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2016年12月 7日 (水)

さようなら、ソニービル 「It's a Sony展」(その3)

ライブレコーディングのマニアを対象とした「ショルダー型カセットテープレコーダー(カセットデンスケ)の1号機 TC-2850SD(1973年)」(左)と3ポジションのテープセレクタなど機能面での向上や音質の改善が図られ、据え置き時と携帯時のいずれでも操作できるレバーやフィンガー・バーが用意された「テープレコーダー TC-5550-2(1974年)」(右)
 
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テレビチューナー内臓のベータ方式ビデオテープレコーダー(第1号機) SL-7300(1975年)は当時285,000円と高価格(大卒初任給の3倍以上)
 
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<関連情報: 家庭用ビデオ戦争>

家庭用ビデオが登場した初期にはカセット収納型規格として家電メーカー各社は自社規格の製品を開発・販売して様々なものが乱立したが、ソニーのベータ方式(製品化された1975年にはベータマックス)とビクターのVHS(1976年開発)の2方式に集約された。そして、画質と機能に優れたベータ方式と家庭での使用を考えた適度な画質・機能と2時間録画が可能なVHSの両陣営に家電メーカーが分かれて「関ヶ原の合戦」の様相を呈した。しかし、1980年代半ばには、部品点数が少なく軽量であり(注、1976年に松下電器の松下幸之助氏が子会社ビクターのVHSを支持した最大の要因とされる)、録画時間が2時間と長く、販売店が多いことでVHSの優勢は決定的となり、ソニー自身も1988年にはVHS製品も販売するようになって「家庭用ビデオ戦争」は終結した。

 

3ヘッド(消去・録音・再生)・3モーター構成(キャプスタン用はFG付周波数制御サーボモーター)のオープンリールテープと同一のテープを収めたエルカセットシェルに対応する最上位機の「カセットデッキ EL-7(1976年)」
 
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ラジオ・白黒テレビ・カセットレコーダーの複合機「ラジカセ付テレビ FX-400(1976年)」(左)と未来的なデザインの超軽量(9kg)の「モバイル白黒テレビTV-7A(1972年)」
 
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ラジオ・白黒テレビ(3型)・テープレコーダーが一体となった複合機「FX-300(1976年)」は飛行機のコクピットをイメージしてデザインされたそうです。
 
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「小型テレビ KV-6010(1973年)」(サイズ:23x30x21cm)、超軽量(重量9kg)の「モバイルテレビ KV-1010U(1971年)」、KV1312U(1970年)
 
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「トリニトロンカラーテレビ KV-2050M(1974年)」
 
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「トリニトロンカラーテレビ KV-1375D(1978年)」(左)とブラウン管が90度回転して縦横どちらにおいても使える「ポータブル白黒テレビ TV-501(1977年)」(重量約3.3kg)
 
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オーディオ製品を一つに集めた「システムコンポ Listen5(1972年)」
 
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1980年代のフロアに上がりました。いよいよポータブルステレオカセットプレイヤー「Walkman」(ウォークマン)と8mmビデオカメラ「Handycam」(ハンディカム)やビデオウォークマン、CDラジカセなどが登場します。

 

左から、「ウォークマン用ヘッドホン MDR-3(1979年)」、「ウォークマン」の第1号機である「ポータブルステレオカセットプレイヤー TPS-L2(1979年)」、「初代ウォークマン」のモデルになった「カセットレコーダー TCM-100(1978年)
   
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左から、プロフェッショナル仕様でレコーディングスタジオで使用されている「ステレオヘッドホン MDR-CD900ST(1989年)」、MDRシリーズが10周年を迎えた記念すべきフラッグシップモデルの「ステレオヘッドホン MDR-R10(1988年)」、「NUDE」シリーズ第一号機「ステレオイヤーレシーバー MDR-E252(1982年)」、FM受信機を内蔵した小型・軽量のオープンエア型「ステレオヘッドホン MDR-FM7(1980年)」
 
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多彩なウォークマン製品群
 
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ペットネームが「フラミンゴ」である「ポータブルLPプレイヤー PS-F5(1983年)」はヘッドホン端子とライン出力端子の他にFM送信機が内蔵されているためFMラジオで聴くことができるソニーならではの製品です。形状から見てリニアトラッキング方式でしょう。ちなみに、後継製品のPS-F9もあるようです。
 
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世界最初の「コンパクトディスク(CD)プレイヤー CDP-101(1982年)」
 
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ディスクじゃカットサイズの底面積(厚さはCDジャケット4枚分)を実現したコンポーネントタイプ第1号機の「ポータブルCDプレイヤー D-50(1984年)」(左)とその木型(右)
 
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スクエアなスタイリングが強調された「ラジオカセットレコーダー ZX-7(1985年ころ)」は、有用範囲の広いフラットコーンのAPMスピーカーをダウンサイジングして、長方形のフォルムに融合させています。
 
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ラジオ機能の一部をカットして小型化した「ステレオカセットレコーダー CFS-W80(1984年」
 
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CDからの自動編集・テープ編集機能を充実させた上位機種「CDラジオカセットレコーダー CFD-DW97(1989年)
 
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(続く)

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