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2020年6月15日 (月)

海外出張の9か国目はアメリカ(その2) カリフォルニアのサンフランシスコ

ワシントンD.C.へ出張した翌月(19879月)にはカリフォルニア州のサンフランシスコ9日間の出張をしました。顧客から要請があり、新技術を用いる先進のサービスをプレゼンテーションする目的でした。新技術の開発においては日本企業も競争力がありましたが、サービス分野においてはアメリカが日本より10年ほど進んでいるため、顧客の動向をいち早く知ることが重要なミッションです。

その結果、筆者はトライヤル(試行)を経て数年後にはアメリカで本格的なサービスが導入されることになるとの印象を持ちましたが、実際にはそれから10年以上の導入期間を経てやっと商用化されました。そして、21世紀初頭の現在においては当たり前のサービスとして全世界で普及しています。筆者の仕事(業務内容)についてはここまでに留(とど)めて、初めて訪れたサンフランシスコの魅力的な街並みを紹介しましょう。

最初にプチ蘊蓄(うんちく)です。カリフォルニア(California)は、スペイン領を経て、ネバダ州・ユタ州・アリゾナ州などとともにメキシコからアメリカに割譲(かつじょう)された土地であるため、地名にはメキシコ風、すなわちスペイン語の言葉が多く存在します。まず、カリフォルニアはスペインの神話に登場する空想上の天国を治(おさ)めた女王「カリフィア(Califia)」に由来するとする説が有力のようです。また、カリフォルニア州(人口約4000万人)第2の都市であるサンフランシスコ(人口約85万人、ベイエリア都市圏では約460万人)はキリスト教のフランシスコ会創始者「聖フランシスコ」にちなんで名づけられました。

仕事が一段落した週末の912日(土)、フェリー乗り場がある東地区の埠頭(ふとう)へ向かいました。サンフランシスコ湾に架かる「サンフランシスコ・ベイ・ブリッジ」(説明:別称はサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ、1936年鉄道橋として開通、1963年に自動車専用に変更)が良く見える場所です。下の写真はサンフランシスコ湾にある「ヤーバ・ブエナ島」までの区間を撮影したものです。

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この橋はIS80(Interstate 80/州間高速道路80号線)の一部としてサンフランシスコとサンフランシスコ湾の対岸(約13㎞東)にあるオークランドを結んでいます。瀬戸大橋が1988年に開通するまでは世界一長い吊り橋でした。ちなみに、サンフランシスコへ入る時には通行料金がかかるそうです。

なお、サンフランシスコ湾は南北に伸びるサンフランシスコ半島によって太平洋と隔てられた内海で、南北方向に約60km、東西には約15km、面積が1280平方キロメートルと巨大です。ちなみに、山手線内の面積63平方キロメートルの20倍強(東京23区の丁度2倍)。サンフランシスコ半島の北端にあるゴールデンゲート海峡で太平洋と繋(つな)がっており、その北東でサンパブロ湾と接しています。

反対方向(西方)に視線を転じると、丘(テレグラフヒル)の頂上にある塔と金門橋を見ることができました。この塔は「コイト・タワー」(高さ約64m1933年完成)で、東地区の埠頭の北西約500mの場所にあります。写真の左端には「金門橋」が少し写っています。

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次いで、少し西方(ダウンタウンの北方)、金門橋(ゴールデン・ゲート・ブリッジ)寄りのノース・ビーチにある波止場、「フィッシャーマンズワーフ」を訪れました。”Tarantino’s”(タランティーノズ)や”ALIOTO’S”(エリオットズ)などのシーフード料理店が並んでいます。

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「金門橋」を先ほどよりも少し大きく見ることができました。

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金門橋」は、太平洋とサンフランシスコ湾を結ぶゴールデンゲート海峡に架かる世界一の吊(つ)り橋(注釈:1960年代まで)で、サンフランシスコとその北にあるエリアを結ぶ唯一の主要道路(6車線、有料)の一部になっています。1937年に完成したこの「金門橋」は、全長2,737m、中央径間1,280m(注釈:現在世界一の明石海峡大橋は1,991m)の鋼鉄製吊り橋です。ちなみに、主塔の高さは水面から227m

ビルに囲まれた広場に出ました。

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サンフランシスコらしい傾斜地に広がる町並みです。

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そして、有名なケーブルカー(1873年開通)が停まっていました。「ユニオンスクエア」と「フィッシャーマンズワーフ」を結んでいます。サンフランシスコのケーブルカーはケーブル(ワイヤー)が地下にあるため、一見すると通常の路面電車のように見えます。地下をループしているケーブルを車両が掴(つか)むと前進し、離すと減速する仕組みになっているそうです。なお、車体を停止させるにはブレーキを使う必要があります。つまり、後退することはできません。

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この先にも急な坂がありました。

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写真はそのさらに南方から撮影しました。湾内に見える島は有名なギャングの「アル・カポネ」が収監されたことで知られる監獄の跡がある「アルカトラズ島」のようです。ちなみに、この島は10年後の1997年に訪れています。

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ビル街に設置された小さな街頭時計

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別の日(916日水曜日)の朝、宿泊したホテルから郊外にあるオフィスエリアを撮影

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アメリカへの出張(説明:いずれも新技術と新サービスを主要顧客にプレゼンテーションすることが目的)は、ワシントンD.C.とサンフランシスコに次いで、1988年3月にテキサス州ダラス、同8月にコロラド州デンバーとテキサス州ダラス、同9月にジョージア州アトランタとイリノイ州シカゴ、同10月にはニュージャージー州、同12月にもジョージア州アトランタとテキサス州ダラス、つまり1年半の間に計7回も続きました。これがアメリカでのビジネスを担う子会社への転勤(出向)に繋(つな)がるのです。(終)

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