« インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 デンパサール市内(その5) バティック工房「アディ・バティック」 | トップページ | 今秋、新しいFM放送「ワイドFM」が始まる! »

2015年3月27日 (金)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 バリ島のチュルク村で銀細工ショッピング

石彫で知られるバトブラン(Batubulan)村でガジュマルの大木の前に背の高い石積みとブロンズ像が一瞬でしたが車中から確認できました。
 
2015_03110211_2
 
デンパサールの北部に位置するチュルク村(Celuk
 Villageは、車で約20分の距離にあり、銀細工の工房(小さな工場)が多数あることで知られる村です。道の両側に目を惹く工房が立ち並んでいました。もともと魔除けなどの霊的な力があるとされた「クリス(短剣)」を作る鍛冶師が多く集まっていた場所で、現在は銀細工の他に金や銅製品も製造されているそうです。
 
2015_03110232

 
現地ガイドの誘導でチュルク通り沿いのとある工房へ入りました。

 
2015_03110228

 
左手の建物の先に中国風の布袋様が置かれています。両手を挙げた笑顔の布袋様の前には「三様三猿」ならぬ三人の弟子たちをインドネシアで見るのは意外でした。中国人観光客を意識しているのでしょうか。
 
2015_03110227
 
正面の建物に水色のTシャツを着た若い男女が客を待っていました。工房内をガイドする担当者のようです。
 
2015_03110212
 
建物の前にはヒンドゥー教の神様らしきもの

2015_03110229

 
工房内で日本語を少し話すスタッフに見せられたものは銀の小さなボールです。あわてて撮影したためピンボケ写真になってしまいました。
 
2015_03110213

 
その銀には銅を混ぜるそうです。
 
2015_03110214

 
製品の硬さと光沢の良さを両立させるために、純度を一定(92.5%)のスターリングシルバーにしているとの説明を受けました。
 
2015_03110215

 
膠(にかわ)のように見える植物由来の粘液で銀の部品を貼りつける工程は、バティックの手書き工程と同様に手先の器用さが必須でしょう。
 
2015_03110216

 
これは赤く着色した真鍮(しんちゅう)製ボール(クニンガンボール)のようです。
 
2015_03110217

 
次いで工房に併設されたショップへ案内されました。小さな工房には似つかわしくないほど広いスペースです。下請けの工房や製作者をから商品を仕入れているのでしょう。ショップにはショーケースが四角形の順路を作るように配置されています。日本語を話すショップのスタッフから最初に魅せられたガムランボールはインドネシアの代表的な銀細工製品です。
 
次の写真に写るガムランボールは、ジャワ(ジョクジャカルタ)風デザインのようで、着色された真鍮製のボールを細くて繊細な銀線を使って見事に装飾しています。ただし、ガムランボールの評価ポイントは、外観の美しさだけではなく、オルゴールのように音色の方がもっと重要なのです。銅と亜鉛の合金である真鍮製のボール内には固定された小さな金属製の櫛歯(オルゴールやハーモニカのリードのようなもの)と固定されていない別の金属片が入っており、それらが接触することで鳴る仕組みのようで、「シャリーン」という感じの軽くて爽(さわ)やかな音色が良いそうです。昔、中国で買った健康器具の「七宝健身球」と音を発する仕組みが似ているようです。ちなみに、「ガムラン」とはインドネシアの伝統的な打楽器をいくつも使って合奏する音楽を指します。
 
2015_03110218

 
円筒形や角ばった形状の製品もあります。定価はいずれも4000円とやや割高(観光客向けプライス)ですが、旅行先の楽しみとしてのショッピングですから、目くじらを立てないことにしました。もし、価格を重視するのであれば、日本で通販を利用した方が良いでしょう。
 
2015_03110219

 
スタッフは、同行者の好みを見定めて、いくつもの商品を見繕(みつくろ)ってくれました。
 
2015_03110221

 
次いで見せてもらったのはブローチ
 
2015_03110222

 
貝殻(かいがら)に融着した真珠を銀を使って装飾したペンダント
 
2015_03110223

 
面白い形状の貝を使った商品
 
2015_03110224

 
バリ独自のモチーフである小さなボールを多数組み合わせたもの
 
2015_03110225

 
大きなショーケースを一周したところで最終的な品定めに入りました。
 
2015_03110226

 
そして、私がユニークさが選ぶポイントであるとアドバイスして同行者が選んだのは、縁起が良いとされる赤色(情熱と決断力、つまり成功運がある)のボールと財の流出を防いで蓄運を高めるとされる聖龍(ドラゴン)を組み合わせたガムランボールです。そして、ネックレスとする部材もあえて銀製のチェーンではなく、鹿革の編み紐(ひも)にしました。ショッピングの終わりに定価から端数部分を値引いてもらったのは私の慎(つつ)ましやかな楽しみなのです。蛇足ですが、ガムランボールは「ドラゴンボール」と何の関係もありません。念のため!
 
2015_03110237

 
この銀細工工房の名前を確認しようと思って見た小さなショッピングバッグにはなぜか店名が表記されていませんでした。さらに、保管したはずのレシートも・・。

 

次回はバリ島東北部にある観光地のキンタマーニ高原を紹介しますが、その前に例によって投稿を小休止します。(続く)

« インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 デンパサール市内(その5) バティック工房「アディ・バティック」 | トップページ | 今秋、新しいFM放送「ワイドFM」が始まる! »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146335/61349991

この記事へのトラックバック一覧です: インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 バリ島のチュルク村で銀細工ショッピング:

« インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 デンパサール市内(その5) バティック工房「アディ・バティック」 | トップページ | 今秋、新しいFM放送「ワイドFM」が始まる! »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ