« 初春の湯島散策 湯島天神 梅まつり(最終回) | トップページ | 初春の湯島散策 旧岩崎邸庭園(後編) »

2015年3月 5日 (木)

初春の湯島散策 旧岩崎邸庭園(前編)

湯島駅がある交差点まで戻り、昌平橋通りを北へ向かいます。
 
2015_02270105
 
 

昌平橋通りが行き当たった場所に「不忍の池」が見えました。
 
2015_02270106
 
 

次の目的地である「旧岩崎庭園」への案内標識を見つけました。
 
2015_02270107
 
 

路地を入ったところに「旧岩崎邸庭園」がありました。
 
2015_02270109
 
 

岩崎家縁(ゆかり)の庭園はこれまでに紹介したことがある六義園(りくぎえん)清澄庭園殿ヶ谷戸庭園とともに現在都立庭園になっています。
 
2015_02270111
 
 

旧岩崎邸は1947年(昭和22年)に財産税を物納されて国有財産化されたのち、2001年(平成13年)にその主要部だけが東京都に移管された経緯があるため、現在の敷地は当初のもの広さにくらべて三分の一程度とのことです。
 
2015_02270112
 
 

関連のhpからその概要を引用します。『旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられました。英国人ジョサイア・コンドルによって設計されたもので、現存するのは洋館・撞球(どうきゅう)室・和館の3棟です。木造2階建・地下室付きの洋館は、本格的なヨーロッパ式邸宅で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています』と説明されています。

 

ゲートを抜けてなだらかに上がるアプローチ道路を歩くと、敷地内を散歩する保育園児たちと行き交いました。
 
2015_02270113
 
 

左手にカーブした先に入園券売り場で入園券を購入しました。大人が400円、65歳以上は200円です。
 
2015_02270114
 
 

その後方にある銀杏(銀杏)は、樹推定樹齢が400年で、幹周が7.4mと巨大な樹です。江戸時代、越後高田藩榊原家屋敷時代よりこの地にあったと思われると説明されています。
 
2015_02270116
 
 

銀杏は老木になると幹江田から「乳」あるいは「垂乳」と呼ばれる乳房状のこぶが垂れ下がることがあり、この銀杏にも見られました。
 
2015_02270119
 
2015_02270160
 
 

銀杏の巨木と向かい合うように洋館が建っていました。
 
2015_02270157
 
 

1896年(明治29年)に竣工し、岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館です。木造2階建、屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りとのこと。重要文化財に指定されています。
 
2015_02270121
 
2015_02270122
 
2015_02270123
 
 

正面玄関で靴を脱いで(ビニール袋に入れて)洋館内に入り、順路にしたがって洋館の1階から2階まで巡りました。1階には正面玄関・ホール・大食堂・客室・婦人客室・サンルーム・書斎があり、大階段を上がった2階にはホール・集会場・ベランダ・客室・婦人客室・書斎が並んでいました。いずれも豪華な内装が施されています。中でも2階の2部屋だけ金唐革紙が復元されていました。残念ながら館内はすべて撮影禁止でした。
 
2015_02270118
 
 

1階の正面玄関まで戻って和館へ向かいました。その途中、スタッフの方に声をかけて質問すると親切に説明してくださいました。記録は残っていないが2階の客室には宿泊ができたことと、幅が狭い階段は使用人が使ったこと、洋館と撞球室の間を往き来する地下道があることなど、和館は一部(重要文化財に指定されている書院造の大広間の建物)だけが保存されていて、その他の跡地は文化庁の「国立近現代建築資料館」になっていることなどです。

 

「抹茶セット」・岩崎家と縁が深い小岩井農場のチーズケーキセット・宇治金時などを楽しめる和館の次の間(お茶席)、および広間を抜けて庭園に出ました。外から見た和館の佇(たたず)まいです。
 
2015_02270124
 
2015_02270131
 
 

旧岩崎邸の広い庭は、『江戸期に越後高田藩榊原氏、そして明治初期は舞鶴藩牧野氏の屋敷であったことで、大名庭園の形式を一部踏襲していた。洋館と和館で構成された建築様式と同様に、庭も和洋併置式とさ れ、「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残している。往時をしのぶ庭の様子は、江戸時代の石碑、和館前の手水鉢や庭石、モッコクの大木などに見ることがで きる。この和洋併置式の邸宅形式は、その後の日本の邸宅建築に大きな影響を与えた』(関連のhp)そうです。後方に巨大なマンション(湯島ハイタウン)がたっているのは興ざめです。
 
2015_02270125
 
2015_02270126
 
 

(続く)

« 初春の湯島散策 湯島天神 梅まつり(最終回) | トップページ | 初春の湯島散策 旧岩崎邸庭園(後編) »

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/146335/61233830

この記事へのトラックバック一覧です: 初春の湯島散策 旧岩崎邸庭園(前編):

« 初春の湯島散策 湯島天神 梅まつり(最終回) | トップページ | 初春の湯島散策 旧岩崎邸庭園(後編) »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ