昔懐かしい「丸の内仲通り」を散策(最終回)
次に見かけたパブリックアートは三木俊治作「行列-並列」(2015年)

同じく、北海道出身の彫刻家・安田侃(かん)作「天空」(2006年)
注、同氏の作品は9年前の記事「東京ミッドタウン」、「これって何?」の7年前の記事「意心帰(いしんき)」と「町のシンボル」、6年前の「ストーンサークル」でも紹介

丸の内パークビルにある「丸の内ブリックスクエア」まで戻りました。友人たちとの会食がこの地下1階にあるイタリアンレストランで正午からあるのです。

目的地のイタリアン/バール「ラ・カサリンガ」の名前を案内パネルで探した上、別の案内パネルで場所を確認 注、バール(bar)はイタリアなど南欧の軽食喫茶店・酒場を指す

ホールの反対側に「ラ・カサリンガ」を見つけました。イタリア国旗の下に同国の地図と日本人サッカー選手の写真が貼られています。その他の白黒写真は“vini”(注、ウィー二―と発音)の文字が見えることからワインのイメージを表現するものでしょう。

その右側(国旗の右下)には「浅井力也
絵画展」のポスターが貼られています。浅井力也氏について調べてみると、脳性麻痺(まひ)の障害がありながら絵画の能力を国内外で認められたハワイ在住の画家でした。店先の左端にある「ロバート・キャパ
魂の記録」のポスターについても調べてみました。宝塚歌劇団「宙(そら)組」が2012年に上演した20世紀を代表する報道写真家の半生を描いたミュージカルで、凰稀(おうき)かなめさんが主演しました。ちなみに、店先に貼られているのは2014年に再演された時のポスターのようです。
ワインバーのカウンターを抜けて店内に入ると、南イタリアのトラットリア(大衆料理店)の雰囲気を感じさせインテリアが施され、シンプルなデザインのテーブルとイスが並んでいました。また、入口脇の壁にはイタリア・トスカーナ地方の地図を使って“vini”(ワイン)の産地が説明されています。幹事さんはコース料理(飲み放題付、4500円)を予約してくれたようです。
イタリアのビール(モレッティ)で乾杯。最初に配膳されたのは鮮魚のカルパッチョ(オリーブ油とスパイス和え)/ハーブ添えです。いずれも大皿に盛られて提供されますから、自分の分を取り分けて食べます。食べ過ぎにならないようにまずは少量にしました。

ヤリイカとイカ墨のリゾットは珍しいメニューです。ちなみに、別の皿に載っているのはイタリアのパンであるチャバタのようです。オリーブオイルをつけて食べると美味しいとのこと。飲み物を白ワインに切り替えました。注、日替わりのハウスワインがこの店が推すビオ・ワイン(自然派ワイン)であったかどうかは未確認

チーズがたっぷりかけられたこのパスタはスパゲッティボロネーゼ(ボローニャ風ミートソース味)だったと思います。

デザートはドルチェ(洋菓子風に作られたアイスクリーム)でした。ティラミス(チーズケーキ)、ヨーグルトのソルベ、ヘーゼルナッツとリコッタチーズのケーキの3種のようです。

品数の多いコース料理はいずれも万人向きの味付けで食べやすく、ワインのグラスがかなり進みました。なお、名称などは私の推測によるため思い違いがある場合は何とぞご容赦下さい。美味しい料理と友人たちとの年相応の会話を阿楽しんだ午後3時過ぎに「ラ・カサリンガ」を出ました。そのころには雨がすっかり上がっており、定例となっている二次会の会場へとタクシーで向かうことに。
勤務していた会社の本社が丸の内から他の場所に移転してから30数年、すっかり足が遠のいていた、「丸の内仲通り」の変化を十分実感する感慨深い半日となりました。(終)




























































































































































































































































































































































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