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2015年8月14日 (金)

所沢航空記念公園で飛行機の展示を楽しむ(その2)

「バートル V-44」はアメリカのパイアセッキ社(のちのバートル社)が輸送用ヘリコプターとして1945年に開発し、1959年(昭和34年)に陸上自衛隊が研究用として購入した大型輸送ヘリコプターで、日本最初の大型ヘリコプターとして航空救難活動で活躍しているそうです。
 
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そのコクピット(操縦席)
 
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そして、キャビン(客室)
   
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「バートル V-44」に搭載されている「ライトR-1820-103」は『アメリカ・カーチス・ライト・コーポレーション製の空冷式星型(ラジアル)9気筒レシプロエンジンで、気筒容積29,874ccのギア駆動2速過給機(スーパーチャージャー)付、離陸出力1,425馬力/2,700rpm(回転/分)、連続最大出力1,100馬力/2,600rpm/高度4,880m、直径1m41.5cm、全長1m27.2cm、乾燥重量659kg』と説明されています。
   
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コチビちゃんは記念スタンプ・コーナーに立ち寄っています。
   
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「工場」エリアでは分解した「セスナT310Q」を使って、前輪の構造と働き」が説明されていました。それによると、『着陸装置には主翼と機種に車輪の付いた前輪式と垂直尾翼の下に車輪がついた尾輪式がある。「セスナ310」は前輪式で、地上を滑走している時も機体を水平に保つため滑走路の視界がよい。各々の脚には着陸時の衝撃を和らげるため、オイルの入った緩衝(かんしょう)装置が組み込まれている。また、前輪は地上走行時に左右に曲がるための操舵(そうだ)装置が取り付けられ自動車のように舵(かじ)をとることができる』とのこと。
 
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カットされた主翼部です。『「セスナT310Q」は1945年に生産がスタートしたアメリカのセスナ・エアクラフト・カンパニーの双発機。デザイン、性能とも当時の水準を上回るもので発売早々双発機のベストセラーとなり、1979年までに4,500機が生産された。展示されている「セスナTG310Q」は従来機よりもパワーアップされたターボ過給機付きの1970年型で、ホンダ航空で使用されたいたものである』と説明されています。
 
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セスナT310Q用エンジンの「コンチネンタルTSIO-520-BB」はアメリカのコンチネンタル・モータース・カンパニーの高齢式水平対向6気筒のレシプロエンジンで、気筒容積8521cc(ターボ過給機付・燃料直接噴射式)、離陸出力285馬力/2,700rpm(回転/分)、全幅85.2cm、全長95,1cm、全高50.2cm、乾燥質量213.6kgです。
 
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「滑走路」エリアで吊り下げ展示されている飛行機は「ニューポール81E2 J-TECH」のレプリカです。「ニューポール81E2」は大正時代に陸軍がフランスから輸入した練習機で、「甲式一型練習機」と呼ばれたそうです。
 
 
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「岩田正夫とニューポール81E2」と題して、『ここに展示されている「ニューポール81E2」は埼玉県出身の民間飛行家・岩田正夫が1926年(大正15年)に郷土訪問飛行を行った時のものである。ただし、機体は腐食のためエンジンと操縦室周辺、着陸装置などをのこすのみとなってため、往年の姿が残された設計図などを参考にレプリカとして再現された』と説明されています。
 
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重要航空遺産と近代化産業遺産に選定された「丸一式戦闘機」は、中島飛行機で5,700機以上生産され、旧日本軍の戦闘機としては海軍の零式艦上戦闘機に次いで2番目に多く、陸軍機としては第1位とのこと。
 
 
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「エンジンの種類と構造」と題して、レシプロエンジン(ピストンエンジン)とジェット・エンジンの構造と特徴が比較されています。
 
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「航空機用各種ジェット・エンジンの比較」では。ターボ・ジェット・エンジン、ターボ・ファン・エンジン・ターボ・プロップ・エンジン、ターボ・シャフト・エンジンの違いが開設されています。ちなみに、ジェット(噴出)・エンジンとは空気と燃料を混合して燃焼させてジェット噴射するエンジンです。
 
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「陸上自衛隊 L-21 JG-2032」は、アメリカで1930年から改良を重ねながら生産されていた実用軽飛行機の傑作「スーパーカブ」を軍用化して誕生した連絡機で、1951年に初飛行。1953年に日本に保安隊航空が創設されると同時に、アメリカから62機供与され、おもにパイロット養成のための基本操縦訓練機あるいは連絡機として使用されたそうです。
 
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HU-1B(ベル204B)中型ヘリコプター」はアメリカのベル・エアクラフト社が開発したもので、1959年よりアメリカ陸軍で採用され、陸上自衛隊では現在も使用されているようです。
 
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「陸上自衛隊 KAL-2 JG-0001」は、大航空機メーカー「川崎航空機」の岐阜工場で組み立てられた戦後初の本格的国産機「KAL-Ⅰ」を改良した連絡機で、1954年11月に初飛行しましたが実用的には未完成であったため、2機が試作されただけで量産はされなかったそうです。
 
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「火星エンジン」については、『三菱重工業の代表的な大型強力発動機で20種類ほどの派生型がある。本エンジンは神奈川県厚木基地の土中より発掘されたもので、一式陸上攻撃機に搭載されていた二―型と推定される』と説明されています。
 
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イギリスの「ロールス・ロイスRB.41 ニーン」は遠心式ターボジェット・エンジンで、1044年(昭和19年)10月に開発が始められた初期のジェット・エンジン(離陸水力2,200kg~2,359kg)とのこと。
 
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(続く)

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