りと狩猟や原住民(先住民)の分布図などが展示されています。
 
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「原住民の分布図」には1980年代後半に承認されていた10の先住民族が地図上(山岳地域が主体)に表示されていました。
 
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「紹興酒・愛蘭喜酒・愛蘭白酒の製酒流程圖(工程図)」には製造工程が詳しく図解されています。愛蘭はアイルランドを指す言葉ですが、この場合は婚礼の祝いの酒である喜酒と白酒(アルコール度の高い焼酎)を形容する言葉でしょう。ちなみに、喜を並べて2つ書くのは結婚式のお祝いを意味する特別な表現です。
 
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お酒だけではなくお菓子などを売る1階の売店を冷やか(素見)したあと、駐車場へ戻る途中に台湾(中国)らしい休憩所「静思亭」とその横に置かれた「女児紅」の大きな張りぼて(張子作り)を見かけました。
 
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埔里の町を後にして国道21号を南下、いよいよ「日月潭」へ向かいますが、午後5時を10分ほど過ぎて日没が近いことが気に掛かります。
 
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(続く)

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