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2018年8月 5日 (日)

中欧旅行(ダイジェスト版) オーストリアのウィーン

ウィーンは、ローマ帝国の北の境界に位置し、軍隊の駐屯地(ウィーンドボナ)があったことが地名の由来とされる。ローマ帝国が東西に分かれて生まれた西ローマ帝国の滅亡後、西欧の大半を支配したフランク王国は後に3分割されて3人の王子が相続。現在のドイツ/チェコ/オーストリア/北部イタリアを支配した東フランク王国の国王はローマ教皇に即位を認められたことで国名を神聖ローマ帝国に変更した後の首都(一時期はプラハ)、さらに神聖ローマ帝国の皇帝を輩出したハプスブルク家の帝国(オーストリア帝国)の首都として栄えた。オーストリア帝国は第一次世界大戦で敗れ、さらにドイツに併合されたため、第二次世界大戦後のオーストリア共和国は日本の北海道ほどの国土に900万人弱の人口を有する小国となった。ちなみに、オーストリアの国名はケルト語で東方の地を意味し、国名が似ているオーストラリアはラテン語で南の地を意味するため、2つの国名はまったく関係がない。

 

旧市街の南端にあってウィーンの顔といえるウィーン国立歌劇場は、1869年に完成して以来、ウィーンを代表する音楽施設で、パリのオペラ座およびミラノのスカラ座と共に欧州3大歌劇場と呼ばれる。グスタフ・マーラー、リヒャヤルト・シュトラウス、カール・ベーム、ヘルベルト・フォン・カラヤンなどの活躍の場となった。
 
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リング(環状道路)を時計廻りに進んだ美術史博物館の前にあるマリア・テレジア像
 
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その前方(リングの反対側)にあるブルク門は新王宮前の「英雄広場」への入口
 
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新王宮 はオーストリア帝国の威信をかけて建設されたが、帝国が1918年に崩壊した5年後の1923年に完成したため、王宮として使われることはなかった。ちなみに、ヒットラーが1938年にオーストリアを併合した時にバルコニーで演説したことでも知られる。
 
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さらに進んだ国会議事堂は、自由と法治を基礎とする民主主義が古代ギリシャで生まれたことを敬愛して、ギリシャ神殿様式で100年余り前の1883年に建設された。現在は改修工事中。
 
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すぐ先にあるウィーン市庁舎は1883年に完成したネオ・ゴチック様式の建物。部屋数は1575室。尖塔は高さ105m。市庁舎前広場では年間を通して、様々なイベントが開催される。
 
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リングに沿って旧市街の東側まで回り込んだ旧陸軍省の建物の前にあるラデツキー将軍の騎馬像
 
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ウィーン国立歌劇場の前まで戻ってケルントナー通りを北上。ウィーン旧市街の中心部ににあるシュテファン寺院はハプスブルク家の教会。約130mの尖塔(南塔)があることで知られる。南塔は1359年に完成したが、北塔は約半分の高さまで建設したところで建設が中断されたまま現在に至る。
 
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シュテファン広場で合唱するグループ
 
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シュテファン寺院の内部
 
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高い建物が少ないウィーンではエレベーターが設置された北塔が絶好の展望台である。
 
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グラーベン通りに建つペスト記念碑
 
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1812年に設立されたウィーン楽友協会の建物(1870年完成、リングの南東角外)はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり、毎年開催されるニューイヤー・コンサートは楽友協会の大ホール(黄金の間)が使用される。なお、詳細説明と綺麗な写真は関連サイトで見られる。注、写真は昼過ぎの見学時と夕刻のコンサート開始時に撮影
 
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モーツアルト・オーケストラの演奏会を聴いたブラームス・ホール 注、演奏中は撮影禁止
 
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ウィーンは地下鉄/トラム(路面電車)/バスの路線が発達しているが、観光客にはトラムに人気がある。また、共通乗車券は目的に応じて購入するとコスパが良い。例、1回券/1日券/定期券。ちなみに、改札口はないが、抜き打ちの検札が行われることがある。
 
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ウィーンは人口190万弱とヨーロッパで有数の大都市である。オーストリア帝国の首都として数々の大作曲家の活躍の舞台となった当時の雰囲気が街並みに残っている。個人的な関心事であったウィーン楽友協会内にあるホールを見学した後、ブラームス・ホールでモーツアルト・オーケストラの演奏を聴く中、アンコール曲のラデツキー行進曲に合わせて手拍子を打つことに大感激。ミーハー旅行者になった瞬間である。

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