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2016年11月28日 (月)

昔懐かしい「丸の内仲通り」を散策(その2)

HERMES(エルメス)”が入る北隣のビルは「新東京ビル」(地上9階建て、1965年竣工)はSMBC日興証券本店などが入居しています。隣の「新国際ビル」とともに高度経済成長期に建てられました。1-2階部分のファサードは今風に変更されています。
 
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右手を見ると、「新国際ビル」と「新東京ビル」の間にある道路はJR有楽町駅の北側にある「東京国際フォーラム」に行き当たっていました。旧東京都庁跡地に建設されたこの施設には7つのホールと大型展示ホール、多数の会議室があり、東京でも有数のコンベンションセンターです。
 
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丸の内仲通りを挟んだ反対側ではビルの建て替え工事(丸の内3-2計画)が進行中でした。
 
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「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟を一体で建て替えるもので、2018年に竣工する予定のようです。その北側を皇居(二重橋前)と東京駅の南東にある鍛冶橋交差点(外堀通り)を結ぶ馬場先通り(都道406号)が通っています。写真の左端には皇居前広場(楠木正成像付近)が少し見えます。
 
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工事現場に北隣にある高層ビルは「丸の内 MY PLAZA(マイプラザ)」が入る「明治安田生命ビル」(地上30階建、2004年竣工)、その左隣りにあるのは国の重要文化財である「明治生命館」(地上8階建、1934年竣工)です。
 
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一見すると「明治安田生命ビル」とツインビルを構成するように聳(そび)える高層ビルは「丸の内パークビル」(地上34階建、2009年竣工)です。
 
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東京駅丸の内口にある「丸の内ビル」と「新丸の内ビル」と同様、4階までの低層階が商業ゾーンの「丸の内ブッリクスクエア」となっています。手前のアネックスにメインゲートがあるようです。
 
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馬場先通り(都道406号皇居前鍛冶橋線)に出て馬場先門から二重橋方面を望みました。
 
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馬場先通りの東京国際フォーラム側では地下通路接続工事が行われています。この先の地下には京葉線の東京駅があり、駅と周辺のビルを接続する地下通路の延伸工事でしょう。ちなみに、その通路は東京駅丸の内地下通路と同八重洲地下通路ともつながっています。
 
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広い馬場先通りを横断すると、2つの高層ビルに挟(はさ)まれた「丸の内仲通り」が人影がない並木道となって続いていました。「小雨降る地上広場」の記事でも紹介したシャンソン曲 『小雨降る径』 の物悲しいメロディーが私の頭の中に静かに流れ始めました。
 
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「丸の内パークビル」の南東角にある「丸の内の案内地図」
 
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同じく、こちらは江戸時代の大名屋敷を描いた古地図です。掘に囲まれたエリアに、葵の家紋がある多くの松平家、肥後熊本藩細川家、老中であった久世大和守広周邸と安部伊勢守正弘邸などが現在の大型ビルと同規模の敷地を有していたことが分かります。
 
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その先の歩道に彫像を見つけました。パブリックアートとして設置されているイタリアのジュリア―ノ・ヴァンジ作「追憶」(2004年)です。丸の内仲通にある彫像は箱根彫刻の森から提供されたもので、3年毎を目途に新しいものと交換することで、より多くの彫像を鑑賞できるように配慮されているそうです。
 
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右手の「丸の内パークビル」(写真左)とその「アネックス」(同右)にある通路から敷地内に入ると、それらの建物に囲まれた中庭ともいえる「三菱一号館広場」がありました。直線的な「丸の内仲通り」の堅いイメージと対比させるため、曲線を多用してより広がりを演出した構成の広場には、数十種類のバラをはじめ、さまざまな草木やオープンカフェで構成されています。人工的に造られた起伏と植栽の配置でうまく立体感を演出して広場は、かつて機能優先で無機質であった丸の内には無かったスペースです。
 
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普段は噴水であるという場所に、美しい花を纏(まと)ったたくさんの妖精たちが華麗に舞いを披露する様子をイメージしたというクリスマスツリー「花の精のワルツ」が飾られています。その右奥には明治時代の雰囲気を演出するガス灯が見えます。
 
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イギリスのバーナード・メドウズ作「恋人たち」(1981年)
 
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イタリアのエミリオ・グレコ作「うずくまる女 No.3」(1971年)
   
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中庭の奥に「三菱一号館美術館」がありました。「旧三菱一号館」は1894年(明治27年)にジョサイア・コンドルの設計によって建設された日本初のオフィスビルで、1968年(昭和43年)に解体されましたが、2009年に現在の場所に当時の姿に似せて赤レンガで再建され、2010年に美術館として開館しました。
 
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「三菱一号美術館」側の「丸の内パークビル」は敷地の一角にあった「丸の内八重洲ビル」のファサード(建物の前面)が保存され、「丸の内パークビル」の外壁として使われているようです。(続く)

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