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2017年2月 6日 (月)

久しぶりの南房総ドライブ旅を満喫する(その6) 鴨川市の「大山千枚田」

走り馴れた国道410号(房総フラワーライン)で千倉町平磯や白間津(しらまづ)にある「露地栽培の花畑」を見るため立ち寄った道の駅「白間津花のパーキング」を通過したあと、より海岸線に近い県道251号を走ることにしました。千倉港を過ぎた北朝夷(きたあさい)交差点で国道410号に戻りました。ちなみに、変わった地名の「朝夷」は安房国にあった「朝夷郡」(現在の南房総市の一部と鴨川市の一部)に由来しているようです。

 

千倉町白子地区(内房線の千歳駅近く)で県道297号(房総フラワーライン)にそれてローズマリー公園前を通過し、フラワーライン入口交差点で国道128号に合流しました。その先は山が海岸線に迫(せま)って前方の見晴らしが悪くなりました。ここで鴨川灯台に立ち寄るために利用した県道247号にそれれば、当初の立ち寄り先の候補に入れていた「仁右衛門島(にえもんじま)」へことが行くことができます。約3万平方メートルの島(私有地)で、千葉県の名勝と新日本百景に指定されており、磯遊びやバーベキューを楽しむことができるそうです。ちなみに、観覧料金(渡船料含)は大人が1350円。

 

しかし、海が荒れており、時間が押して日が傾いてきましたから今回はスルーすることにして、国道128号で太海(ふとみ)を通過して安房鴨川駅に近い交差点を左折して県道34号(長狭街道)に入りました。7年前に鋸南町の保田から佐久間ダムへ花を求めてドライブしたことがある房総半島を横断する主要道路です。前回は西半分を利用しましたが、今回はその東半分を走る予定です。
 
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国道410号を横切って約3km、釜沼集落にある交差点(釜沼バス停付近)を左折して市道に入りました。目指すのは嶺岡の山並みに連なる県内最高峰の愛宕山(あたごやま、標高408m)の麓(ふもと)にある面積約4ヘクタールの急傾斜地(標高90~150m、東西約600m)に整備された大小375枚の田圃(たんぼ)が連なる棚田の「大山千枚田」で、日本の棚田百選に選ばれている東京に一番近い棚田として知られます。
 
当ブログではこれまでに日本の棚田百選のなかから、滋賀県高島市の畑棚田、長野県飯山市の福島棚田南河内の棚田や北摂・能勢町の長谷(ながたに)棚田、東三河・四谷の千枚田を紹介しています。ちなみに、「大山千枚田」は、河川やため池が水源ではなく、雨水だけで耕作する「天水田(てんすいでん)」で、として全国的に珍しいのだそうです。
 

 

緩やかな坂道を上がった場所で「大山千枚田」の立て看板を見つけました。
 
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写真を撮影していると地元の方が教えてくださいました。『大山千枚田はもっと上だよ!』 と。

 

トンネルを抜けて坂道を上がると見事な棚田が眼前に広がりました。
 
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さらに進んだところに駐車場(小型車20-30台分、無料)がありました。その奥では完成間近と思われる川崎市営トイレの建設工事が行われています。
 
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駐車場の辺りは棚田を観るにはベストポジションではなさそうです。
 
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そこで、車を下りて「棚田の里コース」の案内標識にしたがって上り坂を歩くことにしました。
 
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期待した通りに見晴らしが良くなってきました。畦道(あぜみち)を散策する人たちがいます。
 
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「大山千枚田」の説明看板
 
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駐車場がかなり遠くに見えます。畦道を歩いていた人たちは団体客のようでバスが迎えに着ました。ちなみに、黒い屋根は新築中のトイレです。
 
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一段高い場所に『刈り終へし 棚田に稲葉 青く茂り あぜのなだりに 彼岸花咲く』 と刻まれた御製碑がありました。
 
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天皇皇后両陛下が平成22年9月に「大山千枚田」を視察された時に、天皇陛下が詠まれた御製(ぎょせい、和歌)であるとの説明が脇の礎石に鴨川市長名で説明されています。

 

御製碑の脇から見る「大山千枚田」
 
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坂道をさらに上がると軽食と飲み物を提供するカフェ「棚田娯楽部」がありました。この裏手に古民家レストランの「ごんべい」があるようです。
 
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最高地点から見る「大山千枚田」の最も標高が高いエリアは棚田オーナー制度が実施されているようで、「A1」「A2」「A3」などと番号が振られています。調べると、「大山千枚田」では農業体験初心者向け(作業参加・交流型)の農業トラスト制度(一区画約百平米、年会費3万円)を運営しているとのこと。
 
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アンズの木を見かけました。古代に中国から伝わったことでカラモモ(唐桃)とも呼ばれる梅やスモモに近い品種だそうで、甘い果実を実らせるようです。
 
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最高地点で反対側(西方)を見ると棚田の造成(あるいは修復)作業が行われていました。
 
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陽がかなり傾いてきましたので、暗くならないうちに到着できるよう、最後の目的地へ急ぐことにしました。(続く)

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