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2017年7月22日 (土)

自動運転バス一般公開試乗会に参加する(前編)

7月18日から23日まで港区芝の「ザ・プリンスパークタワー東京」のプリンス空中庭園で行われている「自動運転バス一般公開試乗会」(無料)に参加する機会を得ました。仕事で何度か訪れた場所ですから迷うことはありません。最寄り駅は都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅(徒歩2分)または同じく三田線芝公園駅(徒歩3分)です。

 

赤羽橋口から地上に出て、国道1号の赤羽橋交差点を横断すると、左手に東京タワーが聳えていました。私が好きなビューポイントのひとつです。
 
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芝公園の脇に出て、公園内の遊歩道に入りました。
 
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直進すればホテルの庭園に出ますが、受付があるかもしれないと考え、ホテルのエントランスへ向かいました。
 
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正面玄関の大きなドアの脇にある通用口からホテルのロビーへ
 
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目に付く場所に”Softbank World 2017(720-21日開催)の案内看板がありました。ソフトバンクがこのホテルのコンベンションホール(地下2階)で開催する「情報革命が導く、新たな世界。」をテーマに、「IoT」「AI(人工知能)」「ロボット」の融合により実現する新たな世界とビジネススタイルを提案する法人向けのイベント(80の企業が出展、人型ロボット・ペッパーの進歩)であり、自動運転の試乗会とは別の催し物です。
 
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「自動運転バス一般公開試乗会」の案内・受付は館内にはないようです。広いロビーを抜けて、奥にあるエレベーターで2階に上がり、ガーデンチャペルの脇を通り抜けて、広い空中庭園に出ると、右手のテント周辺に人だかりが確認できました。正面に東京タワーがあり、その先には神谷町のビル群が、そして右端あるのは複合ビルの愛宕グリーンヒルズの愛宕モリタワー(手前)と愛宕フォレストタワー(奥)です。
 
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産学の連携団体「自動運転バス調査委員会」が行う実証実験(717日から23)中に行われる試乗会はフランスの”Navya SAS(ナビヤ社)が開発した自動運転専用の電気自動車(運転席がない自動運転専用車両)、名前は”NAVYA ARMA(ナビヤ・アルマ)を利用しています。高精度(誤差数cm)GPSで自車位置を測位し、LiDAR(レーザーレーダー)やカメラなどで障害物を検知して、あらかじめ設定したルートを走ることで、自動運転バスの実用化に向け、受容性や安全性と基本的な性能を検証するものです。(注、通常GPSの誤差は数mから10mといわれる) ちなみに、所有者はソフトバンクグループの「SBドライブ」とのこと。

 

自動運転バス調査委員会によると、『自動運転車両による路線バスの運行は、運転手不足や路線維持などの交通事業者が抱える課題の解決や、交通弱者の移動を支援する手段の一つとして期待されている。今後実施する実証実験の結果を公開することで、社会およびバス業界全体の自動運転への理解を促進し、自動運転バスの実用化による公共交通の維持・改善につなげるとしている。』とその意義を説明しています。

 

また、「SBドライブ」の発表によると、”NAVYA ARMA”は、2016年からスイス・シオンの公共交通機関として導入されているほか、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどで試験走行が実施されています。

 

ちなみに、「ナビヤ・アルマ」の主要仕様は以下の通りです。

・乗車人員: 15名(座席数11

・動力: 電動機(定格出力 15kwx1)

・設計上の最高速度: 45km/h

・設計上の走行時間: 最長13時間

・車両寸法: 全長4.75m、全幅2.11m、全高2.65m

・車両重量: 2,400kg

・車両総重量: 3.450kg

なお、詳細は関連のページ(英文)で参照できます。

 

午前10時30分から午後4時30分まで(最終日の23日のみ午後1時まで)、ほぼ10分間隔で行われる公開試乗会は「ザ・プリンスパークタワー東京」の広い空中庭園にある円形の遊歩道(一周約150m)を利用しているようです。当日、飛び入りで参加することも可能のようですが、念のため午後1時15分の回を事前に申し込んでおきました。参考情報ですが、試乗会は最終日まで予約で埋まっており、試乗するにはキャンセル待ちのようです。
 
受付けと表示されたデスクへ向かうと、そこに居る人たちが全員、少し先に停まる「ナビヤ・アルマ」を眺めています。何かトラブルがあったのでしょうか。
 
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名前を伝えて整理券を受け取り、待機場所のテント内で強い陽射しを避けて待つことに。午前12時30分ごろ、「再開します」とのアナウンスがあり、午前12時スタートの試乗客が案内されました。30分ほどの遅れです。
さらに、「遅れを取り戻すために連続運転をします」との補足説明が続きました。試乗の間に休止時間を置かないことにしたようです。

 

やおら「ナビヤ・アルマ」が動き始めて、受付とは反対側でまた停車して、ドアが開きました。停留所に設定された場所のようです。
 
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ドアが閉まると、再び動き始めます。
 
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「ナビヤ・アルマ」がやっと受付近くまで戻ってきました。曲線を多用した柔らかな外形が印象的です。
 
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「ナビヤ・アルマ」に近づいて撮影。前後の形状がほとんど同じであり、ロンドンのタクシーのように前後にある客席には乗客が向かい合って座っているため、どちらが前か判断が難しいことが分かりました。ちなみに、赤いテールランプがある方が後部です。
 
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そして、こちらが前部です。
 
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人の歩く速さの2倍くらいのスピードを出していますから、私はすぐに追い越されました。
 
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少し先、先ほど「ナビヤ・アルマ」が停止していた場所で再び止まりました。人がコース内に入ったためのようです。この写真に写っていますが、試乗会では安全性の確保のため、オペレーターが乗車するほか、走行ルート上に監視員が数名配置されていました。
 
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受付けで整理券を受け取る人も増えました。スタッフは無線でコースの各所と連絡をとっているようです。
 
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試乗後にはアンケートを書くようです。また、その脇には「自動運転バス一般公開試乗会」への予約を呼びかけるパネルが置かれています。
 
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暑さに耐えながら待つこと約30分、遅れはほぼ解消しました。試乗客の乗降もスムーズです。
   
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同行者は冷たい水が提供される待合所のテントで、私は受付の近くにある集合所のテントでさらに待つことに。
 
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正常なスケジュールに戻り、乗降所での停車時間が長くなったことで、「ナビヤ・アルマ」の内外を撮影することができました。ちなみに、ホテルから伸びる遊歩道の先が乗降所になっています。
 
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「ナビヤ・アルマ」を所有する“SBドライブ”のロゴ
 
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車内には前後に4席ずつ。乗降ドアの反対側には折り畳み式のイスが3席あります。ガラスの反射で見にくい写真になったことをご容赦ください。
 
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(続く)

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