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2017年5月12日 (金)

40年ぶりのミャンマー訪問(その36) ヤンゴンのシュエダゴン・パヤー(前編)

これまで何度も遠景写真を紹介してきたヤンゴン最大の聖地「シュエダゴン・パヤー」へ向かいました。カンドーヂ湖の西方約2kmにあり、チャウッター・パヤーとチャトリウム・ホテル・ロイヤルレイク・ヤンゴンからほぼ同じ距離です。カンドーヂ湖近くまで戻り、南参道に口に近い駐車場に入り、右手にある入場口へ。
 
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ちなみに、南参道口には大きなライオンが仏塔を守るように置かれており、そこから104段の階段で57mの丘の上にある境内へ上がるのが一般的な順路ですが、南東の角にはエレベーターが、そして東側と北側参道とエレベーターが、西側には西参道とエスカレーターが配置されているそうです。

 

参拝料を支払った証明になるシールを胸に貼り、手荷物検査を受けたあと、我われは南東の角にあるエレベーターを利用しました。
 
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エレベーターが上昇すると、すぐ近く(500m南東)にあるマハ・ウィザヤ・ゼディが見えます。注、ゼディは仏塔の建物を指し、パヤーは仏像・仏塔・聖遺物・経典などの総称
 
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エレベーター棟と境内を結ぶ歩道橋の入口でロンジを身に着けて満足げな西洋人のグループとすれ違いました。
 
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左手には屋根がある南参道が見えます。
 
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同行者は入場する時にもらった案内図を確認し始めました。注、現在地は写真の左下
 
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いよいよ境内(テラス)に入ります。
 
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40年前に見て以来、忘れたことのないシュエダゴン・パヤーの主塔が目に飛び込んできました。
 
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今から2600年以上も昔、二人の兄弟商人がインドで仏陀と出会って8本の聖髪をもらいうけ、紀元前585年にこの地に奉納したのがシュエダゴン・パヤーの紀元と伝えられます。(注、考古学者は6-10世紀の建立と考えているとのこと) それ以降、度重なる拡張工事の末、大小合わせて60あまりの塔に囲まれた大仏塔となりました。現在の仏塔の原型は15世紀中頃に時の権力者でバゴーの女王シンソープによって完成されたとされます。
 
 

写真中央には子供を抱いているブラマ―(梵天)と蓮(はす)の花を持っているブラマ―(左)が写っています。男の子が欲しい場合は子供を抱くブラマ―に、女の子が欲しい場合には蓮の花を持つブラマ―に祈ると良いそうです。
 
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そして、少し右手には八曜日のうち火曜日生まれに人が祈る祭壇がありました。チャウッターヂー・パヤーの記事で説明したように、ミャンマーの伝統暦による「八曜日」(注、生まれた日の曜日、ただし水曜日は午前と午後を2つに分ける)の守護像です。

 

面白い装飾のある小塔
 
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反時計回りに主塔の周りを巡ります。右手には、境内の東西南北にある祈祷堂のひとつ、コーナゴォン仏を祀るお堂があります。昔より豪華な建物になっているようです。その両脇に水曜日生まれの神様がありました。
 
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ちなみに、4つの祈祷所にはシュエダゴン・パヤーにゆかりのある仏陀像が祀られているそうです。東には1番目の仏陀「カクタン」、南に2番目仏陀「コーナゴォン」、西には3番目仏陀「カタパ」、そして、北には4番目の仏陀「ゴータマ」が配置され、各々の聖遺物、「杖」「水濾し」「浴衣」「8本の聖髪」が奉納されているそうです。
 

左手の建物内には釈迦にまつわる話が8枚の絵に描かれていました。注、最初と最後だけを抜粋
 
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主塔の高さは99.4m、基底部の周囲は433m。使われている金箔(金の板)の数だけでも8688枚といわれるそうです。
 
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塔の最頂部には1個76カラットのダイヤモンドをはじめ、総計5451のダイヤモンドと1383個のルビー、ほかにもヒスイなどの宝石がちりばめられた「聖なるダイヤモンドの蕾(つぼみ)」が取り付けられていますが、すべては善男善女の寄進によるものだそうです。その下は"Screw pine flower"(松ぼっくりに似た阿檀の実)と大きな傘、そしてバナナの蕾(写真下部)と呼ばれる部分です。
 
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40年前の写真は西参道に近いこの南西のテラス(もう少し近寄った上向きのアングル)で撮影したようです。

 
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左手の建物内にある翡翠(ひすい)の仏陀像
   
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カタパ仏が祀られる西の祈祷堂が近づきました。
 
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ボー・ボー・ヂー像(注、土着宗教のナッ神)が祀られる南西角の方向を振り返って撮影
 
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(続く)

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