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2015年4月16日 (木)

インドネシアの遺跡と舞踊劇を楽しむ旅 デンパサール市ベドゥンガンにあるバリコーヒー工場を見学

デンパサール市の北東部からバイパス通りを走ってクタ方面へ引き返し、同市南部のペドゥンガン(Pedungan)地区にあるバリコーヒー(KOPI BALI)の会社へ立ち寄りました。ちなみに、“kopi”はインドネシア語でコーヒーを指します。コピー(複写)の方は”copi”と綴りが異なります。建物に表示されたマーク(地球の上に蝶をあしらったバタフライ・グローブ)が社章のようです。
 
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立ち寄った目的は、工場見学を兼ねて、バリコーヒーを購入することです。インドネシアは世界第3位のコーヒー豆輸出国であり、バリのコーヒーは特に高く評価されています。広い工場の敷地奥にある建物に案内されました。その内部は見学者用のロビー風に間仕切りされています。”KOPI BARI”と表示された段ボール箱がいくつも積まれており、その隣にはコーヒー関係と思われる機械が置かれています。段ボール箱の記載事項をよく見ると“Putra Bhineka Perkasa PT”がこの会社(1935年創業、バリ島最大手)の名前のようです。ちなみに、”P.T.”"Perseroan Terbatas"の頭文字を取った略語で株式会社を意味します。
 
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その他、ロビーには様々なパネルや写真が飾られていました。最初の額にはコーヒミル(グラインダー)やコーヒーと縁が深いジャコウネコなどの写真群。
 
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こちらはコーヒーの粉末で描いたデッサン画で、
 
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こちらは同じくオバマ大統領の似顔絵(肖像画?)です。よく知られていることですが、オバマ大統領は幼少期の数年をインドネシアの首都ジャカルタで過ごしたことがあるそうです。
 
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工場ではコーヒー豆のサンプルを見たり、
 
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コーヒー豆の加工機械を見学。機械の右手に積まれている袋に入っているコーヒー豆(コーヒーチェリーの種)を右端に一部だけ写る機械(コーヒーパルパー)に投入すると、外皮と果肉を剥(は)ぎ取られた生豆(グリーンビーン)となり、次いで送られた中央の大きな機械(ロースター)で焙煎(ばいせん)されるようです。焙煎には煎(い)る度合いによって、浅煎り・中煎り・やや深煎り・深煎りなどの区別がありますが、その順に酸味が強さから苦味の強へと変化する特徴があるそうです。写真では確認しずらいのですが、中央部に”Lilla"と読める銘板があります。後で調べると、ブラジルの産業用焙煎機(ロースター)メーカーでした。
 
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さらに、隣にあるこの機械(グラインダー)によって粉砕(ふんさい)さいれ粒子状になり、最終製品としてKDと表示される黒い缶に詰められるそうです。粉砕方法には、圧縮・打撃・剪断(せんだん)・切断の4つがあり、発熱が少なく均一な粒子にできる切断する方法が良いそうです。この機械にはベルトが掛かっていますが、外観からどの方法であるのかは定かではありません。写真のグラインダーは中央の黒い部分の表示"WERKE"からみてドイツ製のようです。
 
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上記の機械下部に集められた粉末コーヒー
 
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工場を見学したあとは、その隣にあるコーヒー教室でアラビカコーヒーの試飲会。高価なオス豆(一粒のまま)と安価なメス豆(2つの種が合体)で入れたコーヒーを飲んで両者の味の違いを確認するようにと言われました。紅茶党の私にはさっぱり分かりませんでしたが、コーヒーが大好きな同行者は大きく頷(うなず)いています。ちなみに、
 
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各種の商品の説明を聞いているうちに、キンタマーニ高原などの高地で生産されるアラビカ種の粉末コーヒー(左)とコーヒー豆(右)が次々に目の前のテーブル上に置かれました。メス豆は6パックが40ドルで、オス豆は5パックが70ドルと、ほぼ2倍の価格差があります。
 
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勧め上手なスタッフは超高級コーヒーであるジャコウコーヒー(Kopi Luwak、コピ・ルアク)の小箱(150ドル)をテーブルの上に追加しました。広い意味で猫の仲間(ネコ目)とされる狸に近いジャコウネコが食べた美味しいコーヒー豆の外皮だけが消化されて排泄(はいせつ)されたところを回収する貴重なコーヒー豆です。私でもその名前だけは知っています。ちなみに、インドネシア語で”Kopi”(コピ)はコーヒー、“Luwak”はジャコウネコを指します。緊張しながら撮影したため、手振れ写真になってしまいました。
 
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逡巡する私の様子に、スタッフはすかさず小さなパッケージ(12g入り)を取り出しました。1回で2カップ分のコーヒーを入れられるこのパッケージでも価格は20ドルとのこと。同行者の買いたそうな様子に押されて、オスを1袋とジャコウコーヒー(小)2箱を都合110ドルで購入しました。トホホ!
 
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これが教室内に置かれていたジャコウネコの剥製(はくせい)
 
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我々がコーヒー教室を出るころには、いつの間にか10人ほどのグループが反対側に着席していました。
 
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建物の外へ出ると大きなバスが停まっていました。日本の大手旅行代理店のロゴとパックツアーの名称が確認できます。ツアー名からみて、我々の旅行とほぼ同じような場所を巡っているのかもしれません。
 
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(続く)

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