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2016年7月13日 (水)

続々・奥の細道擬紀行(その4) 糸魚川市の「フォッサマグナミュージアム」

国道8号を寺町交差点まで戻って右折、「日本海ひすいライン」を陸橋で渡り、北陸新幹線の高架を潜(くぐ)りました。右手には糸魚川市役所と越後国一宮の天津神社があるはずです。同神社の境内社である奴奈川神社は「奴奈川姫」を主祭神とし祀っているようです。行き当たった坂道はヘアピン状に折れ曲がって高みへと続いていました。北陸自動車道の上を通過すると、ほどなく案内看板が現れました。糸魚川駅から約10分、木立に囲まれた交差点を右手に入ると美山公園の「フォッサマグナミュージアム」に到着。標高約100mの高台です。ちなみに、美山公園の一部は「長者ケ原遺跡公園」として国の史跡に指定されています。
 
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右手にある駐車場に車を停めて建物へ向かう途中、左手に小さな蒸気機関車を見つけました。
 
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案内看板には、「蒸気機関車 くろひめ号」と題して、『1950年ごろ製造され、糸魚川市須沢でとれる「白土」を運ぶために、1956年(昭和31年)から1982年(昭和57年)まで、東洋活性白土株式会社の横町工場内野工場から糸魚川駅までの約300mの運搬用軽便鉄道で使われていたものです。須沢の城土鉱山に近い黒姫山にちなんで、「くろひめ号」という愛情が付けられました。国産最後の蒸気機関車として有名です』 とあります。

 

フォッサマグナミュージアム」の入口付近です。ちなみに、入館料は大人500円(長者ケ原考古館との共通券は600円)。
 
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展示エリアに入りました。
 
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第一展示室「魅惑のヒスイ」では大量のヒスイ原石の展示が目に入りました。
 
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「緑色ヒスイ 翠(みどり)の足」

 

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同じく緑色ヒスイ
 
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こちらは薄紫色ヒスイ
 
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第二展示室「糸魚川大陸時代」の全景
 
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光を透過するヒスイの実験
 
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重さくらべ(比重測定)
 
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第三展示室「誕生 日本列島」へ入りました。「石はどこで生まれる?」の展示は、さまざまな種類の岩石が火山の溶岩噴出と断層運動によって生み出されることを分かりやすく解説しています。
 
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「地底から来た石たち」の展示は、糸魚川における地殻変動(フォッサマグナ)によってヒスイや新鉱物が地中からもちあげられたことで、糸魚川は石の宝庫になったことを説明しています。
 
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複数の大陸プレートの衝突によって「フォッサマグナ」「糸魚川-静岡構造線」「中央構造線」生まれたことの説明
 
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「白亜紀の世界」では、「日本の恐竜化石産地」のプロットが北陸地方の手取層群に多いことを示しています。
 
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「フォッサマグナの範囲」(左側のパネル)は、西の「糸魚川-静岡構造線」と東の「柏崎-千葉構造線」に挟まれるエリアです。第四期(地質時代の一つで、約260万年前から現在までの期間)の火山が多いことが一目で確認できます。その右側には、正面のスクリーンと床に並べられたディスプレイで46億年前に地球ができるプロセスを立体感のある映像で投影していました。
 
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ちなみに、「フォッサマグナ」は「大きな溝(地溝帯)」を意味し、本州中央部にできたU字型の溝に新しい地層ができたエリアです。

 

第五展示室「魅惑の化石」にある白亜紀の化石群
 
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中生代白亜紀(約1億4500万年前~約6600万年前)のイグアノドン(上腕骨・椎骨)の化石
 
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新生代古い第三紀始新世(約6000万年前)のニシン科の魚「ナイティア」の化石
 
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出口に近い第六展示室「魅惑の鉱物」には、ヒスイをはじめ、水晶など多彩な石が展示してありました。

 

高校時代から地学が大好きだった私はいずれの展示も興味深く観ることができました。ちょど1時間の滞在のあと、「フォッサマグナミュージアム」の受付の方に教えられたルートで、隣接する別の施設まで歩くことにしました。利用した駐車場とは反対側が正面(バス停と駐車場)のようです。
 
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(続く)

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