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2015年10月11日 (日)

秋の京都で神社仏閣巡りを楽しむ 「伏見稲荷大社」と稲荷山ハイキング(その2)

古い鳥居に交じって真新しい鳥居が並んでいて、密集する鳥居が創り出す朱色のグラデーションが不思議な雰囲気を醸(かも)し出しています。
 
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鳥居に取り付けられた吊り行灯(つりあんどん)にはお稲荷さんの神紋である「抱き稲の紋(だいいねのもん)」が描かれています。
 
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千本鳥居は二手に分かれます。中央の石柱にはいずれのルートでも「奥之院へ1丁(約108m)」と表示されています。
 
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左手のルート
 
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千本鳥居の出口
 
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奥社奉拝所は本殿の東方、千本鳥居を抜けた命婦谷(みょうぶだに)にあり、一般には「奥社」の名で知られているそうで。この奥社奉拝所はお山を遥拝(ゆうはい)するところで、稲荷山三ケ峰はちょうどこの社殿の背後に位置しています。

 

 

ちなみに、稲荷山は、いわゆる「東山三十六峰」の最南端に位置する霊峰(海抜233m)で、古くから三ケ峰と呼ばれてきたように三つの峰が西から東へと段々高く連なる神々が宿る地にふさわしい山容をそなえています。
 
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その奥にある稲荷大神
 
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同行者は右手奥にある「おもかる石」を持ち上げて大満足の様子。
 
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奥社奉拝所の脇から左手へ続く千本鳥居を潜って「お山めぐり」登山コースに入りました。
 
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「鳥居奉納のご案内」
 
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トンネルのように続く千本鳥居に入って修学旅行者と国内外の観光客の人波に押されるように歩きました。熊鷹社と新池を通って三ツ辻まで続いているようです。
 
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鳥居が途切れた場所(奥社から50m)に「竹林の静宮 神宝神社」(徒歩2分)の案内看板を見つけました。千本鳥居をそのまま進んでも良いのですが、すぐ近くにあるようですから「神宝神社」へ向かう坂道に入りました。「深草トレイル」の文字も見えます。
 
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ハイキングコースのような細い遊歩道が続いていますが、この神社を目指す人はまばらというのもはばかられるほど少ないのです。石柱に刻まれた「是(これ)ヨリ上へ四丁 こうほ○」の最後の文字が私には読めません。
 
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この付近で見ることができる鳥の説明看板がありました。「深草トレイル」と書かれていますから、北方へ向かうハイキングコースにもなっているようです。
 
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周囲は竹林に変わりました。
 
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坂道を上りきった場所に古さを感じさせる神宝(かんだから)神社(正式名称;伏見神寶神社、伏見稲荷大社とは別の神社)がありました。伏見稲荷大社の本殿や拝殿の鮮やかに朱色とは対照的な無地の木肌が深い木立と一体化しています。鳥居の奥、拝殿の前に神使である「駒龍」(右:天龍、左:地龍)が見えました。カタツムリに似た姿をしていました。
 
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調べると、伏見稲荷大社とは別の神社で、天照大御神を主祭として稲荷大神を配祠しているそうです。「我が国最古至尊の神器十種神宝(とくさのかんだから)の御守を授け給いて~」とありますした。ちなみに、十種神宝とは、沖津鏡、辺津鏡 、八握剣、生玉、死反玉、足玉、道反玉、蛇比礼、蜂比礼、品物比礼、をいうとのこと。創祀 は平安期にさかのぼり、かつては稲荷山上に奉拝所だったようですが、その後は廃)すた)れ、1957年(昭和32年)になって再建されたそうです。

 

大伴家持(おおとものやかもち)の歌碑には「丈夫(ますらを)は 名をし立つべし 後乃(の)世尓(代に) 聞きつ(継)ぐ人も 語りつ(継)ぐがね」と「鶉(うづら)鳴く 古(ふ)り尓(に)し里(さと)より 思へども 何(なに)ぞも妹(いも)に逢(あ)ふよし(縁)も奈記(なき)」とありました。ちなみに、その意味はそれぞれ、「一人前の男子たるものは、まさに名を立てるべきである。後の代にその名を聞く人が、またその名を語り伝えるように、そうありたいものだ」と「鶉の鳴く古びた里にいた頃から想い続けていたのに、どうしてあなたに逢う機会もないのであろうか」(鶉鳴くは古るの枕詞で、古りにし里は旧都の奈良を指し、妹(いも)は恋人のこと)です。
 
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拝殿の左奥にある竹製の鳥居は摂社「龍頭社(りゅうずしゃ)」のようです。左手の木陰には「かぐや姫」を祀った石碑がありました。
 
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(続く)

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