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2017年11月30日 (木)

愛知県犬山市の「博物館明治村」を堪能する(その2)

「帝国ホテル中央玄関」は34年前に家族で「明治村」を訪れた時のままのようです。大正12年(1923年)8月に完成した「帝国ホテル」(東京都千代田区)は、9月1日の披露式の当日に発生した関東大震災による被害は少なかったそうです。「明治村」に移築されたのは、正面の玄関・メインロビー・車寄せ・前庭の池の部分とのこと。
 
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真正面から見た「帝国ホテル中央玄関」です。米国の建築家F.L.ライトが設計した「中央玄関」は幾何学的に彫られた大谷石と透かし入りレンガが使われた積み木細工のようでありながら、宮殿のような品格を持つファサードが印象的です。ちなみに、左後方に見えるのはSL用のアーチ橋。
 
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館内に入りました。
 
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喫茶室のテーブルとイス
 
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2階左手から見下ろした玄関ホールと対面にある喫茶室
 
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内側から見た玄関とその上にある喫茶室
 
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1905年9月5日、日本とロシアの使節により「ポーツマス条約」が調印された講和会議のテーブルです。
 
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「帝国ホテル中央玄関」を出て、5丁目を散策することにしました。前庭の池の脇(北側)にある建物は「名鉄岩倉変電所」(愛知県岩倉市)です。『名古屋電気鉄道により明治31年(1898年)日本で2番目の市内電車が名古屋市内に走るが、同社はその後も尾張地区に路線を伸ばし、大正元年(1912年)に犬山線を開通させた時、この岩倉変電所が建てられた。』 と説明されています。
 
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その前にある広場の先にはいくつもの建物が並んでいます。左から、「菊の世酒蔵」(愛知県刈谷市、明治初年/1868年頃)、「東京駅警備巡査派出所」(東京都千代田区、明治41年/1914年)、「金沢監獄中央看守所・監房」(石川県金沢市、明治40年/1907年)、瓦屋根の「宮津裁判所法廷」(京都府宮津市、明治19年/1886年)、右手前は「食堂楽のコロツケーの店」。
 
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さらに左手には、「隅田川新大橋」(東京都中央区/江東区、明治45年/1912年)と「聖ザビエル天主堂」(京都市中京区、明治23年/1890年)も
 
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「内閣文庫」は明治政府が中央図書館として建てた内閣文庫庁舎の主屋部分で、江戸幕府から引き継いだ子文書に加え、各地の古文書や海外の書籍が買い足され、蔵書の内容は充実していたとのこと。設計者は後に国会議事堂の建設を指揮することになる大熊喜邦。石とレンガで造られたルネッサンス様式であり、4本の円柱と2本の角柱が巨大なペディメントを受けている正面は、古代ギリシャ・ローマの神殿建築を思わせる姿であると説明されています。注、ペディメントは切妻屋根の妻側屋根下部と水平材に 囲まれた三角形の部分
 
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「皇居正門石橋飾電燈」(東京都千代田区、明治26年/1893年ころ)
 
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「展望タワー」は「川崎銀行本店」(東京都中央区、昭和2年/1927年)の正面左隅外壁部分を復元したものです。ルネッサンス様式を基調としており、当時の銀行建築の代表的な建物で、設計者はドイツのシャルロッテンブルグ工科大学(現ベルリン工科大学)に学んだ矢部又吉とのこと。
 
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最上部付近から北方には「内閣文庫」が、南方には「入鹿池」と「4丁目」の建物群を望むことができました。
 
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一階の展示室にある大型金庫群
 
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「大明寺聖パウロ教会堂」(長崎県西彼杵群伊王島)は明治12年(1879年)ころ、長崎湾の伊王島に創建された教会堂です。『内部こそゴシック様式だが、外観は鐘楼を除けば普通の農家の姿に過ぎず、いまだキリスト教禁制の影響を色濃く残している。教会堂内部は一般的には中央身廊と左右側廊からなる三廊式である。』 と説明されています。
 
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反対側(大明寺聖パウロ教会堂の前)から見た「展望タワー」
 
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(続く)

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