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2015年8月28日 (金)

渋谷駅が変わる(後編)

ハチ公前広場を出てJR渋谷駅の西口方面へ歩くと渋谷マークシティEAST(2階に京王電鉄・渋谷駅がある)へ向かう幅の広い横断歩道があります。天井のようなものがあるのは、この上に歩道橋(2階と3階)および銀座線の線路(折り返し用線路およびマークシティWESTにある車庫への引き込み線)がある鉄道橋になっているからです。
 
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東急百貨店東横店と西館と南館に面して存在感を示すモヤイ像の裏手は非公式な(無断)喫煙スペースと化していました。
 

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建て替えられるのは渋谷駅の駅ビルと東急百貨店東横店だけではありません。JRJR渋谷駅西口バスターミナルの前に建つ「東急プラザ渋谷」(1965年オープン)も建て替え工事が行われていました。駅街区の再開発計画では、手前にある西口バスターミナルの位置はそのままでリニューアルされ、地下にはタクシープールが整備される予定とのこと。ちなみに、後方に上部が見えるのはオフィスと東急ホテルが入るセルリアンタワー(高さ184m、地上41階、2001年竣工)、左手後方には渋谷インフォスタワー(高さ102m、地上21階、1998年竣工)があります。
 
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西口バスターミナルの先にある国道246号を跨(また)ぐ横断歩道橋に上がってみました。バスターミナルとともに、東急百貨店東横店にある渋谷駅を通り抜けて折り返す銀座線の車両が確認できました。上述したように渋谷マークシティWEST(オフィス棟)には銀座線の車両基地があるのです。
 
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東急百貨店東横店とJR渋谷駅を回り込む形で国道246号の歩道を東方向へ歩き、JR山手線のガードを抜けると、埼京線の線路が見えました。埼京線のホームは、現在約350m南にあり、乗降と乗り換えが不便でしたが、旧東横線渋谷駅があったスペースに移設されるそうです。これで山手線ホームの隣に並ぶことになり便利になります。また、山手線のホームも現在は内回りと外回りが分かれていますが、幅のある島式ホームに改良されるそうですから、渋谷駅構内は利用しやすくなると思われます。
 
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その先で高架式の線路が道路の反対側で途切れていました。平成25年3月から東急東横線が副都心線へ乗り入れるため地下化されたことで、地上に残された高架式線路が国道246号の南側で撤去されたのです。跡地である「渋谷駅南街区」(約1ha)は再開発されるそうです。
 
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そして、建設される計7棟のメインとなるのは地上32階建ての高層ビル(オフィス・ホテル・商業施設が入る複合施設)のようです。 注)前編の最初の写真を参照(東棟の右後方にあるビル) これまで国道246号線と明治通りによって渋谷駅周辺における人の動線が分断されていましたが、渋谷駅からは歩行者専用デッキで多くの開発エリアを繋ぐ計画のようです。 
 

国道246号と明治通りが交差する交差点に架かる横断歩道橋に上がってみると、旧東横線の高架式線路は渋谷駅側も途切れていました。この辺りに埼京線のプラットフォームが移設されて山手線のプラットフォーム(後方)と並ぶ形になるようです。
 
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そして、この「渋谷駅南街区再開発計画」で注目される特色は渋谷川沿いの遊歩道です。旧東横線に平行して流れる渋谷川は、昭和初期には豊かな自然環境を有していましたが、現在はコンクリートの護岸となっています。また、両岸には建物がぎっしり建て込んでいて、おお世辞にも美しいとはいえません。4年前のブログ記事で紹介したこの渋谷川を清流化して、川沿いに緑の600mの遊歩道や広場を設置することで、都市における水辺の賑(にぎ)わいと潤(うるおい)いの空間を取り戻そうという計画です。どんな水辺になるのか楽しみです。
 
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渋谷駅西口に近い横断歩道橋へ戻って、桜丘方面へ渡りました。この近くにも再開発が予定されている「渋谷駅桜丘口地区」があるのです。正面には直線的に伸びる坂道がありますが、横断歩道を渡って左手の路地に入りました。
 
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当てずっぽうで歩いていると、丘の上に「ヤマハエレクトーンシティ」がありました。70年代から80年代に日本のロック/ポップス・シーンに不可欠だったといわれる「エピキュラス」があった場所です。この辺りにタワーマンションが建設されるそうですが、それらしき気配はまったくありませんでした。調べると、約1.7万平米の敷地4棟(地上32階が2棟・15階と4階が1棟ずつ)が建設される予定(平成32年開業)とのこと。
 
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日本経済大学の脇を抜けると渋谷インフォスタワーに出ました。西口バスロータリー脇から見えた高層ビルです。
 
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このほかにも、「宮下町アパート跡地」をクリエイター向け住戸などに再開発民活プロジェクトや渋谷区庁舎渋谷公会堂を建替える計画もあるようですが、友人と会食する時間が近づきましたので、今回はスルーすることにしました。

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