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2018年7月 9日 (月)

不用品の売却談

現役時代は海外出張の機会が多かったことで、私の部屋はいつの間にか海外の土産物で溢れてしまい、購入した時の記憶が薄れるとともに不用品(ガラクタ)と化しました。特に、中国・台湾・ベトナムなどでは訪問者が手土産を持参する習慣があるため、自分の好みではないものや価値が定かではない品物を貰うことが多いのです。いずれも処置に困ります。ゴミとして処分できるものはまだ良いのですが、大きな美術品・木彫の仏像・書画などは特に面倒な存在です。

 

まだ終活ではありませんが、多くの不用品に囲まれている生活は精神衛生に良くありません。最近、人気があるメルカリでこれらを売ることを考えましたが、商品の撮影・梱包・発送・質問/トラブルへの対応などが煩雑で、しかも手数料(販売金額の10%)が必要であるため断念しました。対面で不用品を買い取ってくれる店をネットで検索すると、わが家の近くにもあることが分かりましたので、早速十数点を持ち込みました。ユーズドの店です。入口を入った左手にある受付カウンターはブックオフのものと良く似ています。スタッフに売りたい品物を渡して受付票を受け取った後は店による査定を待ちます。

 

数分後には私の番号が店内放送で呼ばれました。カウンターに出向くと、スタッフが査定結果を説明してくれました。買い取り可能な品物は約半数と期待外れです。この店では書籍・切手・コインを扱っていないとのこと。買い取り可能な品物の評価額は私が期待するものとは逆でした。大きくて見た目が良いものは二足三文である一方、小さくて可愛らしい物の評価が高いのです。例えば、私が一番期待していた木工象嵌(ぞうがん)細工の美術品は僅か100円であるのに対して、干支(えと)が描かれたお猪口セットと絵付きガラス玉の置物はいずれも200円と健闘しました。しかし、木彫の大黒天は何と30円と最低評価。

 

査定の条件をスタッフに尋ねると、「売りやすい物は高く評価するが、売りにくいものや大きくて展示(保管)するスペースが必要なものは低い査定となる。美術品としての価値は評価しないので、高く売りたい場合は専門の古美術商へ持ち込む必要がある」とのこと。痛く納得しました。買い取り価格の合計は1000円にもなりませんでしたが、不用品の半数を処分して重荷を下ろしたことで、充分満足できました。ちなみに、自治体が回収する粗大ゴミに出せば、一品当たり200円あるいは500円のチケット(粗大ごみ処理券)を購入する必要があります。

 

翌日は貴金属・切手・金券などを扱う店に出かけました。最初の店で買い取ってもらえなかった切手とコインに加えて、金券(商品券や株主優待券など)を持参。ついでですから、これまでに収集した国内の記念切手(800)の半数近くも加えました。これまで、郵便料金が変わるたびに古い記念切手を郵便局へ持ち込んで、手数料(5/)を支払って新しい通常切手に交換してもらうようにしてきましたが、とても使い切ることはできません。つまり、記念切手はかさばりませんが、死蔵状態ですから、不用品の範疇に入れるべきなのです。

 

土産物用としてアルバム化された海外の記念切手はほとんど値がつきません。値が付く唯一の例外は中国の文化大革命当時に発行された記念切手とのこと。アメリカで発行された芸能人が描かれた切手シートもゼロ査定。国内で発行された記念切手は額面の50%(シートは80%)で一律に査定されます。注、シートとは切手の周囲(四方)に白地の部分が残っている状態のものを指す

 

外国のコインもかなり溜まっていました。ドルやユーロのコインであれば海外旅行先で使うことができますが、それ以外は発行された国でしか価値がありません。とにかく、買い取ってもらえそうな記念コインとともに各国のコインも持ち込みました。記念コイン以外は値が付きませんでしたが、兎に角引き取ってもらえました。 コインが溜る理由は海外出張後に手荷物の中から見つけることも珍しくないからからです。

 

もし、買取店で外国のコインを引き取ってもらえない場合は、三井住友銀行の支店に置かれたユニセフ外国コイン募金箱に寄付するつもりでした。これから 海外旅行をする場合には、帰国時に成田空港などの到着ロビーにはユニセフ外国コイン募金箱あるいはリムジンバスの乗車場付近にある回収箱に投入することにします。

 

最後は金券です。これは相場がはっきりしていて、かなり良い金額で買い取ってもらえました。国内の記念切手が買い取り価格の約70%を占めたことで、買い取り金額の総額は2万円近くになりました。加えて、不用品の買い取りについていろいろ知識をえたのが最大の成果。日を改めて同じ店を訪れ、手元に残っているすべての記念切手と金券を2万円強で買い取ってもらい、不用品の処分で一区切りを付けることができました。その対価として2軒の買取店から総額4万円強の支払いを受けたことは望外の成果でした。

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