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2017年4月24日 (月)

再開発で誕生したギンザシックス(後編)

同行者が一番盛り上がったのは”YAYOI KUSAMA POP UP STORE”でした。赤い水玉のデザインが高く評価された国際的なデザイナー、草間彌生(やよい)さんの店です。「わが永遠の魂」は彼女の作品のタイトルであるとともに彼女の哲学なのでしょう。入館してすぐ見た吹き抜けの天井から吊り下げられたカボチャをモチーフとした風船群ももちろんも草間彌生さんによるインスタレーション(注、場所・空間を演出する作品)です。
 
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この絵画も絵画作品群「わが永遠の魂」(My Eternal Soul)のひとつのようです。1983年の「かぼちゃの神様」(写真左)と「かぼちゃ(赤)」(写真右)の値札を見てびっくり。高級外車並!
 
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ティーカップセット
 
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同行者は、この店の商品なら手が届くと、あれこれ探し始めました。手に取っているのは「わが永遠の魂」のデザインが描かれたカラフルな外装の箱に入ったクッキー。
 
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同行者はポチ袋(祝儀袋)も買い求めました。来年の正月にオチビちゃんたちへ渡すのだとうれしそう。
 
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その先にあるのは創業が安政元年(1854年)の京都宇治・中村藤𠮷(とうきち)本店のカフェ。開店祝いの花には有名な女性歌手たちの名がありました。
 
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KENZO”(ケンゾー)、”Maison Margiela”(メゾン マルジェラ)、”MARUNI”(マル二)などが入店する3階のファッションフロアを通過して、同じくファッションの店舗が並ぶ2階に下りました。吹き抜けの真下にある開放的な店舗には奇妙なオブジェと帽子・サンダルが展示されています。商品の説明はありませんから、店内装飾品でしょうか。
 
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見上げた吹上天井のインスタレーション(注、空間を演出する作品)
 
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テレビ番組のロケーションのようです。マイクには”Zip”と表示されていますから、日本テレビのクルーです。
 
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MANOLO BLAHNIK”(マノロ ブラニク)はレディース靴(くつ)の専門店のようです。知識を持ち合わせない私が同行者に尋ねると、有名な靴ブランドであると教えてくれたあと、『ピンヒール(注、踵がかなり細いハイヒール)が履(は)けたら素敵だけど・・・』 と恨(うら)めしそうな言葉が続きました。帰宅後に調べると、スペインのカナリア諸島(ラ・パルマ島)出身のデザイナーが1972年にイギリスで立ち上げた、靴の王様との呼び名を持つ、高価格帯の靴ブランドでした。ダイアナ妃やマドンナなどが履(は)いたことで有名になったとのこと。
 
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エスカレーターと各フロアを見上げました。右下(先ほどの場所)で日本テレビのクルーによる撮影が行われています。
 
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2階の通路をほぼ一周したところで、中央に位置する大きな店舗が”SIXIÈME GINZA”(シジェーム ギンザ)であることを知りました。国内外からセレクトした雑貨を扱う店です。
 
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同行者はこのバッグも気に入ったとのこと。
 
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同行者がシジェームで商品を見ている間、近くの店舗を見て歩きました。まず、イタリアのGIANNI VERSACE(ジャンニ・ヴェルサーチ)が1978年にブランド化したアパレルと雑貨の店“VERSACE GINZA SIX“(ヴェルサーチ ギンザ シックス)。
 
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中央通りに面した地下1階・1階・2階(3フロア)を使用する多層階の旗艦店は”Yves Saint-Laurent"(イヴ・サン ローラン)です。フランスを代表するファッションデザイナー、イヴ・サン ローランは、フランス領アルジェリアで生まれたフランス人。後にパリに移住。21歳の若さで「ディオール」の主任デザイナーになり活躍しましたが、徴兵されてフランス軍兵士として参加したアルジェリア独立戦争(1954-1962年)で精神を病み、快復した1962年に独立。私が大好きな女優カトリーヌ・ドヌーブが主演したミュージカル映画「シェルブールの雨傘」(1964年公開)の時代背景と重なります。また、1967年に公開された同じく主演映画「昼顔」の衣裳をデサインしたのは彼なのです。
 
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同じく地下1階から4階まで5フロアにまたがる多層階の旗艦店“VALENTINO”(ヴァレンティノ)を出店したのは1960年にマリオ・ヴァレンティノがイタリア・ミラノで創業したファッションブランドで、オートクチュール(高級注文服)からプレタポルをテ(高品質の既製服)まで広く手掛けているそうです。
 
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ちなみに、多層旗艦店はこれら2店舗の他に、”House of Dior"(ハウス オブ ディオール/5フロア)、”CELINE”(セリーヌ/2フロア)、”Van Cleef & Arpel"(ヴァン クリーフ アンド アーベル/3フロア)、”FENDI”(フェンディ/4フロア)があります。
 

入館した時と同じ場所にあるエスカレーター1階へ下ります。館内のエスカレーターはすべて最新型のようで、両サイドに巻き込み防止用ブラシが付いています。
 
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1849年創業でパリ最古のトランクメゾン(バッグ店)“MOYNAT”(モアナ)および1846年にスペイン・マドリードで創業した革製品の”LOEWE”(ロエベ)
 
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エスカレーター脇にあるROLEX BOUTIQUE LEXIA(ロレックス ブティック レキシア)は有名な高級腕時計「ロレックス」の正規品販売店で、オーバーホールなどのアフターサービスも提供しているようです。入口付近に屈強なスタッフが数名控えていますから、近寄ることは遠慮しました。

 

地下1階はビューティフロア、地下2階はフーズフロア、そして地下3階には観世能楽堂がありますが、今回はスルーすることにしました。また、6階には高級なレストラン以外にも日本食・洋食・中華料理が味わえるフードホール「銀座大食堂」が、そして地下2階にはイートインのあるスイーツ店街の「デパ地下」など銀座でも気軽にランチを食べる場所もあるのですが、次の予定があるため立ち寄らないことにしました。

 

今回も、いつものように最上階から下の階へ下りながら、約1時間15分で目を惹(ひ)かれた約1割の店舗をざっと見て回りました。吹き抜け構造の建物に多くの店舗が入る形態はアメリカでは半世紀以上前からある大型ショッピングモール(注、遊歩道や広場などのある大規模な屋内商店街)そのものです。ただし、キーテナントとして百貨店がないことと、駐車場が限られる都心の一等地に立地することは、新しいチャレンジといえます。

 

GSIXに入店するのはいずれも高級な商品やサービスを提供する店ばかりで、普段であれば足を踏み入れることが躊躇(ためら)われる雰囲気がありました。しかし、グランドオープンした日の午前中は各店舗に選(え)り抜きの店員たちが配置されていることもあり、楽しみながら目の保養をすることができました。初日に足を運んだのは良い選択だったようです。
 
 

入館した時と同じ出入口から中央通りに出ました。すぐ脇にある”SAINT LAURENT GINZA”(サンローラン ギンザ)などの路面店を外から撮影することは遠慮しました。
 
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銀座五丁目交差点の角には相変わらず最後尾の看板を持つ人たちが来館者を時計回りに誘導しています。その後方に見えるのは”FENDI”(フェンディ)の店舗です。
 
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三愛ビル(写真左端)と和光ビルがある銀座四丁目交差点まで戻り、東京メトロ銀座線に乗って次の目的地へ向かいました。
 
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その記事は「40年ぶりのミャンマー旅行」の途中に箸休めとしておいおい挿入する予定です。(終)

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