初春の湯島散策 湯島天神 梅まつり(その2)
参拝したあと右手から本殿脇へ向かいました。塀に沿って「菅公一千百年祭記念碑」、「都々逸(どどいつ)之碑」、王さんの「努力碑」などがひっそりと並んでいます。
本堂側には大量の絵馬が掛けられていますが、そのほとんどが「合格祈願」のようです。
本殿と拝殿が幣殿で結ばれている権現造りの社殿は、明治18年に土蔵造りで改築されたものでしたが、平成7年(1995年)12月に現在の形(純木造)に再建されたそうです。さらに本殿は屋根をより大きくして立派なものにする演出が施されています。(出典:湯島天満宮のhp)
そして美しい枝垂(しだ)れ梅も
本殿の裏手に回ると、その構造がよく分かります。
本堂の裏手には摂社(付属する神社)の「戸隠神社」(地主神)と伏見稲荷大社の主祭神を勧請(かんじょう)した末社の「笹塚稲荷神社」
「湯島天神 梅まつり」の特設舞台では週末にカラオケコンクールや奉納演芸(湯島天神白梅太鼓、おはやし、日本舞踊、かっぽれ、三味線、講談、落語、在日中国雑技団、ベリーダンス、その他)などが予定されているようです。その他にも、3月1日(日)には「神輿渡御」、と「野点(のだて)」(お茶券500円)も予定されているそうです。
拝殿の脇から社務所へ向かって太鼓橋が伸びています。
この日は10時30分から「猿回し」の余興(よきょう)があるようです。
それが始まるまで境内の梅園を見物することにしました。手水舎の脇には天神様とかかわりが深い牛の像がありました。
池の畔(ほとり)には泉鏡花(いずみきょうか)の「筆塚」がありました。明治後期から昭和初期にかけて活躍した泉鏡花の代表作である「婦系図(おんなけいず)」は湯島を舞台にした小説で、新派の舞台で取り上げられたり、何度も映画化されています。また、「湯島の白梅」を題名とする歌謡曲が大ヒットしました。
池に架かる土橋(どばし)は4年ほど前に架け替えられたもののようです。
そして石畳も
(続く)
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