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2015年9月14日 (月)

カセットテープ音源のデジタル化

Dscf5464引き出しの奥から懐かしいカセットテープが3本出てきました。古いものは40年以上、新しいものでも20年近くが経過している骨董品です。わが家ではビデオテープやアナログレコード(EP盤)のデジタル化は完了しているはずでしたが・・・。ちなみに、アナログレコードのLP盤は現在もレコードプレーヤーで再生して聞いて楽しんでいますからデジタル化は無用です。

 

アナログ音源のデジタル化はパソコンを使えば容易に行うことができます。音声入力端子を使えばWindows OSに標準装備されている(アクセサリーファイルに入っている)サウンドレコーダー・ソフトを使えば簡単にできるのです。ただし、簡単なソフトであるため音量の調整は目分量(手さぐり)で行う必要があり、しかも録音後の編集もできませんから、かなり苦労したことを覚えています。ちなみに、パソコンによってはマイクとラインの切り替え設定をする必要がある場合があります。

Dscf5466大量にアナログ/デジタル変換作業をした経験がありますから、3巻のカセットテープくらいは「お茶の子さいさい」です。さっそく、同居者のラジカセ(25年ほど前にアメリカで購入したソニー製)を借りてカセットテープの録音状態を確認しようとしましたが、カセットテープを入れて"PLAY"(再生)ボタンを押しても反応がないのです。テープを入れ替えてもリールが回転しません。カセットテープレコーダー部の駆動系がいつの間にか故障していたようです。ラジカセが駄目ならソニー製カセット・ウオークマン(お気に入りのカセットケースサイズ)とアイワ製小型カセットレテープレコーダーがあるはずでしたが・・。

 

ここでやっと思い出しました。ラジカセがあれば必要ないと判断して、他の電子機器(CDウォークマン、ポータブルMDプレーヤー、古い携帯電話など)と一緒にかなり前に廃却していたのです。

Dscf5468後悔しても始まりませんから対応策を考えることに。今さら普通のカセットテープレコーダーを購入するのも気が進みませんから、USB端子付き(アナログ/デジタル変換機能付き)のカセットテープレコーダーを購入することにしました。価格が一番安いものは3,000円以下ですが、長年愛用している太陽電池付きテスター(PS-8)と同じサンワ製の「カセットテープ MP3変換プレーヤー 400-MEDI002」(3,480円)をAmazonで購入しました。

 

Amazonから送られてきたのは例によって大きなダンボール箱ですが、その中から出てきたのは手のひらに載せることことができる小さなボール紙の箱でした。その中には、本体・USBコード・ソフトウェアが入った小さなディスク、そして簡単な説明書が入っています。まず、説明書に一通り目を通したあと、パソコンに専用ソフトをインストールして必要な設定を行い、本体とパソコンをUSBコード(Type A/Mini-Bコネクター)で接続すれば準備完了です。あとは、カセットテープをセットして本体のプレーボタンを押し、パソコン上の操作画面にある録音ボタンをクリックすれば、カセットテープの再生とアナログ音のデジタル化が始まります。

Dscf5473もう少し詳しく説明します。本体にはオートリバース機能がありますから、カセットテープを裏返す必要がないのは便利です。また、パソコン画面上で事前に行う設定は、言語の選択、録音ファイル形式(mp3/WMA/WAV)の選択、無音レベルの調整、ファイルの記録先(ファイル)の指定、ファイル番号とトラック番号などです。私はWindows PCで使いやすいWAV形式および記録先としてiTunes Mediaを選びました。音量調整を手探りで行わなければならないサウンドレコーダー・ソフトに比べると、本ソフトはカセットテープを再生して、波形の振幅と左右のバランスを確認しながら行えますのでとても便利です。
 
Dscf5477唯一、戸惑ったことは録音/停止/消音/一時休止のボタンを押したあと、どのボタンが押されているかが表示されない(色の変化などがない)ことです。しかし、不親切だと思いながら操作していて気づきました。カーソルを各ボタンの上に移動する、と押した牡丹だけは変化がありませんが、他のボタンは緑色の縁取りが現れた、操作可能であることを示してくれるのです。私は押した牡丹をカラー表示するべきだと思うのですが・・。
 

 

さらに重箱の隅を突くようなコメントをもう一つ。入力がない(無音)時にモーターが発する雑音と思われる周期的なクリック音が出ることも気になりました。しかし、カセットテープのヒスノイズ(磁気テープに固有な雑音)より低レベルですから、実害はないと思います。もう1点、専用ソフトウェアには編集機能は含まれていませんので、他のフリー・ソフトウェアで編集を行いました。

 

Dscf5480不要部分のカット(トリミング)、圧縮(データレートの低減、サンプリングレートの変更))、エフェクト(フェードイン/フェードアウト/最適レベルに正規化/ノイズやヒスを削除/ピッチ変更/ボイスチェンジ/クリーンアップ)など、かなり複雑なことができる優(すぐ)れものです。特に、ノイズ削減は効果絶大で、処理の前後を比較すると、その効果は歴然です。また、編集したあとでも、元に戻す機能があってとても便利なのです。  

 

今回はパソコン内にファイルとして保存する目的のため、WAVデータの圧縮はしていませんので60分当り、400~580Mでした。したがって、60分のファイルはそのままCD一枚に収まりますが、90分のファイルは軽く圧縮すれば同様にCDにコピーすることができます。また、スマートフォンなどの端末に入れるにはmp3形式に変換すればよいでしょう。参考として、3つのファイルの冒頭部分を添付します。(注; ココログの制約条件である最大1MBに収めるためサンプリングレートを大幅に低減してデータを圧縮してあります。 
 
<添付音声ファイル> THE ROYAL WEDDING正信偈(しょうしんげ)結婚式
 

 

注)「正信偈」は親鸞聖人が書かれた教えである「教行信証」をコンパクト(840字)にまとめた念仏で、浄土真宗では阿弥陀如来の徳を讃(たた)える七五調の詩(うた)「和賛(わさん)」とともに最も多く唱えられますが、いずれもほんらい厳密に言えばお経ではありません。ちなみに、浄土真宗の重要なお経ば、阿弥陀仏のことを集中的に説いた浄土三部経である「大無量寿経(だいむりょうじゅきょう)」「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」「阿弥陀経(あみだきょう)」の三つを指すようです。

 

以上の評価結果をまとめると、今回購入した「カセットテープ MP3変換プレーヤー」は安価ですが、期待した通りの実力を備える優(すぐ)れた製品でした。

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