« 臺灣縦断超速美食紀行 日月潭の文武廟(後編) | トップページ | 洛南の紅葉名所 東福寺(その1) »

2014年12月 7日 (日)

臺灣縦断超速美食紀行 台中市の客家料理店「燉品棧」と宿泊ホテル

元来た道(国道21号)を埔里(ほり)まで戻り、高速公路6号と高速公路3号を経て、高速公路1号(中山高速公路に入りました。高速公路1号の南屯(なんとぅん)ICを出て台中市内に入りました。五權西路(うーくぅあんしーる)と恵中路(ふぃぞんる)で到着した客家(はっか)料理店「燉品棧(とうびんさん)」は南屯区惠中路二段61號(号)にありました。恵中路と文心路の交差点角(恵来公園の向かい)です。看板には地元テレビで報道されたことを強調(PR)しています。
 
2014_10230491
 
 

2003年に開店、2009年に改装されたガラス張りで開放感のある綺麗(きれい)な店内に入ると、奥に中国風の円卓が並んでいました。
 
2014_10230482
 
 

まず定番化した台湾ビールで喉(のど)を潤(うるお)していると配膳が始まりました。客家料理といえば、脂こく・塩辛く・濃い味付けである印象がありましたが、出された料理が見た目通りに薄味なのは日本人の舌に配慮しているのでしょう。ハム・ジャガイモのサラダ・胡瓜(きゅうり)の漬物を酒の肴(さかな)にしました。
 
2014_10230483
 
 

ちなみに、客家とは西晋末と北宋末に北方から南方へ移住した漢人(現在は福建・広東・広西・江西・湖西・四川・台湾などに分布)、客家料理はその郷土料理です。身近で入手できる家禽・家畜・野生動物やタケノコ、山菜、キノコ、川魚、カエルなどの煮物や蒸し物を中心とした素朴な料理をおかずに、米類やサツマイモを主食にする料理です。撮影した左の皿には牡蠣(かき)が入った玉子焼き・鴨(かも)肉のスライスなど、右の皿には「客家小炒」(野菜炒め)を取り分けました。
 
2014_10230484
 
 

「老皮嫩肉」(右側の皿)は「中華揚出し玉子豆腐」で、中華版(四川風)の精進(しょうじん)料理と言えるでしょう。XO醤(じゃん)で味付けされているようです。ちなみに、「老皮」は表面を揚(あ)げたことを指し、「嫩」は柔らかいを意味する漢字です。左の皿には食用ガエルの揚げ物を追加。
 
2014_10230486
 
 

甘めの酢豚には白いご飯が欲しいところですが、ビールで炭水化物を摂っていますから、今回はパスしました。
 
2014_10230487
 
 

同行者が好きな空芯菜(くうしんさい)は甘辛いソースで食べます。
 
2014_10230488
 
 

クリアな野菜スープに見えるのは「福菜肉片湯」で、豚バラ肉の薄切りと福菜という高菜(たかな)のような葉物野菜の漬け物をスープにしたもののようです。ちなみに、高菜の漬物は和歌山県と三重県にまたがる熊野地方および奈良県の吉野地方の握り飯「目張(めは)り寿司」を巻くのにも使われます。
   
2014_10230489
 
 

デザートはスイカ(西瓜)と中華饅頭(まんとう、まんじゅう)
 
2014_10230490
 
 

客家料理と言っても高級なものではなく、大戸屋など日本の定食屋で食べる料理のように庶民的で、年配者にはありがたいメニューでした。

 

宿泊するホテルへ向かう途中に立ち寄った台中福華大飯店(ハワード・プリンス・ホテル・タイチュン)は台中IC(旧中港IC)に近い高級ホテルで、西屯(しーとぅん)区安和路(あんへる)129號(号)にあります。
 
2014_10230494
 
2014_10230493
 
 

台湾大道(たいわんだだお)で市の中心部(台中駅)へ向かうと、高雄と同様に、台中にも新光三越(デパート)がありました。その手前に写るのはBRT(新交通システム)の駅です。
 
2014_10230495 
 
この日、台湾で「道」が付く道路名を初めて目にしました。意味は台湾で一般的な「路」と同じですが、大きい(幅の広い)ものを「路(る)」(注、コースや経路も指す)、次いで「道(だお)」(注、中国では行政区画を指す言葉でもあり、それが韓国や日本に伝わって現在も使われている)、そして小さい(幅の狭い)ものは「径(じん)」ですが、日本語と同様に「道路」「径路」「街(じえ)」なる言葉もあって複雑です。ただし中国語では、「通(とん)」は「通じる・つながる」を意味するだけで道路名には使わないようですが、逆に「途(とぅ)」は旅程だけではなく道路も意味する点が日本語と異なります。
 
 

台中のBRTBus Rapid Transit)は中国語で「快捷巴士」、つまり簡単で手っ取り早いバスと呼ばれています。台中市を東西に貫く台湾大道(旧中港路)に沿って総延長17.3km。今年7月から来夏まで試験運転中(無料)です。通常の路線バスとの違いは、「専用レーンのある区間を含む固定路線」「バス停が改札口のある駅スタイル」「すべての駅に停車する」「等間隔での運行(ピーク時は3分に1台の間隔で運行)」ですから、見た目は通常の路面電車とそっくりです。
 
2014_10230497
 
 

さらに中心部寄りにある台中金典酒店(ザ・スプレンダー・ホテル・タイチュン)にも立ち寄りました。新市街に立つ高層ホテルで、健行路(じあんしんる)1049號(号)、つまり台湾大道と健行路の交差点角にあります。
 
2014_10230500
 
2014_10230501
 
 

その筋向いにある廣三崇光百貨SOGO)台中は元々日本のそごう百貨店と台湾の廣三建設との合弁で設立された台湾中心部の老舗デパートですが、いずれの会社も経営破綻(はたん)したため、現在は名称が残るだけになったようです。ちなみに、手前の黄色い看板のコーヒーショップの隣にある「印度香料家」(看板は黄色い店の上にある)はインド料理の店です。
 
2014_10230502
 
 

台中兆品酒店(台中メゾン・ド・シン・ホテル)は台中市北西部の北屯(べいとぅん)区后庄路(ほうずあんる)306號(号)にあります。台中の環状道路となっている環中路(ふあんぞんる)沿い、すぐ南側です。
 
2014_10230504
 
2014_10230503
 
 

リノベーションされたばかりという客室は清潔感がありました。
 
2014_10230506
 
 

ここで台湾旅行の記事を小休止して、箸休(はしやす)めとして国内旅行の記事を投稿する予定です。(続く)

« 臺灣縦断超速美食紀行 日月潭の文武廟(後編) | トップページ | 洛南の紅葉名所 東福寺(その1) »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146335/60773193

この記事へのトラックバック一覧です: 臺灣縦断超速美食紀行 台中市の客家料理店「燉品棧」と宿泊ホテル:

« 臺灣縦断超速美食紀行 日月潭の文武廟(後編) | トップページ | 洛南の紅葉名所 東福寺(その1) »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ