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2015年10月10日 (土)

秋の京都で神社仏閣巡りを楽しむ 「伏見稲荷大社」と稲荷山ハイキング(その1)

久しぶりに新東名高速道と新名神高速道路を走って関西へ出向くことにしました。走り馴れたルートですが、通過するたびに期待するのが富士山です。御殿場SAの手前では山間から富士山を望むことができますが、東名高速道路の御殿場JCTから入った新東名高速道路の駿河沼津SAから富士宮IC方面へ向かう途中に富士山のビューポイントがあります。東名高速道路の富士川SAにあるビューポイントも良く知られていますが、新東名高速道路が開通してからは立ち寄ることがなくなりました。
 
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新富士ICを過ぎた富士川トンネル付近では霧が出ていました。
 
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新東名高速道路から連結道路を利用して三ヶ日JCTで東名高速道路に入りました。今年度内には新東名高速道路が伊勢湾岸道路(正確には伊勢湾岸道路と直結する東海自動車環状道路)の豊田東JCTまで延伸されると、混雑する東名高速道路を利用する必要がなくなります。ちなみに、新東名高速道路の延伸工事の様子は「東三河の魅力探訪」の記事で紹介しています。

 

また、新名神高速道路(近畿自動車道名古屋神戸線)についても平成28年度末(平成29年3月)完成の予定で大津JCTから先(神戸寄り)で用地取得が行われています。そのうち、京奈自動車道路と第二京阪自動車道路を結ぶ城陽JCT~八幡JCTの区間は一歩先行し、平成35年度末(平成36年3月)完成の予定で工事が佳境(かきょう)を迎えているようです。
 

                            ☆

 

今回の目的地は10か月ぶりに訪れる京都です。まだ紅葉の季節には早いのですが、京都市内が観光客で混雑し始める前のタイミングを選びました。そして、参拝する神社仏閣の候補はこれまで当ブログで紹介したことがない場所を選びました。最初に訪れるのは伏見稲荷大社。日本人は勿論(もちろん)のこと、外人に人気がある伏見稲荷大社は京都観光の定番スポットですが、伏見区深草藪之内町にあるこの伏見稲荷大社(全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮)にはまだ参拝したことがなかったのです。そして、不思議なことに世界文化遺産である「古都京都の文化財」(17か所)に含まれていません。

 

所要を済ませた数日後に伏見区へ向かいました。国道24号(烏丸通り、河原町通り)の竹田久保町交差点で東(府道201号)へ折れ、さらに800mほど進んだ交差点で府道201号にしたがって左折して北進しました。遠回りをするコースですが、一方通行が伏見稲荷付近の府道201号が一方通行になっていますから止むを得ません。400mほど先にあるJR奈良線稲荷駅の反対側(東側)に伏見稲荷の駐車場(入口)を見つけました。普通車を200台収容できる無料駐車場です。

 

駐車場から一番鳥居がある表参道の入口に出ました。表参道の右手で塀に囲まれている場所が駐車場です。ちなみに、駐車場からは一番鳥居と二番鳥居の中間地点にアクセスすることができます。一番鳥居から、楼門、外拝殿(舞殿)、内拝殿、本殿が一直線に並び、本殿の背後には斎場と千本鳥居から続く稲荷山の神蹟群があるようですから、その順に巡ることにしました。
 
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表参道をしばらく歩いた場所から振り返って見た一番鳥居です。表参道の両側に立てられた幟(のぼり)には「外国人に人気の観光スポット2015 日本国内二年連続第一位」と染め抜かれていました。ちなみに、伏見稲荷大社は京都の山城に勢力を持ち稲荷(農耕神)を信仰していた渡来人の秦氏が和銅4年(711年、女帝元明天皇の時代)にこの地に奉鎮した(祀った)とされます。元々は農耕神でしたが、現在は五穀豊穣・商売繁盛・殖産興業・交通安全など幅広い御利益があるとされ、年間約1000万人が、初詣の三日間だけでも約270万人が参拝すると言われます。ちなみに、人出では、1位明治神宮の約316万人、2位川崎大師約302万人、3位成田山新勝寺約300満人、4位浅草寺約283万人に次ぐ5位ですが、人気度では堂々1位にランキングされているようです。
 
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二番鳥居の奥には楼門(ろうもん)が見えてきました。
 
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表参道の石段を上がった所には朱色が鮮やかな楼門(重要文化財)が聳(そび)えています。朱色は魔力・邪気に対抗する色・権威の象徴を意味し、稲荷大神の力と神徳を表す色とされているそうです。この楼門は天正16年(1588年)豊臣秀吉が母の病気平癒(へいゆ)を祈願して寄贈した祈祷料((きときとうりょう)1万石で建立されたそうです。
 
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普通の神社に付もの(守り神)である狛犬(こまいぬ)の代わりに駒狐が出迎えてくれます。白狐は稲荷大神の使いと伏見稲荷大社で狐が加えているのは玉(宝珠)・鍵・稲穂・巻物の4種類とのことですが、左手狐は稲荷大神のみたま(玉=霊徳)を身につけようとする願望の象徴あるいは「穀物の倉庫」とされている玉(宝珠)を、右手の狐は稲荷大神の霊徳の象徴あるいは「倉庫の鍵」とされる鍵(かぎ)をくわえています。
 
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外拝殿(重要文化財)は天正17年(1589年)には四間四方の拝殿として建てられましたが、天保11年(1840年)に稲荷祭礼の五基の神輿(みこし)を並べるために間口五間奥行産県に改築されたと説明されています。
 
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外拝殿の近くにある境内案内図
 
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外拝殿の奥には、内拝殿と本殿(重要文化財)が並んでいました。
 
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内拝殿の右手前にある神楽殿
 
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内拝殿の左手から見た「打越流造(うちこしながれづくり)」と呼ばれる本殿(重要文化財)です。側面から見た時の雄壮な屋根の曲線美は見事です。応仁の乱で応仁2年(1468年)に一度は消失しましたが、明応8年(1499年)に復興・遷宮となったとのこと。
 
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権殿(ごんでん、重要文化財)は寛永12年(1635年)に五間社流造・檜皮葺(ひかわぶき)で再興されたもので、昭和34年(1959年)に東北川に移築されたと説明されています。ちなみに、権殿は社殿を造営・修理する間、神体を仮に奉安する場所、つまり仮殿(かりどの)です。
 
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内拝殿に参拝したあとは境内を巡る一般的なルートである千本鳥居(2ルートがある)を抜けて「奥社奉拝所」へ向かうことにしました。権殿左手の鳥居を守る狐(左側)は巻物をくわえています。右手の狐は何も・・。
 
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鳥居を潜った左手に祀られる末社群です。左から、左:長者社(祭神:秦氏)、荷田社(祭神:荷田氏)、五社相殿社(左から蛭子社・猛尾社・若王子社・日吉社・八幡宮社)、両宮社(祭神:天照皇大神・豊受皇大神)。ちなみに、末社とは神社に付属する小さな神社(本社の祭神と縁故が深い神を祀った摂社に次ぐ格式をもつ)です。
 
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正面には同じく末社の玉山稲荷社(祭神:玉山稲荷大神)
 
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千本鳥居が近づきました。右手の石段を上るようです。ちなみに、左手奥には奉納された馬神が祀ってありました。
 
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その石段を上がりました。
 
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いよいよ千本鳥居を潜(くぐ)ります。
 
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崇敬者が祈りと感謝の念を奥社参道に鳥居を奉納することで表そうとする信仰は江戸時代に興(おこ)り、現在の「千本鳥居」を形作ったのだそうです

 
   
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(続く)

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