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2015年10月23日 (金)

秋の京都で神社仏閣巡りを楽しむ 洛北のビュースポット「船岡山公園」と右京区御室大内の「仁和寺」(前編)

北野天満宮の駐車場を出て千本今出川交差点まで戻り、千本通りを北上しました。そして、千本北大路交差点を右折すると最初の新号を右手に入り、北区にある史跡「船岡山(ふなおかやま)公園」の入口に到着。
 
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建勲神社に隣接する船岡山の西北部一帯が広い公園になっており、標高112m(比高45m)の頂上付近から市街地を望むことができると知り、「仁和寺」(にんなじ)へ向かう方向からかなり北にそれて、立ち寄ったのです。山の地形が船に似ていることから「船岡」と呼ばれるようになったとのこと。公園が史跡になっているのはさすが京都だと言いたいところですが、応仁の乱の時に西軍によって築城された船岡山城の遺構があることが理由でしょう。ちなみに、「西陣」(上京区から北区にかけての地域)の地名は西軍の陣地が船岡山城にあったことに由来するそうです。駐車場を探してみ右手の坂道を上がりました。

 

もう一つの入口がありましたが、駐車場はなさそうですので、同行者に車を預けて私一人が徒歩で公園に入りました。
 
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公園の広場にはフリスビーを使って遊ぶ若者たちがいました。奥に見えるのは旧ラジオ塔と野外演奏場です。ラジオ塔は昭和初期に建てられたもので、ラジオを共同で聴くための施設だそうです。街頭テレビのラジオ版といえるでしょう。
 
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長い石段はまだ続きますが、前方は明るくなってきましたので、そろそろ視界が開けそうです。
 
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「船岡山公園」で一番高い場所に出たようです。一帯は平らに整地されています。
 
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約1200年前、桓武天皇によって京都に都(平安京)が遷都される時、中国の「陰陽五行思想」と「風水思想」に基づいて、北にある船岡山が龍気みなぎる地形であり、大地の気がほとばしり、溢れ出る玄武の小山であると卜(ぼく)せられ、船岡山の真南に大極殿と朱雀大路が造られたそうです。

 

展望台かと思いましたが、調べるとサイレン塔でした。戦中は空襲、戦後には時間告知用として使われていたそうですが、現在はごみ焼却炉と見間違うほどの廃墟になっていました。
 
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三等三角点「船岡山」と表示されています。三等三角点は測量票の一種で、約4km間隔で全国に約3万2000か所も設置されているとのこと。
 
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石仏が4体
 
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「船岡公園」の展望所から見た京都の中心部(南西方向)です。立木が視界の下部を遮っていることと、建物が密集しているため、碁盤目になっている道筋をはっきり見取ることはできません。それでも、中央のビルの手前から左上に向かう千本通り(旧朱雀大路、府道31号))と、左手のビル群の先に京都タワーを何とか確認できました。ちなみに、京都タワーのさらに先には数日前に登った伏見の稲荷山(標高233m)を南端とする東山三十六峰が続いています。右手は北野天満宮(木立)の先に西山と呼ばれる嵐山(標高382m)と烏ケ岳(標高398m)などが続いているようです。
   
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右手(北西方向)には金閣寺大北山(大文字山、標高231m)の「左大文字」が間近に見えます。
 
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北大路通りを西進し、西大路通りに入って金閣寺前交差点を右折、木辻通りで衣笠山の麓を通過、龍安寺脇を通過、仁和寺(にんなじ)の駐車場に到着。駐車料金は普通車が一回500円です。
 
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仁和寺は大内山の南麓にある旧御室御所で、世界遺産に登録されています。東門を入ったところに拝観受付がありました。ちなみに、仁和寺の参拝は無料ですが、御殿の拝観料は大人500円です。
 
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受付で聞いた拝観の順路に従うことにしました。
 
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「仁和寺全景図」の右下に描かれた東門から伸びる砂利道を西方へ進み、幅の広い参道を左に折れて二王門(全景図の中央下)へ向かいました。仁和寺では仁王門を二王門と表記しています。
 
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参道を右手に進めば中門へ至ります。
 
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一旦、境内から出て重要文化財の二王門の全景を撮影しました。重層の入母屋造り、本瓦武器の二王門は高さが18.7mもあり、知恩院の「三門」、南禅寺の「山門」と共に京都の三大門と呼ばれている和様建造物で、徳川家光の寄進により寛永14年(1637年)から正保元年(1644年)にかけて建てられたそうです。
 
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二王門の左右に金剛力士像が安置されています。左は口を結んだ吽形(うんぎょう)像です。
 
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右は口を開けた阿形(あぎょう)像
 
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二王門の後面には唐獅子像が2体安置されていました。
   
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(続く)

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