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2019年9月 4日 (水)

退院後の体調から気管支喘息の原因を考える

大学病院に緊急入院して気管支喘息の治療を受けると、まさに日を追って症状が改善されました。具体的には、救急センターへ搬入されてから酸素吸入を常時受けたことにより、呼吸困難な症状はほとんど現れなくなり、咳の発生も急減しました。そして、もう一つ、あれほど酷かった鼻水がほとんど出なくなったのです。水のように透明で粘性のない鼻水が出続ける時に感じる鬱陶しさと、それに伴うように頻発する咳は言葉では表現できないほど肉体的かつ精神的に大きな負担でした。
 
そんな苦しい状態が魔法に掛けられたように胡散霧消したのです。温度と湿度が耐えず調整され、毎日のように清掃されるクリーンな病室は気管支喘息には良い影響があるように思われました。というのは昨年10月に駆け込んだ近所の開業医によって気管支喘息と診断されて以来、気管支喘息がさまざまな要因によって引き起こされるアレルギー症状がトリガーになることを関連資料で読み知っていたからでした。花粉、ハウスダスト、住宅内の化学物質、温度の急変など、さまざまなものがあるようです。花粉ひとつを取っても、杉・檜・ブタクサなど四季の移り変わりにしたがってアレルギーを引き起こす要因(アレルゲン)があります。
 
アレルギーの有無については、喘息の初期症状であった激しい咳が現れた昨春、病院で血液検査をしてもらい、スギとヒノキの花粉・ハウスダストなど一般的な5種類についてはアレルゲンが見つかりませんでした。ただし、温度の急変に敏感であるとの自覚症状がその時からありました。また、就寝時と起床時に緒症状が多く現れることから自律神経の不調も原因である可能性があるのかもしれません。
 
救急センターでの応急処置と入院後の治療によって気管支喘息の症状が治まり精神的に落ち着きを取り戻したことで、退院後に気管支喘息の症状が再発しないかどうか気になり始めました。つまり、生活環境が元に戻ることで、アレルギー反応が再び起こるのではないかとの危惧です。このように体力の衰えと再発への心配があったため、退院後は一切外出しないで自宅で療養するつもりで静かな生活を送りました。また、酷暑のピークは過ぎたものの猛暑は続いていますから、熱中症を避けるためエアコンは一日中付けたままにして、水分補給を十分するように努めました。
 
その効果があったのか、初日は鼻水の兆候はまったく見られず、気管支喘息の兆候(咳と呼吸困難)も一切ありませんでした。また、一週間ぶりの軽い入浴も心地良いものでした。そして、一番気になっていた就寝時の呼吸に乱れはまったく感じられず、心穏やかに眠りにつくことができました。大袈裟ではなく、生き返った心地です。
 
退院2日後も何事もなく過ぎ、3日後と4日後になっても体調に異変はまったくありません。そして、早朝の最低気温が25度を下回った5日後には以前から予定されていた所用があったため、退院後において始めて外出しました。徒歩にはまだ自信がありませんから、同居者が運転する車に乗せてもらいました。30分ほどで所用が無事に終わった後も同じ車に乗せてもらって帰宅。このような状況下、一週間ほどで日々の生活サイクルがほぼ正常に戻りました。この状況から見て、花粉やハウスダスト(埃・カビ・ダニなど微生物の死骸など)が原因である可能性は低くなったようです。
 
9日後の月曜日(9月2日)に大学病院の外来を受診しました。担当医師の予約が取ることができた最も早いタイミングです。担当医師の問診では気管支喘息にかかわる諸症状がほぼ無いことを説明するなかで、唯一喉に軽い違和感があり、声が少し枯れていることを伝えました。聴診器を背中に当てた検診では呼吸時の異音もなかったそうです。一か月後にもう一回だけ外来に来るようにとの指示があり、それまでに必要な吸入薬は効果がやや弱い(ステロイドの量が半分の)「レルベア100」(30回分)を処方されました。症状の改善具合と喉への影響が考慮されたと思われます。
 
当面は発作を起こさない体調を維持することに専念することにして、最大の関心事であった気管支喘息の原因については次回の外来診察時に担当医に尋ねてみたいと思います。
 
結言。昨年来徐々に悪化していた気管支喘息の症状が6日間の入院治療によって劇的に改善されましたが、それに加えて全身の体調を整える効果もありました。食欲不振だけではなく、時々発生した下肢の浮腫(むく)みも解消したのです。今回の緊急事態を契機に、生活習慣をさらに見直して体調と体力を改善して行こうと改めて心に固く誓いました。

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