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2017年4月 7日 (金)

40年ぶりのミャンマー訪問(その13) オールドバガンの寺院群① タビィニュ寺院(後編)

階にある正方形の回廊を時計回りに廻ると、金で覆われた大小の仏陀(釈迦像)が飾られていました。
 
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2番目の仏堂には草木染を示す黄土色の袈裟(けさ)を偏袒右肩(へんだんうけん、注、右肩を出した着方)のスタイルで身に着けた仏陀(ぶっだ)が現代的な照明に照らされています。頭頂部で髪の毛が膨らむヘヤ―スタイルから釈迦であることが確認できます。
 
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口角が上がり微笑む表情をする仏陀
 
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明り取りの光を受けて輝く2体の仏陀
 
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寺院の外側では砂絵の職人がいて作業中、寺院内に仏教をモチーフとする砂絵が並べられていました。漆器とともに、バガン土産の定番なのだそうです。ミャンマーの砂絵は木綿の布に下絵を描き、接着剤を付けたあと、色とりどりの砂を散りばめて彩色するようです。
 
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ちなみに、砂絵には単色の砂に凹凸をつけて描く手法もあります。その例としては、香川県善通寺市の「銭型砂絵」、アメリカインディアン(ナバホ族)の砂絵(注、わが家にある砂絵はアリゾナの観光土産であるため着色されている)、そしてテレビ番組のなかで紹介された現代的でユニークなサンドアート(背面から照明された大きなすりガラス上に落とした砂を手を使ってダイナミックに模様を描く手法)も。
 
 

歩いてきた回廊を振り返ってみました。
 
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回廊を右に折れると同じように仏陀が配置されていました。
 
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3
番目の仏堂に鎮座する仏陀

 
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壁の表面が剥がれ落ちた部分を見ると、煉瓦の上に壁画が描かれ、その上に白い塗料乗られたことが分かります。
 
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天井にはモザイク画が残っていました。
 
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4体目の仏堂が近づきました。
 
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そして鍵が掛けられたドアの中にも仏陀があるようです。
 
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ガラスケースに電飾が付けられ、強い照明が当てられている仏像は他の仏陀と異なり立像(りゅうぞう)です。さらに、印相(いんそう)が違うこと、光背(こうはい)まで金箔が貼られていること、そして袈裟(けさ)が両肩を覆(おお)って着用する通肩(つうけん)ですから、釈迦如来(しゃかにょらい)、つまり釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)と呼びたくなります。しかし、上座部仏教(旧小乗仏教)では釈迦が唯一の仏であることから、大乗仏教的な考えは無意味かもしれませんが・・。
 
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この先を曲がると東の入口に戻るようです。
 
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入口がある建物の東側は石板が敷き詰められ、下足を脱ぐ右手前には鐘があります。北方向にはこの寺院のものと思われるパヤー(仏塔)が見えました。
 
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入口から少し離れてあらためて見上げた寺院の建物は壮大で圧倒されます。多くの黄金色の塔と屋根の装飾がこの寺院に威厳を与える効果をもたらしています。ちなみに、以前は2階のテラスに上がって広大なバガン平原を眺(なが)めることができたそうです。注、東側の入り口正面にある階段は閉じられており、現在は2階の回廊(その12の内部構造を示す写真を参照)とテラスはともに一般公開されていない
 
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境内の南東角(土産物店の裏手)にあるタビィニュ僧院には日本の戦友遺族の会とミャンマー友好協会が建立したというパガン慰霊堂建立之碑と数多くの戦没者慰霊碑があるようですが、夕日鑑賞の時間に間に合わなくなるリスクがありますから、立ち寄りませんでした。参道脇に生えるサボテンを見ながら駐車場まで戻り、午約25分間滞在したタビィニュ寺院を後にして、4時半過ぎに次の目的地へ向かいました。
 
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(続く)

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