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2018年10月12日 (金)

三遠南信自動車道の一部開通区間と建設予定エリアを走行する(その1)

そば処「くるまや中津川店」から西方へ約6km戻った中津川ICへ向かいました。中央自動車道(上り線)を利用して長野県に入り、飯田山本ICから「三遠南信(さんえんなんしん)自動車道」を走行するためです。と言うのは、中津川ICの次のICは恵那山トンネルの東側(長野県側)にある飯田山本IC、つまり中津川ICは岐阜県側東端のICなのです。また、中津川市から中央自動車道を利用しないで、つまり国道19号・国道256号・国道153号を通って飯田市へ入るルートはかなりの遠回りになります。
 
注1、「くるまや中津川店」の約8km東にある神坂(みさか)坂PAのスマートICは2019年に併設される予定
注2、 恵那山トンネルの東出口にある園原ICは、ハーフIC(下り線入口と上り線出口のみ)であり、上り線に入ることはできない

午後2時50分ころ、中津川ICから中央高速道路に入って神坂トンネル(上り線のみ*、長さ400m)を通過しました。 *中央自動車道の上り線は下り線よりも山側を通っているため
 
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次いで木曽山脈を貫く(富士見台高原の直下を通る)長大な恵那山トンネル(上り線の長さ8650m)に入ります。神坂トンネルと同様、トンネルの入口付近に信号機が設置してありました。高速道路に設置される信号機は長さが5km以上の道路トンネル(関越自動車道にある関越トンネルなど、なお追突事故による火災が発生した約2.4km長の日本坂トンネルは例外設置)、および首都高と外環道を接続する美女木JCTなどに限られています。その目的はトンネル内での事故・火災・故障車両などの緊急時に備えるためとのこと。ちなみに、恵那山トンネルは山手トンネル関越トンネル東京湾アクアトンネルなどに次いで道路トンネル第6位の長さがあります。
 
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園原ICを通過
 
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網掛山を貫く網掛トンネル(長さ1940m、車線変更禁止、最高速度70km/h)に入ります。右手の大きな構造物は換気用ジェットファンの設備と思われます。
 
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中央自動車道に入って約25分で飯田山本ICに到着
 
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中津川IC-飯田山本IC間の休日料金は700円
 
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同料金所を出て三遠南信自動車道の飯喬道路、国道474号、当面無料)へ直進します。
 
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天竜峡ICまで約7.22kmを道路の感触を確認しながら快調に走行
 
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川路トンネル(長さ185m)を通過
 
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三遠南信自動車道(開通区間:飯田山本IC-天竜峡IC)の終点(天竜峡IC)に差し掛かりました。
 
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しかし、国道151号に入るルートを間違えて、天竜峡再生道路に入ってしまったため、天竜峡中央駐車場まで行く羽目になりました。天竜川の天竜峡は、木曽川(日本ライン:岐阜県美濃加茂市-愛知県犬山市間 約10km、2013年に休止、現在はラフティングコース化)・保津川最上川・荒川の長瀞(ながとろ)などと同様、「舟下り」で有名です。
 
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天竜川に出るには長い石段を登る必要がありそうですから、急に思い立った天竜峡散策は中止することに。ただでさえ回り道をしたことで、貴重な時間をかなりロスしています。中央自動車道の飯田山本ICで三遠南信自動車道に入り、その感触を確認しながら天竜峡ICまで走りました。しかし、国道151号への入り方を間違えて、天竜峡付近に出ました。立ち寄った天竜峡中央駐車場の先には天龍峡碑」の脇に長い石段がありますので、天竜峡まで歩くことは断念。後で調べると、天竜峡に架かる吊り橋「つつじ橋」(駐車場から約250m)を経由して龍角峯(りゅうかくほう)展望台(同約400m)へ行けるコースだったようです。余計な行動をしたため時間をかなりロスした後、天竜峡インター入口交差点から国道151号に入って一路南下しました。そのドライブ旅を紹介する前に「三遠南信自動車道」について概観します。

 

三遠南信自動車道(国道474号、路線番号E69)は、長野県飯田市の中央自動車道飯田山本ICを起点として、静岡県浜松市北区引佐町の浜松いなさJCTに至る延長約100kmの高規格幹線道路で、中央自動車道と新東名高速道路とを連結し、奥三河・北遠州・南信州地域への高速サービスを提供します。(出典:国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所) ちなみに、三遠南信とは三河・遠州・南信州の総称です。

飯田市と浜松市を結ぶには国道151号(起点:飯田、終点:豊橋間)沿いのルートが最短コースですが、長野県内は東へ膨らむ国道152号(起点:上田市、終点:浜松市)に沿うルートを、愛知県内は国道151号に沿うルートが選ばれました。国道151号沿いのルートは工事が難しいことと、改良工事が進んでいる国道151号((以前は酷道と称されていた)を利用するのが得策と判断されたのかもしれません。

現時点では、飯田寄り(天竜川の東側)の喬木(たかぎ)IC-程野(ほどの)IC間4.8kmが平成6年(1995年)に、中央自動車道に接続する飯田山本ICから天竜峡IC(天竜川の西側)までの7.2kmが平成20年(2008年)に、そして浜松寄りの新東名高速道路に接続する浜松いなさ北IC-鳳来峡IC間13.9が平成24年(2012年)に開通したことで、全区間の約1/4にあたる25.9kmを走行することができます。ちなみに、開通区間は当面無料で開放されています残り区間は一般道(国道152号のバイパスや改良整備区間など)を利用することになります。また、青崩(あおくずれ)トンネルなどの難工事区間があるため、全区間の開通時期は明らかにされていません。

天竜峡ICから先は新規に工事するルート(龍江IC-喬木IC間は完成)と国道256号を東進して国道152号沿いに出ることになりますから、この区間の三遠南信自動車道のルートを辿(たど)ることは天竜峡IC-龍江IC間が未整備のため、市道を迂回ルートとして利用せざるを得ない現状では、かなり困難です。また、国道152号は青崩(あおくずれ)峠付近で途切れているため、県道369号と浜松市内の林道で兵越峠ルートへ迂回せざるを得ないことも難問です。あれこれ悩んだ末に、今回は厳密に三遠南信自動車道の予定ルートを辿(たど)ることは諦めることにして、天竜峡ICと鳳来峡ICの間は国道151号をドライブすることにしたのです。

[三遠南信自動車道の詳細情報]

飯田市側の飯喬道路は飯田山本IC-喬木IC(22.1km)を結びますが、飯田山本IC-天竜峡IC間と喬木IC-程野IC間(6km、矢筈トンネル、小川路峠道路)が開通済み。天竜峡IC-喬木IC間は工事中。ただし、現在は矢筈(やはず)トンネルが飛地状態にあります。

国道152号(秋葉街道)を活用する区間である小道木バイパス、和田バイパス、小嵐バイパス(計13.77km)の南にある小嵐IC-水窪北IC(青崩峠道路、5.9km)は現在工事中。また、水窪北IC〜佐久間IC間(約14.4km)は環境影響評価の手続きを実施中。佐久間IC-東栄IC間(佐久間道路、6.9km)は平成30年度末に開通予定です。東栄IC-蓬莱峡(ほうらいきょう)IC間も現在工事中。蓬莱峡IC-浜松いなさ北IC-浜松いなさJCT間は供用中です。ちなみに、東栄ICは愛知県東栄町(とうえいちょう)に位置して、国道151号沿いのルートにあります。閑話休題。
 

天竜峡IC入口交差点から入った国道151号(遠州街道、別所街道)は片側1車線で整備された道路です。1.5km余り走って阿智川を渡り、飯田市の南隣にある下伊那郡下篠(しもじょう)村に入りました。そして道の駅「信濃路下条 そばの城」で小休憩。お城の形をした建物の1階は土産物とファストフード、2階にはソバを中心とする食事処がありました。
 
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下條村役場を通過して下伊那郡泰阜(やすおか)村方面へ至る県道83号との分岐点に差し掛かりました。難読な泰阜の村名が気になって後で調べてみました。村のhpによると、漢詩にある「泰山丘阜」からきているとのこと。泰阜の「泰」は水路を自分の両手で拓くの意味があり、「阜」は豊かで盛んな様子を意味しているそうです。
 
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愛知県新城(しんしろ)市まで94kmと表示されていますから、国道151号の先はまだまだ長いようです。
 
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ほどなく長野県の南端、下伊那郡の南端にある阿南町に入りました。天竜川の右岸に位置し、東側に連なる中央アルプス(木曽山脈)を越えた東側(約30km)は静岡県榛原(はいばら)郡川根本町(寸又峡)です。国道151号のドライブ旅は、阿南町の中心部に近い県道244号との分岐点に差し掛かり、
 
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さらに山間に分け入った県道46号との分岐点を通過します。
 
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(続く)

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