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2015年4月 3日 (金)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 バリ島の「キンタマーニ高原」(後編) 

昼食後は外輪山の外側へ下っていると雨が降り始めました。もと来た道の途中で左に折れ、雨足が強くなる中坂道をかなり下り、聖なる湧水(The Holy Spring)がある寺院「ティルタ・エンプル」(Puru Tirtha Empul)に到着しました。
 
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バス用の大きな駐車場の奥にある小さ目の駐車場から舗道(ほどう)を歩いて世界遺産である「ティルタ・エンプル」へ向かいました。
 
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まず目についたのはこの銅像。現地ガイドが説明してくれましたが、迂闊(うかつ)にも失念してしまいました。周囲の椰子(やし)の木と比べたその大きさに驚かされます。
 
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先を歩く同行者は何やら見つけたようです。
 
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この社(やしろ)にはヒンドゥー教の神様が祀られています。したがって、異教徒は立ち入ることができません。
 
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写真が入った英文看板には、「ティルタ・エンプル」の所在地、沐浴場(もくよくじょう)であること、豊富な湧き水が名前の由来であること、古いバリ語で書かれた西暦960年付けの文書にその歴史が記述されていること、王が排水路を再建することを命令したこと、現在33の湧水が確認されていること、それらの用途はヒンドゥー教の宗教儀式であると信じられていること、考古学的遺産がいくつもこの寺院で発見されたこと、などが詳細に書かれていました。

 

割れ門から「ティルタ・エンプル」の境内に入ります。その前にサロン(腰布)とスレンダン(帯)を借りて着用する必要がありました。
 
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「沐浴場」の入口脇にある石碑にはインドネシア語とバリ語(?)で何やら書かれています。私の限られた知識とネット辞書を駆使して解読すると、沐浴(Mandi、マンディ)をする時の注意書きでした。「石鹸やタオルなどを使わないこと」「伝統的な衣類を身に着けること」「あらゆる種類の衣類を洗っていけない」などの5項目です。正式の門(割れ門)は石碑の右手にありますが、我々は観光客用の通用門(石碑の左)を抜けました。
 
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中に入ると、いくつもの吐出(としゅつ)口から大量の水が大きなプールのようなものに流れおちていました。右端(お供え物を置く台の向こう側)ではその水を頭からかぶっている男性がいます。表示プレートがある右端の3つの吐出口は死者のための聖水のはずですが・・。
 
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角度を変えてみると、20ほどの吐出口があることが分かりました。これも確認すると、写真に写る左側には20カ所、右側(写真の奥)には10カ所もあるそうです。ちなみに、奥に見える建物は僧侶(マンクー)にお祈りなどの儀式を執り行ってもらう場所のようです。
 
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沐浴場を抜けたところにある長い石段の先(高台)に豪華な施設が見えました。現地ガイドの説明によると、故スカルノ元大統領がこのパワースポットに隣接して建てた別荘だったとのこと。沐浴場とこの施設の位置関係は航空写真で確認できました。
 
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その時、同行者が突然叫びました。『私、これ見たことある。テレビ番組でデヴィ夫人の邸宅だって、内部が紹介されていたわ!』と言うのです。あとで確認すると、現在は政府のゲストハウス(迎賓館)として使われているようです。デヴィ夫人は大統領が現役であった時にその第3夫人として利用していたのでしょう。
 
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これが聖なる泉です。ここから沐浴場へと聖水が流れ落ちるのだそうです。水草や苔(こけ)などが生えていますが、静岡県駿東郡清水町にある柿田川湧水群のように澄んだ水でした。
 
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多数の祠(ほこら)
 
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石の装飾
 
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多数の石像に守られた建物
 
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私が現地ガイドに茅葺(かやぶき)のような屋根の材料を質問すると、梢(こずえ)が長く伸びる樹木の先端部を使っているとのこと。
 
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ここでUターンして出口へ向かいます。
 
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「ティルタ・エンプル」の中心部から外れたところに人工池があり、緋鯉(ひごい)が何尾も泳いでいます。日本から輸入したものとのこと。奥に少しだけ見える門をくぐると境内から外へ出られます。
 
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門の外に聳(そび)えるガジュマルの大木
 
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観光地にお決まりの土産物屋が両側に並んでいます。ここでも客引きが強引でしたから、脇目も振らないで駐車場へと急ぎました。
 
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(続く)

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