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2017年8月12日 (土)

湖南三山・国宝巡り(その1) 天台宗阿星山常楽寺(本堂・三重塔)①

オチビちゃんとコチビちゃんの家に1週間ほど滞在して、夏祭りやスイミングプールなどに出かけて楽しい日々はあっという間に過ぎてしまいました。名残は尽きませんが、最終日の朝、国道1号を東に走って京都市から滋賀県の大津市・草津市を経て湖南市に入りました。石部口交差点を右折し、県道113号と県道119号を利用して石部南小前交差点を通過。6年前、旧東海道を辿った際、石部宿跡を巡った時に立ち寄ったエリアです。石部南小前交差点の約1km先にあるY字路に「常楽寺」と「長寿寺」の案内標識を見つけました。常楽寺は右手の道に入るように指示されています。
 
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150mほど進むと、右手に「常楽寺入口」の立て看板がありました。その先には寺院と思われる建物が木立隠れで確認できます。右手奥にある駐車場に車を停めました。
 
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車を下りて先へ進むと、本堂と三重塔が国宝であることを示す立て看板が誇らしげに立てられています。受け付けは小さな川に架かる石橋を渡ったところにあるようです。
 
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入口と表示された先に受付が見えます。事前に調べると、「常楽寺」に参拝するには予約が必要とありましたので、前日に電話を入れて午前11時からの参拝を予約してありました。その午前11時にはまだ20分ほどありますが、受付からの声に促されて受付窓口へ進みました。入山料(参拝料)は大人が500円ですから、同行者と私の二人分を納めると、パンフレットを2部手渡されました。
 
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そして、拝観時の注意事項をいくつか説明されました。『本堂に入ると自動的に電燈が点灯すること』、『本堂内には防犯用カメラが設置されていること』、『本堂から出ると自動的に電燈が消灯されること』、などだったと思います。
 

受け付け窓口を抜けて境内に入った場所に手作り感に溢れる立て看板を見かけました。常楽寺とともに湖南三山と呼ばれる長寿寺と善水寺への道案内図です。長寿寺は県道119号を1kmほど進んだ場所にあり、善水寺は国道1号の北側、約9km離れた「十二坊温泉ゆらら」の近くにあるようです。
 
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左手に折れると、右手に「鐘楼」がありました。
 
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その右後方の建物は行者堂と表示されています。柱が右に傾いたため、屋根が右方向に少しずれています。そして、内部に「役の行者像」はありません。
 
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「常楽寺」の本堂と三重塔を背景にして記念写真を撮影する場所のようです。共に国宝に指定されている威風堂々とした名建築で、その重厚さはさすがに圧巻です。屋根は檜皮で葺かれた一重の入母屋造で、三間の向拝(こうはい、注、屋根の中央が前方に張り出した部分)が付く巨大さです。
 
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「常楽寺の縁起」
 
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「常楽寺(じょうらくじ)」は、滋賀県湖南市石部地区にある天台宗の寺院で、山号は阿星山(あぼしさん)、本尊は千手観音(秘仏)です。同じ石部地区にある長寿寺の「東寺(ひがしでら)」に対して、「西寺(にしでら)」と呼ばれているそうです。湖南市・栗東市・信楽町の境界にある阿星山(あぼしやま)の北鹿(ほくろく)にある「常楽寺」は、奈良時代の和銅年間(708~715年)に元明天皇の勅令により、良弁(ろうべん)僧正が開祖した阿星寺(あせいじ)五千坊の中心寺院として、また紫香楽宮(742~745年)の鬼門鎮護として栄えたそうです。南北朝時代の延文5年(1360年)に落雷による火災で全焼しましたが、同年、観慶(かんけい)らによって再興されました。桁行7間、梁間6間、向拝3間、入母屋造、桧皮葺の本堂は、明治31年国宝(旧法)に指定され、昭和28年には新法(文化財保護法)により国宝に再指定されました。(出典:常楽寺のパンフレットなど)

 

「常楽寺の縁起」の脇にある応永13年(1406年)に造られた重要文化財の石灯籠
 
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本堂の扁額(へんがく)に寺号の「常楽寺」が書かれています。その両側には長い軒支輪(のきしりん)が巡らされていることも大きな特徴とのこと。また、蔀戸(しとみど)は上下2枚に分かれ、上半分だけが外開きできる、半蔀(はじとみ)です。上部は換気用に少し開けられています。ちなみに、蔀戸は板の両面に講師を組んだ戸のことです。 
 
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本堂の前に立つ説明看板
 
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本堂の右手に進みます。
 
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右手の「薬師堂」には新しい「薬師如来」が祀られているようです。
 
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下足箱に履物を置いて本堂へ上がります。
 
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堂内は撮影禁止です。
 
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(続く) 

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