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2015年10月26日 (月)

秋の京都で神社仏閣巡りを楽しむ 京都最古の禅寺「建仁寺」(前編)

東大路通り(府道143号)を北上して祇園(ぎおん)方面に向かいました。東山通りとも呼ばれるこの幹線道路は明治以降に造られた道路で平安京の東端であった東京極大路(ひがしきょうごくおおじ、現在の寺町通りと梨木町通り)よりかなり東に位置しています。つまり、京都御所(里内裏の一つであった土御門東洞院殿)の東端を南北に伸びる東京極大路より東にある鴨川(鴨川)や東山地区は平安京の外だったのです。興味を持たれた方は関連記事「消えた六条大路」を参照してください。

 

き乃ゑ旅館の角を左折した路地を西方へ走りましたが、道路工事のため迂回を余儀なくされ、観光客で溢(あふ)れる花見小路通りを南進することになりました。目的地の手前に建仁寺(けんにんじ)の駐車場(有料)を見つけました。
 
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この日は出発が遅くなったため、到着したのは正午を30分以上も過ぎていました。さっそく昼食を摂る店を探すことにしました。「花見小路通り」を散策する観光客には着物を着た若い女性も散見されます。
 
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祇園甲部歌舞練場で「都をどり」を披露する「温習会」が明日(10月1日)から開催されるようで準備がほぼ終わっているようです。写真中央のゲートを入った正面奥の建物(唐破風が特徴の玄関車寄がある)がその祇園甲部歌舞練場で、左手のビルはギオンコーナーがある弥生会館(いずれも国指定・登録重要文化財)。今から半世紀近く前(私が学生だったころ)、京都市内で偶然知り合ったアメリカ人男性を観光案内するうちに「都踊り」に興味をもったようでしたから、祇園甲部歌舞練場に案内して一緒に鑑賞したことを懐かしく思い出しました。建物は当時とあまり変わっていないようですが、観覧券は1500-2000円と高かったように記憶しています。調べると現在の観覧券は2000-4500円でした。
 
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グルメ情報を事前に調べておかなかったことで、あてもなく花見小路通りを歩いているうちに、四条通りに出てしまい四條通りを渡ることになりました。左前方にある建物は油とり紙の老舗「よーじや」(白い建物)で、右後方は祇園のなかでも最も由緒がある「お茶屋一力亭」(赤壁と黒塗柱の建物)、そして遠くに見えるのは四条通が行き当たる八坂神社です。
 
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交差点の角にある雑居ビル「ヤサカ祇園ビル」に入って、5階にある中国料理「青冥(ちんみん)祇園店」へ向かいま、した。大阪市堂島に本店があり、大阪市内に4店舗、京都に1店舗展開しているようです。ちなみに、私が気に入った店名「青冥」は『あおあおと広がる大空、ブルーヘブン(青冥)の名前の由来で、作家の井上靖先生に命名していただきました』と店の紹介に書かれていました。

 

本格的な中華料理(昼3000円~、夜4000円~)を提供する店ですが、同行者はランチメニューから「九条葱(ねぎ)のあっさり汁そば」(1200円)を、
 
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私は「五目丼(スープ付)」(850円)を注文しました。
 
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京都に来て中華料理でもないかもしれませんが、いずれも本格的な中華料理の味で、2人とも軽い(経済的な)ランチを美味しく食べました。
 
 

花見小路通りを戻って建仁寺へ向かうことにします。花見小路の入口に「温習会」(10月1日-10月6日)の看板が掲げられています。
 
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同行者は「勝手知ったる」花見小路通りを足どりも軽く歩きます。
 
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「建仁寺」の北門に到着
 
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建仁寺のhpによると、『建仁寺は建仁2年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。元号を寺号とし、山号を東山(とうざん)と称します。創建時は真言・止観の二院を構え天台・密教・禅の三宗兼学の道場として当時の情勢に対応していました。その後、寛元・康元年間の火災等で境内は荒廃するも、正嘉元年(1258年)東福寺開山円爾弁円(えんにべんえん)が当山に入寺し境内を復興、禅も盛んとなりました』と来歴が説明されています。

 

北門を抜けるとL字に折れ曲がった道が本坊、方丈、法堂へ至る参道へと続いていました。写真は臨済宗建仁寺派大本山の「建仁寺」(左)と臨済宗建仁寺派の「高台寺」(右)が並ぶように描かれていますが、実際は500mほど東西に離れています。
 
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参道が交差する場所には「双龍図」と「雲龍」の立て看板がありました。後方は方丈(右)と法堂(はっとう)へ向かう渡り廊下です。
 
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右手(北方向)にある本坊は右手の本坊の入口にある。拝観料(大人500円)を払って玄関先を上がりました。
 
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中央の間に「風人雷神図」(陶板複製)が出迎えてくれました。
 
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次いで金沢翔子書「風人雷神」
 
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国宝「風人雷神図屏風(びょうぶ)」(俵屋宗達筆)のレプリカ
 
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「○△□乃庭」
   
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「○△□の掛軸」が掛けてありました。ちなみに、禅宗の四大思想(地水火風)を○(水)、△(火)、□(地)で象徴しているようです。
 
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北側にある霊照堂(れいしょうどう)は納骨堂のようです。
 
   
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(続く)

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