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2018年6月 1日 (金)

中欧3か国を巡る旅(その35) ウィーン旧市街観光(自由行動③) シュテファン大聖堂

シュテファン大聖堂」(Stephansdom、高さ107.2m)の正面を過ぎて、その北側にある低い尖塔(北塔)に近づきました。北塔へ上がる入口を探す目的です。南塔の上半分を切り取ったような形をしています。ちなみに、シュテファン大聖堂は、1147年に前身となるロマネスク様式の聖堂が建てられ、13世紀(1230年-1245年)に後期ロマネスク様式の聖堂として建て直しが始まり、14世紀(1304年-1340年)にハプスブルグ家のアルブレヒト2世(在位:1298年-1358年)と同じくルドルフ4世(在位:1358年-1365年)によってロマネスク様式の聖堂をゴシック様式の外壁で覆う工事が行われ、1361年に完成したそうです。南塔は1433年に完成し、次いで北塔も同じ高さになる予定でしたが、1511年に現在とほぼ同じ高さ(68m)で建設工事は中止されたとのこと。注、正面のファサードと2本のハイデン塔は当初(ロマネスク様式)のまま
 
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北塔の脇には観光馬車の乗降所がありました。
 
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北塔への入口は聖堂の内部にあるようですから、シュテファン大聖堂の聖堂内(無料)に入って、左手にあるエレベーター乗り場へ向かいました。チェコ・プラハの「聖ヴィーㇳ大聖堂」と同様、交差ヴォールトの高い天井が印象的です。ちなみに、南塔の高さは大きな魅力ですが、南塔は343段の階段を自力で上がる必要があることは難点です。
 
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北塔の入場料金は大人が6ユーロ、14歳以下の子供は2.5ユーロ7
 
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3-4人が乗れば満員になる円筒形の小さなエレベーターはゆっくり上昇し、数十秒後にエレベーターを出ると、出口とは反対方向に伸びる幅の狭い通路の先に小さな展望台がありました。
 
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展望台で記念撮影
 
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写真は派手な模様の屋根と正面に2本あるハイデン塔の一つを入れて撮影したウィーン旧市街の西エリアで、高い建物はほとんど見られません。
 
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三角屋根の左側には単頭の黒い鷲がモザイク画で描かれています。単頭の鷲は初期の神聖ローマ帝国の紋章で、その流れを汲むハプスブルグ家の紋章は双頭の鷲のはずですから、意味するところは不明です。そして、左の紋章はオーストリア(人口約880万人)の国章で、右はスイス国旗(国章)が使われています。神聖ローマ帝国の支配地域を表しているのかもしれません。後で調べると、右はウィーン市(連邦州、人口約186万人)の紋章であり、他にオーストリア=ハンガリー帝国の紋章(双頭の鷲)もあったようです。注、スイスのスイス国旗(国章)は神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世がスイスのある地方へ与えた旗に由来する
 
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別のアングルで撮影した三角屋根
 
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北塔を下りて大聖堂の中へ戻りました。この角度からは写っていませんが、「大説教壇」の台座(螺旋階段部)にはローマカトリックの4人の教父(聖アウグスティヌス、聖ヒエロニムス、聖アンブロジウス、聖グレゴリウス)が浮き彫りにされています。
 
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シュテファン大聖堂を出て、ケルントナー通りとは反対方向(北東)へ伸びるローテントゥルム通りを歩きました。ドナウ運河に沿うリング通り(フランツ・ヨーゼフ埠頭)にあるシュヴェーデンプラッツ駅からリングトラムに乗って旧市街を一周するためです。
 
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リングトラムは時計回りに進みます。リングトラム(座席数:31)は黄色に黒い線がアクセントとして入っています。注、以下3枚はレトロな雰囲気を出せるフィルター・モードで撮影
 
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30分間隔(一周約25分)で運行される観光用の乗り物ですから、音声案内サービス(乗車料金の9ユーロに含まれていて無料)10種類(9言語+”Kids”)の中から選ぶことができます。日本語が6番目に入っていることは嬉しい。注、公共交通共通券は利用できない、イヤフォンが提供される
 
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リングトラムは2両連結です。
 
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リングトラムの座席は景色が見やすいように配慮されています。
 
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シュヴェーデン橋の袂(たもと)を通過。ちなみに、右手の建物は有名な建築家ジャン・ヌーヴェルが設計したスタイリッシュな・ホテルの「ソフィテル・ウィーン・シュテファンスドーム」です。
 
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次回は「リングトラム」の車窓から見る旧市街の風景を紹介します。(続く)

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