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2018年7月 2日 (月)

衛星放送受信用アンテナの交換作業

日頃、掃除が行き届かないテレビ周りが気になり、テレビをテレビ台(スピーカー内蔵)ごと移動して徹底的に掃除することにしました。ホームシアター用ではありませんが、結構な重量(約34kg)があるため、キャスターが付いています。移動防止用と傷防止用のキャスターストップを外せば、容易に移動が可能で、その下の床に溜まっていた塵と埃を一気に取り除くことができました。衛星放送を受信しながら行いましたが、時々画面が乱れるのです。アンテナ・ケーブルのコネクタが緩んでいるのかと思い、確認しましたが、すべてしっかり締められていました。ここで、テレビ台をもとの場所に戻せば、この記事を書く発端となるトラブルに遭遇することはなかったのです。

 

テレビの周辺が綺麗になったことで気持ちがハイになった私はつい余計なことを考えました。最近、ほとんど使わなくなったビデオデッキ(1999年ビクター製)をテレビ台の棚から取り外して、代わりに古いDVDレコーダー(2002年シャープ製)を設置することです。テレビ台に元々あるBDレコーダー(2015年シャープ製)と組み合わせると、何かと便利に違いありません。別番組を同時に録画でき、DVDレコーダーでは音楽CDも再生することもできます。
注、わが家のBDレコーダーは音楽CDに対応していない これまで同居者はソニー製のラジカセでダンス音楽のCDを聞いていましたが、20数年前にアメリカで購入した年代もので、数年前に音楽カセットテープの録再ができなくなり、つい最近にはCDの再生が覚束なくなったそうです。また、アメリカ仕様の大きなラジカセは、わが家の狭いリビングには不釣り合い、つまり邪魔な存在だったのです。

 

これは一石二鳥の妙案だと変更案を実行しました。もう一度、テレビ台を壁面から移動させて、ビデオカセットレコーダーとDVDレコーダーを入れ替え、テレビとのAV接続を行い、最後に分配器のBS/CS出力(衛星放送)との芋づる式接続にDVDレコーダーを加えれば、入れ替え工事は完了です。そのはずでしたが、先程まで写っていた衛星放送が映らない、つまりテレビ画面には「アンテナが接続されていません」と虚しく表示されているのです。チャンネルを変えても同様。それではと地デジに切り替えると、こちらは正常に写っています。

 

衛星アンテナの配線を接続する順番をテレビ・BDレコーダー・DVDレコーダーの3者で入れ替えても状況は変わりません。衛星受信アンテナが故障してしまったようです。現用のアンテナ(2006TDK製BCS-45DHV)は購入して12年が経過していますから、寿命だったのかもしれません。今年12月に開始される4K/8K衛星放送の様子を見て、12年後には41k放送に対応するテレビとアンテナを購入することを考えていましたから、予定が狂うことになりました。ちなみに、良い環境で使用すれば衛星放送受信アンテナの寿命は15年ほどのようです。
 
当面の対策として現行の衛星放送を受信するアンテナを購入する(買い替える)ことにして、近くの家電量販店へ出かけました。10年以上前に衛星放送用アンテナを購入した時には豊富な製品が展示されていましたが、現在は2K/4K/8K対応(受信周波数:11.7~12.75GHz、右旋回・左旋回偏波用、出力周波数:1032~3224MHz)と現行の2K(11.7~12.75GHz、右旋回偏波用出力周波数1032~2072MHz)が各1種類しか扱われていません。もちろん、私は旧アンテナと同じ仕様(受信周波数と出力周波数)の後者を購入。注、TDK製BCS-45DHVは2007年ころに製造中止になっている

 

自宅に持ち帰り、簡単な取扱い説明書にしたがって組み立て、既存の衛星アンテナと交換するだけのはずでしたが、予期せぬ問題が生じました。既存のアンテナと新しいアンテナ((MASPRO製BC45R、オフセット型)は形状が異なるため、新しいアンテナは既存の取付け金具ではポールの長さが足りず、アンテナがベランダの手摺りに当ってしまうのです。注、現用品(センターフィード型)は小型であり、購入した方はオフセット型でやや縦長であるため ホームセンターで探しましたが、適当な太さのポールが見つかりません。そこで、強度に難点はありますが、ポールを繋ぎ足すことで必要な長さを確保することにしました。
 
ここで、やっと冷静さを取り戻した私は、屋内配線のVU(地デジ)とBS/CS(衛星)の分波器(ケーブル一体型)に断線などの異常が発生した可能性が高いことに気づき、同種のものと交換しました。その理由は、テレビ台を移動させた時にBS/CS側のケーブルが強く引っ張られて、断線寸前になって画面のチラツキが発生と思われるからです。衛星放送受信用アンテナと接続するケーブルには15V/0.5Aの電流が流れているため、これを断続するとアンテナ内の電子回路が損傷する恐れがあります。注、テレビやレコーダーなどの説明書にも注意書きがある

 

ベランダに出て、新旧のアンテナを交換し、アンテナ・ケーブルを接続し直せば、残るはアンテナの方位調整だけです。旧来のアンテナを設置した時には、春分の日あるいは秋分の日の午後2時に太陽がある方向にアンテナの正面を向ければ良いとのアバウトな基準であったため、テレビ画面を確認しながらの方位調整には長時間を要しました。今回は文明の利器であるiPhoneを活用することにしました。アプリの一つである「コンパス」の精度を利用する方法です。
 
BS
放送と110CS放送は東経110度に位置する衛星からの電波を利用していますが、地上(東京・横浜)からみると衛星は方位222.4222.5度、仰角38.038.3度にあるはずです。仰角はアンテナの取付け金具(固定および仰角調整用)に表示された目盛りを利用して調整し、方位はiPhoneのアプリである「コンパス」を利用して取り付け金具とポールとの角度を変えることで行いました。具体的にはアンテナ取付け金具の平らな部分にiPhoneの上部を押し当てながら、コンパスの針が所定の方位を指すようにするだけです。

 

テレビとBDレコーダー(アンテナに給電するように設定)の電源を入れると衛星放送の画面が写りました。電波の強さを示す数値は"90"であり、目安の"60以上"を大きく上回っています。念のため、方位と仰角を微調整しましたが、いずれも"90"が最大値でした。『iPhone恐るべし』です。この状況を考えると、故障したのはアンテナではなく、分波器の方だったのかもしれないとの思いが強くなりましたが、もう引き返すことはできません。12年もの長きに亘って働いてくれたアンテナに感謝して、役目を終えてもらうことに決めました。本当にありがとう。

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