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2016年3月31日 (木)

ベトナムの旅(その9) ハロン湾クルーズ①

その後は、国道10号線を経由して国道18号線に入り、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されているハロン(下龍)湾へ直行しました。その地名の由来は、『昔中国がベトナムに攻め入った時(あるいは海賊が村を襲撃した時)に、龍の親子が降りてきてそれを打ち破った』 という伝承(降龍伝説)によるそうです。
 
ゴツゴツした山が道路の脇に出現しました。看板に”TRAM THU PHI” ”DAI YEN”と表示されています。ちなみに、ベトナム語で"TRAM"(チャム)は「駅または所」、"THU"(トゥー)は「徴収する、返す」、"PHI"(フィー)が「費用」ですから、
「ダイイエン料金所」でしょう。長いバス旅の目的地であるクアンニン省の省都ハロン市(ダイイエン地区)に入ったと思われます。
 
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余談です。ベトナム語(キン語あるいは安南語とも呼ばれる)は中国語の四声(しせい)に似た六声(ろくせい)という声調(せいちょう、音の高低パターン)を持っているため、それを表す記号がローマ字の上下に小さな記号が付いています。ちなみに六声は、記号なし(平板)、“`”(低い音から下がる)、“´”(急上昇する)、“̉”(下がって上がる)、“˜”(急に上がってからさらに上がる)、“̣”(下がる)です。写真の案内標識では、”A”に“̣”(下がる)、"i"に“´”(急上昇する)が付いています。”E”の上に付いている記号は六声ではなく、12種類ある母音のうち異なる「ア」の表記法であって複雑です。
 

そのダイイエン料金所を通過します。
 
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国道18号線は鉄道の線路に沿って伸びています。メーターゲージ(狭軌)がほとんどであるベトナムでは珍しい標準軌のハロン線はハノイの北東にあるラオカイ線(ハノイと中国を結ぶ国際路線)のケップ駅-ハロン駅間105kmを結んでいます。
 
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海が近付いたようです。そして、のこぎりの歯のようにでこぼこした岩山が遠くに見えました。
 
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バスは国道18号線からそれ、観光地らしい雰囲気を演出したトゥアン・チャゥ通り(コーズウェイ/土手道)を通過して、対岸の「トゥアン・チャウ島」へ向かいます。
 
 
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橋の脇にはエビや魚介類を養殖する筏(いかだ)が見られました。
 
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休憩地点から一時間余り、12時半過ぎに到着した「トゥアン・チャウ島」の乗船所には次々と観光客が入って行きます。
 
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入口脇には立派な布袋(ほてい)像が立っていました。ベトナムでは、仏教徒が約80%、キリスト教徒(ほとんどがカトリック)が9パーセント、その他がイスラム教徒・ヒンズー教徒・新興宗教の信者ですから、仏教国といっても差し支えないでしょう。最大勢力を占める仏教については、南部にある少数の東南アジア(カンボジア)系の上座部仏教(旧名: 小乗仏教)徒を除いて、中国系の大乗仏教徒(主に禅宗)とのこと。
 
   
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乗船所の館内は人で溢(あふ)れていて、はたして乗船できるのかと心配になりましたが、それはまったくの杞憂(きゆう)でした。ガイドさんはグループ全員の乗船券(一人17万ドン、約1000円)を購入したあと、数え切れないほどの木造のクルーズ船が係留(けいりゅう)されている岸壁に出て、予約されていたと思われる一隻のクルーズ船へと迷わず向かいました。
 
 
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左右の岸壁に面してリゾートマンション(あるいはホテル)が立ち並んでいます。(写真は右手の岸壁)
   
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1994年に世界遺産(自然遺産)に登録されたハロン湾をクルーズする船に乗船します。
 
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定員が20数名の船内での様子です。後部にはトイレとキッチンがあるようです。

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クルーズ船が一斉に岸壁から出航しました。
 
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小舟がわれわれのクルーズ船と並走したかと思うと、船首付近に横付けになりました。前甲板に魚介類を持ち込んで、それに興味を示した乗船客に売る(押しかけ出前的な)商法です。
 
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ガイドさんの指示にしたがって最前部のテーブルに着席。クルーズ船が出港して数分が経ったころ、シーフード・ランチのサービスが始まりました。
      
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まず、茹(ゆ)でたハロン湾産の海老(えび)を大皿でテーブルの中央に配膳(はいぜん)されました。中華料理のように各自が小皿に取り分ける必要があるようです。
 
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私は白ワインを注文。ビール、ワイン、コーヒーなどの飲み物は乗船料金に含まれていませんから、各自が清算する必要があります。
 
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ランチを楽しんでいるうちに、クルーズ船は奇岩に沿って左手へ旋回しました。
 
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タワー・カルスト(塔状カルスト)と呼ばれる奇岩が近づくたびに船首へ出て写真撮影をすることになりました。
 
  
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(続く)

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