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2016年8月21日 (日)

続々・奥の細道擬紀行(その29) 「山城温泉」

県道39号で山代(やましろ)温泉へ向かい、温泉街の入り口にある無料駐車場に到着。一層強くなった日差しにめげず徒歩でクランク型に折れ曲がった道を中心部へ向かうと服部(はとり)神社前に出ました。名前の通り、機織(はたお)りの神「「天羽槌雄神(あめのはづちをのかみ)を祀っています。
 
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その右手前には魯山人(ろさんじん)寓居址の「いろは草庵」があります。
 
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左手へ進むと雲方山薬王院温泉寺があり、来し方を振り返って撮影しました。ちなみに、温泉寺は神尾2年(725年)、僧行基が白山登山の折りに温泉を発見し、薬師如来などを彫って守護としたのがはじまりとのこと。
 
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1300年の歴史を誇る山城温泉には2つの総湯(共同浴場)があります。そのひとつである「総湯」が建つ場所は魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の跡地だそうです。
 
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その左前方には星野リゾートの「界 加賀
 
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「湯の曲輪(かわ)周辺案内図」 注、曲輪は街並みのこと
 
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温泉街の中心にあるもうひとつの共同浴場である「古総湯」は、明治時代(明治19年築)の総湯を2010年に復元し、外観や内装だけでなく入浴方法も当時の雰囲気のまま味わうことができます。券売機で入浴券を購入するシステムです。大人は500円。
 
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入浴券を購入する時に、脱衣所と浴室が一緒であることと、洗い場や打たせ湯などの設備はないとの説明を受けました。「伊香保温泉露天風呂」のようなものを連想しました。ちなみに、総湯には洗い場があるそうです。

 

「古総湯」の説明パネル
 
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「古総湯」の浴室内は撮影が禁止されていました。(浴室の写真はこちら) ステンドグラスや壁・床の九谷焼のタイルなども忠実に再現しているそうです。貸切状態で源泉かけ流し湯をのんびり楽しみました。ちなみに、泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・63.4度の高温泉)。

 

2階には休憩用の和室があり、湯上りに涼むことができるようになっています。浴室と同様、壁には九谷焼のタイルが貼らせていました。
 
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周囲の様子
 
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芭蕉は、山中温泉に比べて華やかだった山城温泉には足跡を残さず、大聖寺郊外の全昌寺(前述)を訪れたあと、西行の歌「潮越(しおごえ)の松」で知られる北潟湖を経て、丸岡の天龍寺に投宿しました。そして松岡から道元禅師が開いた「永平寺」に参拝します。ちなみに、明智光秀は朝倉氏に仕えていた時に戦の傷を癒(いや)すために山城温泉で湯治(とうじ)したとも伝えられているようです。注、朝倉氏に仕えたこととともに史実であるかどうかは不明

 

このルートを辿りたいところですが、時間の制約がありますから、国道8号で丸岡市を通過して、県道17号から国道364号で九頭竜川に架かる鳴鹿橋(なるかばし)を渡ります。
 
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(続く)

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