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2016年8月10日 (水)

続々・奥の細道擬紀行(その20) 金沢市の「兼六園」と「金沢城公園」(前編)

ホテルにチェックインしたあと、夕食までの時間を利用して、市内の名所を散策することにしました。国道157号が通るここ片町は北陸地方で最大といわれる繁華街です。ちなmに、片町の名前の由来は、犀川(さいがわ)支流の河原を利用して掛造(かけづくり、傾斜地に建てた)商店が片側に並んだことによるとのこと。片町の地名にはこれまでも、大山街道(川崎市横浜市)、都内港区大阪市、などで出会っています。
 
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Loftのモダンな建物を左手に見ながら国道157号を北上し、香林坊交差点に出ました。右手前方には多数の専門店が入る香林坊アトリオがあり、左手には香林坊東急スクエアがありました。この辺りも金沢市における繁華街のひとつです。江戸時代から北陸街道沿いに商店が立ち並んでいたそうです。ちなみに、「香林坊」は還俗してこの地に住んだ人物の名前とのこと。
 
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交差点の角にある彫刻は郡順治(こうりじゅんじ)氏作の「走れ!」でした。
 
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交差点を右折して入った県道10号は金沢らしく「百万石通り」と呼ばれています。先ほど車で通ったばかりの道です。
 
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金沢市役所
 
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ホテルから700mほど歩いて広坂交差点に到着。左手に金沢城の辰巳櫓(たつみやぐら)跡とその手前にある鯉喉(りこう)櫓台から「いもり掘」(南西側を囲む外堀)に面した石垣が続いています。
 
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交差点から斜めに伸びる坂道の先に「兼六園」(国の特別名勝)の入口がありました。入園料は大人310円ですが、65歳以上は無料でした。ちなみに、「兼六園」の名の由来は、中国河南省・洛陽(らくよう)の名園・湖園が「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園」と謳(うた)われたことに倣(なら)ったものだそうです。
 
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金沢の地名の由来を紹介します。『昔、山芋を掘って売っていた藤五郎という青年がおり、山で芋をほっていると、芋のひげに砂金がついていました。その砂金を洗った泉が「金洗沢(かなあらいざわ)」とよばれ、それが金沢の地名になったといわれています。現在の兼六園の「金城霊沢(きんじょうれいたく)」が、その泉だということです』(出典:金沢市のhp)
 
玉砂利が敷き詰められた遊歩道が伸びています。
  
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案内図(現在地は左上)
で分かるように江戸時代に造られた池泉回遊式大名庭園で、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つに数えられています。入口からみて一番奥(山崎山の北麓)に芭蕉の句碑があることが示されていますが、金沢城へ行く時間が無くなりそうですから、金沢城に近いエリアに限定することにしました。ネットで調べると、芭蕉の句碑には『あかあかと 日はつれなくも 秋の風』 が刻まれているそうです。
 
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金沢の旅籠「宮竹屋」(片町のスクランブル交差点付近にあった)に投宿した芭蕉は、『秋涼し てごと手毎に むけや瓜茄子(うりなすび)』 と 『塚も動け 我が泣く声は 秋の風』 の句も残しています。
 

「瓢池(ひさごいけ)」は瓢箪(ひょうたん)に似た形をしていることから名付けられたそうです。
 
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その先にある翠滝(みどりたき)
 
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夕顔亭の隣にある加賀料理の三芳庵(みよしあん)
 
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せせらぎに沿って緩やかな石段を上がります。
 
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噴水に出ました。
 
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霞(かすみ)ヶ池を水源としており水面との落差で、高さ約3.5mにまで吹き上がっていると説明されています。
 
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せせらぎ
 
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霞ヶ池北岸にある徽軫灯籠(ことじとうろう)のそば(シイノキの木陰の笹薮)にある「虎石
 
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(続く)

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