« 「同級生との会食」(後編): 二次会はマークシティーモールの”CHELSEA CAFÉ”(チェルシーカフェ)で | トップページ | 東近江市・永源寺の紅葉を観る(その1) »

2018年12月22日 (土)

生活習慣病でもある動脈硬化を改善する

まず、動脈硬化とは何かについて説明しましょう。動脈硬化は、血管の内側にコレステロールなどが付着して血管が狭く硬くなり、血液の流れが悪くなった状態です。全身の血管に生じ、さまざまな健康障害を引き起こします。たとえば、脳への血流を担保する血管が障害を受けると脳梗塞を起こしたり、大動脈に硬化が生じると解離性大動脈瘤(りゅう)といった命に関わる病気を起こしたりすることがあるそうです。ちなみに、動脈硬化は糖尿病・高血圧・高脂血症・肥満・喫煙などの諸原因により発症するとされます。最近、発症した気管支喘息のために通院し始めた医院で受けた心電図検査(波形分析により)動脈硬化が進行していると指摘されたことで、私にとって動脈硬化が大きな関心事になりました。

 

この数年の健康診断(血液検査)において、「中性脂肪」の数値が高いことを常に指摘され、その数値を下げる薬を処方してもらってきましたが、ほとんど改善されていないのです。ちなみに、健康診断(血液検査)において「脂質」に関する項目は「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「中性脂肪」の3つです。LDLコレステロールは「悪玉」と呼ばれており、数値は高いほど良くなく、HDLコレステロールは「善玉」であり、低い方が良くないのです。

 

なかでも多い疾病が「高LDLコレステロール血症」と「高中性脂肪血症」の2つです。その症状を放置すると、徐々に動脈硬化が進み、狭心症・脳梗塞などで突然死するリスクが確実に高まるそうです。このため、「脂質異常症」は「高血圧症」とともに「サイレントキラー」と呼ばれます。なお、「脂質異常症」の原因は、動物性脂肪に偏(かたよ)った食生活や運動不足・喫煙・飲酒などの生活習慣によるものとのこと。

 

肝細胞が破壊されてLDLが細胞外に出ると、血液中のLDLの値が上昇します。「高LDL」を改善するには、運動ではなく食事療法が効果的、つまりコレステロールや飽和脂肪酸の摂取量を減らすと効果があるそうです。具体的には、精白していない穀類(五穀)を主食とし、おかずは季節の野菜や海藻、近海の小魚を中心とした「伝統的な日本食」を食べ、肉や卵などの動物性脂肪を極力摂取しないようにするとLDHを低下させる改善が期待できるとのこと。魚があまり好きではない人は必須脂肪酸であるオメガ3(nー3系)脂肪酸を多く含むエゴマ油や亜麻仁油をサラダなどにかけると中性脂肪を下げることができるでしょう。もし、それで下がらない場合は薬を服用することになります。

 

ちなみに、LDLは細胞内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素のひとつ(乳酸脱水素酵素)、AST(GOT)は体の重要な構成要素であるアミノ酸の代謝にかかわっている酵素、ALT(GPT)はASTと同様であり、LDL/AST/ALTの3つが高値なら肝臓病が強く疑われます。

 

蛇足ですが、意外な食べ物と飲み物を摂取するとLDHを下げる効果があるといわれています。蒸留酒である焼酎はHDLを増やす働きがあり、HDLが増えれば血管壁がきれいになり、動脈硬化を予防することができます。また、チョコレートとココアの成分、カカオポリフェノールにはLDLの酸化を防ぎ、血液の流動性を向上させ、血管をしなやかにする働きがあるようです。コーヒーはクロロゲン酸などのポリフェノールが動脈硬化の抑制に働く可能性があり、LDLの酸化を抑えることも認められているそうです。また、緑茶・紅茶・ウーロン茶も動脈硬化などの循環器病によい影響があるといわれます。

 

一方、「高中性脂肪血症」の原因の多くはアルコールや糖質・脂質の摂り過ぎですから、両方とも控えることが必要です。運動も効果的のようです。このため、薬物療法を継続するとともに、医師のアドバイスにしたがって、好きなアルコールを控え、糖質・脂質の摂取を極力控え(糖質・脂質制限)、さらに毎日軽い運動をすることにしました。青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)も中性脂肪を下げる効果があります。ちなみに、血液サラサラ効果があるEPAは体内で作ることができないため、食事を通して摂取する必要があります。

 

以上を踏まえて私は糖質制限策として食事メニューからご飯を削ること(ローカーボ食化)から始め、アルコールの量を少しずつ減らす努力をしています。脂質制限はバタ-/クリ-ムの摂取を控えることと、牛肉/豚肉などで脂質の多い部位を避け、牛肉(赤身)/鶏肉/青魚(含EPA)を食べるようにしています。また、海藻/きのこ/野菜などに多く含まれる食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑える働きをしますから、これらを意識して食べるように努めています。ちなみに、慢性胃炎で食欲が減退したこの2年間には体重が大幅に減少していますから、これ以上痩(や)せないため、食事の量を増やすように努力しています。

 

運動についても、体調不良のため半年近く休止していた自宅周辺の散歩(ウォーキング)、およびスポーツジムでのウォーキングとエアロバイクに加えて足の筋トレを再開。そして、天気の良い日にはスポーツジムではなく、自動車の通行が少ない道を1日当り8千~1万歩(注、体調が優れない時は複数回に分けて)歩く習慣を復活させました。これは筋肉の量を増やして基礎代謝を高めるためです。これは産業技術総合研究所の10年間の追跡調査によって、『有酸素性運動による動脈硬化の抑制効果が最大になるのは、活発なウォーキングやジョギングなどを週に4~5日、30~60分程度行った場合である』 ことが分かっているそうです。

 

上記を1年間続けることで、次年の健康診断において中性脂肪値の改善が確認されていると良いのですが・・。

« 「同級生との会食」(後編): 二次会はマークシティーモールの”CHELSEA CAFÉ”(チェルシーカフェ)で | トップページ | 東近江市・永源寺の紅葉を観る(その1) »

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 生活習慣病でもある動脈硬化を改善する:

« 「同級生との会食」(後編): 二次会はマークシティーモールの”CHELSEA CAFÉ”(チェルシーカフェ)で | トップページ | 東近江市・永源寺の紅葉を観る(その1) »

2019年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ