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2016年9月 9日 (金)

続々・奥の細道擬紀行(続編) 伊勢神宮外宮(前編)

伊賀市から伊勢市へ向かうルートには次の4つが考えられます。南寄りの順に、「国道368号(名張街道)を南下した名張市経由で勢和多気ICから伊勢自動車道に入る伊勢本街道ルート」、距離が比較的に短い津市を経由するルートでは「国道422号と国道165号(初瀬街道)を経由して伊勢自動車道に入る初瀬(はつせ)街道ルート」と「国道163号(伊賀街道)から伊勢自動車道に入る伊賀街道ルート」、そして遠回りになりますが「国道25号のバイパスである名阪国道で亀山市に入り、伊勢関ICから伊勢自動車道に入る前述したせき道ルート」です。いずれも興味深いドライブルートですが、時間の制約がありますから、道路の整備状況が良い4つ目のルートを選びました。

 

伊勢関JCTから入った伊勢自動車道(下り線)の嬉野(うれしの)PAに立ち寄ります。「嬉野」といえば九州・佐賀県の有名な嬉野温泉が思い浮かびますが、ネット検索すると、松阪市にある「嬉野」の地名の由来は、約2000年前に倭姫命(やまとひめのみこと)が阿坂(現在の松阪市阿坂地区、嬉野PAの数km南東)の賊を平定した時に「うれし」と喜んだという伝承に依(よ)るそうです。
 
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同行者は大内山ソフトクリーム(300円)を舐(な)めはじめました。三重県大紀町(たいきちょう)の大内山酪農の牛乳を使った地元の商品とのこと。
 
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そして、米沢で食べた米沢牛のメンチカツを思い出したのか、松坂牛コロッケ(210円)を追加購入。
 
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勢和多気(せいわたき)出口と勢和多気JCTが近付きました。
 
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伊勢本線料金所を通過した伊勢西ICで県道32号(御木本道路)へ出て、伊勢神宮(外宮)へ向かいました。
 
 
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今から約1500年前(内宮が創建された約500年後)、内宮に祀(まつ)られる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の食事を司る御饌都神(みけつかみ)として丹波国(たんばのくに)から豊受大御神(とようけのおおみかみ)が現在の地に遷宮されたと伝えられます。現在は、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。注、本記事の記述は神宮司庁のhpを参考にしました。 
 
ちなみに、「伊勢」の地名は、初代天皇とされる神武天皇(じんむてんのう)が天日別命(あまひわけのみこと)に命じ、この国の伊勢津彦命(いせつひこのみこと、出雲系統に属する)を征服された時、国津神の名をとって国の名前を伊勢と名づけたとされます。(出典:伊勢国風土記)

 

外宮の表参道付近にはバスの駐車場しかありませんから、少し先へ進んだ第1駐車場(50台、無料、ただし2時間まで)に車を入れました。ちょうど正午でした。
 
ちなみに、伊勢神宮(正式名:神宮)ではまず外宮を参拝してから内腔へ向かうことが習わしとなっています。ちなみに、芭蕉が伊勢に到着した前日には内宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)が終わっており、翌日に外宮の式年遷宮を見た芭蕉は、『尊さに みな押しあひぬ 御遷宮』 と詠んでいます。

 

外宮(豊受大神宮)の北御門(きたみかど)から裏参道に入る手前(左手)に手水舎がありました。つまり、外宮は左側通行と決められています。
 
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堀川に架かる「火除橋(ひよけばし)」を渡って境内(けいだい)に入ります。ちなみに、堀川は外部からの延焼を防ぐ防火用の水路です。
 
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橋の袂(たもと)にある「外宮域内案内図」
 
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裏参道を歩いて正宮(しょうぐう)へ向かいます。
 
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右手には神様の乗り物とされる神馬(しんめ、しんば)がいる「御厩(みうまや)」があります。ただし、この日は神馬の姿はありません。
 
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鳥居を潜(くぐ)ります。
 
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裏参道が表参道に行き当たりましたので、この先は表参道を歩いて正宮へ向かいます。
 
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3年前の2013年に行われた神宮式年遷宮(せんぐう)で移された正宮の跡である「古殿地」です。奥の方に見える小屋のようなものは、正殿の中心床下の「心のみ柱」跡地に設けられた「覆(おお)い屋」でした。
 
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その左手には檜(ひのき)造りの板垣が続きます。
 
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板垣御門の手前には、目隠し用あるいは邪気(じゃき)を防ぐため)ともいわれる、「蕃塀(ばんぺい)」があります。
 
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板垣御門内を入って正宮に参拝します。ちなみに、門内は撮影禁止です。
 
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正宮に参拝したあとは、別宮(べつぐう)にも参拝することにしました。「古殿地」の前にある「三ツ石」は御装束神宝(正殿の内外をお飾りする品々など)や奉仕員を祓い清める式年遷宮の河原大祓いが行われる場所だそうです。
 
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(続く)

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