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2020年1月 3日 (金)

箱根駅伝を応援する!(復路編)

前日に続いて2日目も好天で、絶好のコンディションです、定刻の午前8時に往路1位の青山学院大学が芦ノ湖畔の元箱根をスタート。続いて往路のゴール時間差に応じて2位以下のチームが1チームずつスタートし、繰り上げスタートとなった13位以降は一斉スタートとなりました。復路(全長109.6km)は往路より少し長くなっています。これは2つの区間(1区/10区、4区/7区)でコース長が異なるためです。前者は復路(10区)が中央通りの京橋と日本橋を経由)ため1.3km長く、後者も復路(7区)の平塚中継所-大磯間が山寄りの迂回ルートになっているため0.4kmだけ長くなっているのです。
 
さて、山下りの6区(20.8km)は芦ノ湖畔の元箱根をスタートして最初の4.5kmの坂を上り切ると、標高差840mを利用して100mを14秒台のハイスピードで下るタフな区間です。特に、勾配(こうばい)が緩(ゆる)くなる残り3kmはまるで上り坂であるかのように感じられて脚力を奪うと言われます。つまり、5区の上り坂とは異なる難コースなのですが、上手く走れば好記録を期待できるそうです。
 
トップでスタートした青山学院大学の谷野航平(やのこうへい)選手は最初の上り坂を難なくクリアして、約15分後には最高地点を通過し、本人が得意とするという下り坂に入りました。2位スタートの國學院大学と4位スタートで順位を3位に上げた東海大学がその後を追うデッドヒートが展開されそうです。芦ノ湯では東海大学が3分以上あったトップとの差を約1分詰めました。小涌園前では2位の國學院大学はトップと1分25秒差、東海大学はトップと2分24秒差と、いずれもトップの青山学院大学をじりじりと追い上げます。
 
宮下(みやのした)では上位3チームに大きな変化はありません。4位で通過したのは東京国際大学、5位は明治大学、6位駒澤大学です。大平台と函嶺洞門(残り3km)でも上位3チームは小涌園前での間隔を維持したまま通過。湯本駅から並走し始めた青山学院大学の原晋(すすむ)監督が乗る運営管理車から谷野航平選手へ撃(げき、注釈:現在はがんばれと励ますことも意味する)が飛びました。小田原中継所では1位の青山学院大学に続いて2位の國學院大学と3位の東海大学が順に襷(たすき)を渡しました。東海大学はトップ青山学院大学との差を約40秒縮めて2位の國學院大学に5秒差に迫ります。4位は東京国際大学、5位明治大学、6位駒澤大学、7位東洋大学、8位帝京大学です。なお、東海大学の館澤亨次選手が57分17秒、東洋大学の今西選手は57分34秒で、いずれも見事な区間新記録を達成。
 
7区(21.3km)の約2km地点で東海大学が國學院大学を捉えて2位グループを構成し、国府津(こうづ)ICと国府津駅前を過ぎても並走が続きます。トップの青山学院大学は2位グループとの差を維持しながらアップダウンがあるコースを二宮の松並木へ向かいました。その二宮では青山学院大学が2位グループとの差を10秒余り広げ、11km地点を過ぎると東海大学が國學院大学を振り切って単独2位になり、いよいよ青山学院大学と東海大学との一騎打ちです。その後方では明治大学が東京国際大学を抜いて4位へ上りました。
 
青山学院大学は、東海大学に2分差まで詰められながら、大磯の松並木を懸命に抜けて行きます。國學院大学も先行する2チームを追い、明治大学は区間新記録のペースで続きます。平塚中継所では1位の青山学院大学を2位の東海大学が2分1秒差で、2位の國學院大学も3分23秒差で襷を繋(つな)ぎました。明治大学の阿部弘輝選手は歴代1位となる1時間1分40秒の区間新記録。4位は明治大学、5位東京国際大学、6位駒澤大学、7位東洋大学、8位帝京大学です。9位は12位から一気に順位を上げてシード権を狙う早稲田大学。
 
8区(21.4km)は相模川を越える青山学院大学を東海大学が追います。序盤は青山学院大学のペースで進み、茅ヶ崎では東海大学との差を1分10秒とやや広げました。ちなみに、3位の國學院大学はトップと4分13秒差。
 
今回から日本テレビの箱根駅伝関連hpにある様々なデータ・サービスに加えて、「速報マップ」が提供されました。走行する全選手の現在位置がGPSを使ってリアルタイで地図上に表示される優れモノです。テレビの中継画面と併用することでレース展開を立体的に楽しむことができます。
 
湘南道路から県道30号線(湘南新道、戸塚茅ヶ崎線)に入り、東海道本線の高架橋を越え、藤沢バイパス出口交差点から国道1号線の遊行寺(ゆぎょうじ)の坂を上って戸塚中継所を目指します。遊行寺坂では1位の青山学院大学を2位の東海大学が2分55秒差、3位の國學院大学は4分42秒差。4位明治大学、5位東京国際大学、6位グループは駒澤大学と帝京大学です。戸塚中継所では1位が青山学院大学、2位の東海大学は1位と2分丁度の差、3位國學院大学は5分9秒差。4位明治大学、5位東京国際大学、6位帝京大学、7位東洋大学、8位中央学院大学、9位早稲田大学、10位中央学院大学の順に襷を渡しました。そして、創価大学は7秒差の11位。
 
復路最長の9区(23.1km)は緩やかな下りが続き、東海大学が青山学院大学を徐々に追い上げます。しかし、権太坂では1位の青山学院大学とは2分23秒に差へと少し広がり、アップダウンが続く前半のレース展開は膠着(こうちゃく)状態となりました。保土ヶ谷では東海大学の松尾淳之介選手が区間記録に並ぶペースで追い上げますが、青山学院大学の神林勇太選手もほぼ同じペースで快走。横浜駅前(残り8.3km)では2分35秒差と10秒余り差を広げました。鶴見川を渡った川崎市川崎区にある鶴見中継所では1位の青山学院大学(上林勇太選手)が区間記録に近い1時間8分13秒(区間賞)でトップを維持、2位は3分42秒差の東海大学、3位は8分21秒差の東京国際大学、4位明治大学、5位國學院大学、6位帝京大学、7位東洋大学と順位の入れ替わりがあり、早稲田大学が9位から8位へと順位を上げました。そして、9位駒澤大学、10位中央学院大学も次々に襷を渡しました。
 
最終10区(23.0km)は川崎市から多摩川に架かる六郷橋を渡って都内に入り、大手町の読売新聞社前まで続く長丁場ですが、青山学院大学が後続チームを引き離して独走態勢に入りました。前回も10区を走って東海大学の初優勝に貢献した郡司陽大選手が4分近く先行する青山学院大学の湯原慶吾選手(2年生)を懸命に追います。4位の明治大学が3位の東京国際大学を捉(とら)えました。京急蒲田駅前を通過し、大森海岸駅前・鮫洲駅前・品川駅前(残り約9km)を過ぎても青山学院大学の快走は続き、2位との差が僅かですが広がったようです。3位は東京国際大学・明治大学・國學院大学の3チームが競い、6位の帝京大学もこれらチームを追走。
 
田町駅前の三田交差点から都道409号線(日比谷芝浦線、通称:日比谷通り)に入って芝公園前と御成門交差点を通過すると日比谷公園はすぐ近くです。日比谷通りの日比谷交差点を過ぎた馬場先門交差点を右折して、都道406号線を東進し、京橋交差点を左折して中央通りを北上します。
 
芝公園前で3位争いに帝京大学が加わりました。青山学院大学の湯原慶吾選手は中央通りを区間記録に迫るペースで走り、日本橋北詰交差点を左折して大手町・読売新聞社東京本社前のゴールへと直走(ひたはし)ります。そして、湯原慶吾選手は青山学院大学の選手たちが待つゴールのテープを切りました。大会新記録(10時間35分51秒)での総合優勝です。2位は3分2秒差の東海大学(復路新記録、総合新記録)、3位は4チームの争いを制した國學院大学、4位帝京大学、5位東京国際大学、6位明治大学の順にゴール。
 
少し離れた7位 は早稲田大学、1秒差の駒澤大学8位。激しいシード権争いを展開した創価大学が9位と大健闘、10位東洋大学までシード権を確保しました。ちなみに、創価大学の嶋津雄大(ゆうだい)選手は区間新記録(1時間8分40秒)を達成して区間賞を獲得。
 
今回の箱根駅伝は好天と選手のレベルアップが重なって好記録が続出し、レース展開も大いに楽しむことができました。襷が途絶えた3チームの無念さがテレビ画面から伝わります。ただし、怪我による棄権がなかったことは選手の体調管理が行き届いていることを感じさせるとともに、次回の箱根駅伝への期待が膨(ふく)らみました。□

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