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2016年2月27日 (土)

大井川鉄道SL列車と寸又峡温泉の旅(その10) 「千頭駅」とその周辺(後編)

蒸気機関車が後退するのが見えました。が、ちょっと不思議な気持ちになりました。というのは蒸気機関車の後ろに接続されていた客車の横(向こう側)の線路を走行しているからです。大井川鉄道SL列車と寸又峡温泉の旅(その8)の最後から3枚目の写真を見て気が付きました。ポイントを切り替えて線路を移った上で後退してきたのです。
 
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白煙を噴き上げながらさらに後退しています。
 
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木立の陰でスイッチバックしたようで、前進する形で徐行しながら転車台へ向かいます。
 
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蒸気機関車が転車台の上に載って止まりました。
 
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すると、黄色く塗られたアーム(棒)を4人の作業員が掴(つか)んで転車台を回転させ始めました。サンフランシスコのケーブルカーも同じ方法で方向転換していたことを思い出します。ちなみに、C56型蒸気機関車(含炭水車)の重量は65.5トンと超弩級(ちょうどきゅう)です。
 
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慣性モーメントの大きさのため、わずかですが回転し過ぎたようで、逆回転させて微調整します。
 
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作業員が転車台と線路の位置を確認した上で、蒸気機関車は前進して転車台から離れ始めました。
 
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蒸気機関車はスイッチバックして後退する形で戻ってきました。
 
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今度は停車中の客車と同じ線路を走行しています。
 
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無事に連結されたようです。蒸気機関車はそれまで目立たなかった蒸気をその下部から大量に吐(は)き出しています。
 
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蒸気機関車のほぼ横まで移動してもう一枚撮影
 
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ホームの反対側には赤い電車が停まっています。「千頭-節岨峡温泉」と看板があることと、赤い塗色から見て井川線の小型客車「スフロ300」のはずですが、左端の車両にはなぜかパンタグラフが付いています。そして、その向こう側には「ED95」と思われる電気機関車の姿も見えます。
 
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井川線のホーム(写真左)を駅舎方向へ戻ると、大井川本線の3/4番線ホームの間にブルーシートで覆(おお)われた蒸気機関車が2台置かれていることに気づきました。
 
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井川線のホームの手前にある待合室へ戻りました。
 
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その隅(写真左)に急こう配を上ることができる電車の模型が展示されていました。そして、「ヴァンゲルンアルプ鉄道の電車」とのタイトルでスイスのアプト式電車の解説が書かれています。『インターラーケンの町から北壁で有名なアイガーの麓クライネシャイデックを経て、ユングフラウの山頂(4158m)近く、3454mのユングフラウヨッホまでは、3つの歯車(ラック)式鉄道を乗り継いで登ることができる。この模型電車は、その真ん中を受け持つ「ヴァンゲルンアルプ鉄道の電車です。歯車方式は井川線のアプト式とは異なり「リッゲンバッハ式といい、梯子状(はしごじょう)のレールに歯車をかみ合わせます。」とありました。
 
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この解説を読んで、スイスを旅行した6年前にラウターブルネンからこのヴァンゲルンアルプ鉄道とその上に続くユングフラウ鉄道を利用して冠雪したユングフラウ山の山頂まで上がったことを思い出しました。
 
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大井川本線の3/4番線ホームから見た井川線のホームと列車です。いつの間か到着した井川線の客車の先頭には気動車(ジーゼル機関車)「DD20」と小型客車「スフロ300」が接続されています。
 
2016_02010266
 
 

(続く)

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